とっさに振られて困ってしまう…新入社員の自己紹介を乗り切る方法

晴れて社会人になったら、新入社員として広く自分を知ってもらう必要があります。突然振られても慌てずに、”自己アピールのチャンス到来”と考えて自己紹介しましょう。周りはあなたのことを知らない人ばかりですから、自己紹介であなたの第一印象が決まる場合もあります。

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自己紹介をする場面は、入社時や配属時、初朝礼や歓迎会など様々なシチュエーションが考えられますよね。先輩と同行して取引先の方に初めてお会いする時にも、自己紹介して印象づけたいもの。具体的な自己紹介の仕方や好印象を残せるポイントをご紹介します。

基本的な構成

学生の時と違ってビジネスシーンでは、基本的な自己紹介の構成を決めておけばスムーズに話し始められます。ウケを狙ったり、場を和ませる必要はありません。基本的には、簡単な自己紹介、今後の抱負、指導をお願いする言葉、の3つになります。この3つをしっかり準備しておけば、相手や場面に適した挨拶ができます。特に入社時期はたくさんの新入社員が自己紹介をすることになりますから、聞いている相手のことも考えて長すぎる自己紹介はNGです。

例えば、これから毎日一緒に仕事をする職場の方々へは3つとも全て話すパターンを、取引先の方に初めて会う時は、簡単な自己紹介を話せばよいですね。同行した先輩や上司が取引先の方に指導をお願いする場合が多いので、簡単な自己紹介の後に「よろしくお願いします」と一言付け加えるだけでよいでしょう。

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簡単な自己紹介

それでは、相手に好印象を残す簡単な自己紹介の事例をご紹介しましょう。これから一緒に仕事をする職場の皆さんには、できるだけありのままの自分を知ってもらい、親しみやすさを感じてもらえるように話すのがポイントです。

・事例①

本日配属されました〇〇でと申します。私の実家は△△で、大学までずっと地元を離れたことがありませんでした。このたび親元を離れて社会人としての第一歩を踏み出すことになりました。こちらの習慣や地理を覚えて、すぐに動けるようになりたいと思っています。

・事例⓶

本日こうして、こちらの会社の一員となれたことに大変感謝しています。就職活動をする中で、こちらの〇〇という製品や開発された経緯を知り、ぜひ自分もここで仕事がしたいと思ってきました。

・事例③

私の大学時代の専攻は微生物の研究でしたが、この会社の社員として専門ジャンルにとらわれず、いろいろなことに興味をもって仕事に取り組みたいと思っています。たくさんの皆さんを前に話すのは初めてなので緊張しています。

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今後の抱負

簡単な自己紹介の後に今後の抱負を話す場合には、先輩方に失礼のないような気配りも必要です。今までにない新しい風を送り込みたい、という意気込みをもつのは素晴らしいことですが、現状を否定するような言い方はNG。先輩方が築き上げた会社の土台があってこそ、新入社員の自分が頑張ろうと思えるという感謝の気持ちを表しましょう。

・事例①

本日から△△部に配属になりました〇〇と申します。こちらの部署で社会人生活のスタートをきることができることに感謝しています。商品の開発に重要な役割を果たしてきた先輩方を目標に頑張っていきたいと思います。

・事例⓶

先ほどは、部長から心あたたまるお言葉をいただき大変感激しています。私も微力ながら△△部の戦力としてお役にたてるよう精進していきたいと心を新たにしています。

・事例③

こちらに来るまで大変緊張していたのですが、△△部に来て先輩方に温かく迎えて頂き、とても嬉しく有り難く感じています。これから早く仕事を覚えて会社に貢献できるように努めていきたいです。

支援、指導をお願いする言葉

これからの支援や指導をお願いする挨拶は、社会人生活の中では何度も繰り返し使うことになる言葉です。ベテランになっても常に取引先の方には支援をお願いしますし、いろいろな場面で指導をお願いすることがあります。

それゆえ、うわべだけの言葉になってしまわないように話すことがとても大切です。新入社員の間はしっかりとお辞儀をし、笑顔で話すなど表情豊かにすることで、相手に好印象を残すことができるでしょう。相手との信頼関係が築けてきたら、握手をするなどのボディランゲージをプラスしてみてもいいかもしれません。

・事例①

まだまだ未熟者ですが、皆さんのご指導に耳を傾け、真摯に仕事と向き合っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

・事例⓶

前職では△△の経験があるものの、こちらの業務を通じてさらに勉強していきたいと思っています。皆さまのご指導を仰ぎながら、早くルールを覚えていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

・事例③

新入社員で皆さまにご迷惑をおかけすることが多々あると思いますが、頑張りたい気持ちはしっかり持っています。なんでもお気づきのことがあればお声をかけて頂ければ嬉しいです、どうぞよろしくお願いします。

■まとめ

上手くやらなければと緊張しがちな新入社員の自己紹介ですが、先輩や上司も楽しみにしているものです。少々滑舌が悪くなったり、うまく話せなくても、何年か先には笑い話になることもありますよ。新入社員らしくフレッシュに熱意のある自己紹介をすれば、職場の雰囲気も明るくなるでしょう。

貴重な仕事の時間に、自分の自己紹介を聞いて頂いている、というふうに考え、最低限のマナーは守りたいですね。大きな声で相手が聞き取りやすいようにゆっくり話す、顔をあげて相手に向かって話すことに留意しましょう。笑顔で話すことができればベストですが、緊張してしまった場合には話し終わった後に笑顔でお辞儀をするだけでも印象が変わります。新入社員の1年間は、二度と味わえない時間と考えて、はつらつと自己紹介しましょう。

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