男女1万人の離婚事情!離婚の多い職業・地域・世代は?

 リクナビNEXT編集部は、厚生労働省・総務省が発表している調査結果をもとに、職種・地域・年代別の離婚事情のインフォグラフィックスを作成しました。やはり忙しい職種の方が離婚率が高いのでしょうか?早速検証してみましょう。

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 まずは離婚件数が多かった職種です。

 1位から順に男性ではサービス業、建設・採掘業、輸送・機械運転業、女性では機械運転業、建設・採掘業、サービス業でした。

 順位は違うものの、トップ3にランクインする職業が男女共に共通していることが分かります。更に、1年以内の離婚率を見ると、男女ともにサービス業が1位という結果に。サービス業は土日に休みである仕事が少なく、夫婦で休みが合わずすれ違うことが、この結果につながっているのかもしれませんね。

 次に、地域による離婚数の差です。離婚件数が多い順に、沖縄県、大阪府、北海道という結果に。大阪府と北海道は、47都道府県の中で人口ベスト10に入りますが、沖縄県は28位と、離婚率が高いことも示唆されます。日本随一の南国・沖縄県はおおらかでポジティブな人が多いイメージがあるので意外な感じもしますよね。

 最後に離婚が多かった年代は、男女共に1位は30-34歳。男性の2位が35-39歳、3位が25-29歳に対し、女性の2位は25-29歳、3位は35-39歳でした。厚生労働省のデータによると、全国の初婚の平均年齢は男性30.4歳、女性28.6歳。熟年離婚が増えているとはいえ、やはり結婚して数年で離婚する人が多いのですね。

 近年、3組に1組が離婚しているといわれます。バツイチという言葉も一般的になりましたが、依然離婚には大変なパワーを使うもの。せっかく縁あって結婚したのですから、なるべく継続できるようにしたいですね。

文・山上景子

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