意気揚々と新社会人になり研修期間を終えて、いざ新入社員として業務に臨もうとしたとき。やる気はあるものの、新人のころはなかなか任せてもらえず仕事が来ない状況もあるかと思います。今回はそんなときにどうしたらいいか、上司にアピールするための方法も併せてご紹介します。
学生と社会人の違い
「1時限目・数学」というように決まった時間割がない会社生活は誰もが最初戸惑うものでしょう。学校のように、決まった時間に決まったことを習い、決まった課題をやって提出するという文化はなく、社会人になれば自分で仕事や課題を見つけることが大事になってきます。上司から基本的な業務命令は出されますが、具体的な仕事内容は自分で見つけたり調べたりしないといけません。最初はこのギャップに苦しむ時期もあるでしょう。
積極的に聞いて活路を見いだす
最初はどういった仕事をしていいかわからないもの。そういうときは、先輩にこの時期どう過ごしていたか、何を学んでいたかを聞くのが得策でしょう。だいたいは皆同じ道を通って成長していきます。先輩も現場で働きながらリアルタイムで習得していくことが多いのです。学校のように1から10まで教えてくれるわけではないので、先輩に質問して積極的に学ぶというスタンスが望まれます。丁寧な指導を受けたときは、もちろん誠意を持って感謝の意を伝えましょう。
報告・連絡・相談を徹底する
自分に自信がないときほど、どうしても先輩や上司への連絡を怠りがち。失敗していたら無能だと思われるのではないかという不安があれば、なかなか報告しにくい気持ちもわかります。こんな低レベルなことを質問していいのかと思い、遠慮する方もいるでしょうね。
しかし、上司からしてみれば、なんの連絡もないうちに業務が進んでいって取り返しがつかなくなることのほうが怖いのです。それに、最初からなんでもできる部下よりも、失敗しながらも健気に頑張る姿勢のほうが好評価につながることもあります。むしろ失敗を経験しているほうが、後々出世したときに部下の気持ちをわかってあげられる素晴らしいリーダーになることだってあるでしょう。いずれにせよ、新人は心配しても許されるころなので、恥を捨てて積極的に質問することが大事です。そして同じ質問を二度としないでいいように、1回で理解する努力をしましょう。
まとめ
新入社員は右も左もわからず、大変な時期もあるでしょうが、このころの頑張りが後からきちんとした評価で返ってきます。積極的に仕事に臨んでいきましょう。
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