第4回Good Action アワード あなたが主人公主人公のactionを募集します

about

グッド・アクションとは

世の中でGOODな職場・環境・取り組みが、あなたにとってGOODとは限らない。働く個人が100人いれば、100通りの働き方があり、それぞれの働き方に合ったGOODな取り組みが存在します。そんな中でも、GOOD ACTIONでは『 働くあなたが主人公となり、想いを持って始めた取り組みが、少しずつ周囲の人を巻き込みイキイキと働ける職場の共創へと繋がっていく…そんな可能性を秘めた取り組み(ACTION)』に光をあて応援します。

みんなで積み上げる★ 今まさに発掘途中の★    未来に飛び始めた★ 一人ひとりが生み出すACTIONを 輝く星で表現しています。

一人ひとりが生み出すACTIONを輝く星で表現しています。
いろんな「主人公」がいるからこそ、
星もいろいろな大きさ・形をしています。

実は、ロゴの真ん中にある空白部分も星の形をしています。
次はあなたのACTIONでこの空白を埋めてほしい、
そんな思いを込めました。

award

受賞結果

第4回グッド・アクション表彰式

2018年2月13日、「第4回GOOD ACTION」の表彰式を開催しました。「働くあなたが主人公」をテーマに掲げ、新しい働き方を推進する職場に光を当てるプロジェクトとして進めた今回。多数のご応募の中から書類審査を通過した取り組み先へ事務局が訪問し、現場と担当者の想いを中心にお話を聞かせていただきました。その後、最終審査を経て選出された8つの取り組みを「GOOD ACTION」として発表しています。当日の表彰式の模様を、受賞取り組みの担当者さまや審査員のコメントを交えてご紹介します。

Good Action

表彰式の様子

審査員総評

人間の弱さと正面から向き合う、素晴らしいアクション
若新 雄純 氏

慶應義塾大学特任准教授/株式会社NewYouth代表取締役

10年ほど前から「ダイバーシティ」という言葉が流行りだしたとき、僕はさまざまな論文を読んで、大学の先生と議論していました。先生は「日本だけでダイバーシティを語ってもしょうがない」と言いました。多民族で他宗教な人たちがごちゃまぜになっている欧米の実状を、日本人が簡単に理解できるはずがない。そして、それを理由に戦争を繰り返している。そんな、「決して解り合えない」という違いの中で共存していくということがダイバーシティの本質だ、と。その人間の難しさや不完全に向き合っていくことが、多様性を活かすという取り組みなのでしょう。

パプアニューギニア海産の武藤さんは「人は信頼できないもの」だとはっきりおっしゃっていました。その思いは応募書類の段階からひしひしと伝わってきたんです。人なんて信頼できない。フリースケジュール制度を進めれば、もしかすると大失敗するかもしれない。それでも武藤さんは、そこから人の可能性を見出そうとして取り組みを続けてきました。つまりそれは、人間そのものと正直に向き合い続けるということだと思います。「挑戦を続けていく」という言葉で締めくくられていたのも印象的でした。

ヌーラボさんの取り組みも、根底は同じだと思っています。メンバーは多国籍で、オフィスもバラバラ。そもそも、一つにまとまるなんていうことは難しい環境です。それでも互いの顔をいつでも思い出せるようにと、大きな予算を割いて一大イベントを開催する。人間がどれだけ弱くて、思い通りにいかないものなのかを真剣に考えているからこそ、これだけの取り組みを実行できているのではないでしょうか。

2取り組みとも、人間というものの弱さや難しさ、不完全さと正面から向き合う素晴らしいアクションでした。

「あなたは主人公なのだ」という気づきを与える仕組み
守島 基博 氏

学習院大学経済学部経営学科 教授

今回のGOOD ACTIONのテーマは「一人ひとりが主人公になる」ということです。会社という組織は、大きくなればなるほど、一人ひとりが主人公になるのは難しくなるもの。特に経営層からは一人ひとりの頑張りが見えません。人事管理のシステムでは、隠れた貢献者に光を当てることは難しいのです。

Fringe81さんとUZUZさんの取り組みは、一見すると非常に似ているように感じます。両社とも、現場レベルの隠れた貢献者に光を当て、「あなたは主人公なのだ」という気づきを与えています。また、成果給や仮想通貨のような仕組みで、「ありがとう」という気持ちだけでなく明確な報酬も送れるという点が共通しています。働いている人たちが、なかなか主人公になれない。そんな職場の現実に立ち向かう、素晴らしい取り組みだと思います。

もちろん両社にはそれぞれ、独自のポイントもあります。Fringe81さんの場合は、この取り組みが新たな社内コミュニケーション活性化策としても機能しています。多様性が重視される時代にあって、最近は社内コミュニケーションが難しくなってきていると言われますが、その課題解決にも道筋をつけていると言えるのではないでしょうか。UZUZさんの場合は、この制度の出口の一つとして新規事業創出という大きな成果につながっています。「こんな事業をやれば面白そう」というアイデアを持つ社員の、まさにウズウズとした気持ちを発揮する機会につながっていました。

取り組みを一過性のムーブメントで終わらせないために必要なこと
アキレス 美知子 氏

SAPジャパン株式会社 バイスプレジデント
横浜市政策局男女共同参画推進担当参与
NPO法人GEWEL アドバイザリーボード チェア

GOOD ACTIONも今回で4回目を迎えました。毎年さまざまな取り組みが寄せられ、選ぶのが本当に難しいと感じています。審査員の個性もかなり多様で、意見が一致しないことのほうが多いんです。今回惜しくも受賞しなかった方々も含めて、素晴らしい取り組みばかりでした。ぜひ次回もチャレンジしていただきたいと思います。

さて、GOOD ACTIONに成功していると思われる取り組みには共通点が5つありますので、お話しします。まずは「担当者に強い問題意識がある」こと。そして「コンセプトが非常にシンプルであり、分かりやすい」こと。さらに「周囲を巻き込む力が非常に強い」こと、「効果や個人にとってのメリットが分かりやすい」こと。最後に、「浸透するしくみがある」ということです。こうしたポイントがそろうことで取り組みが一過性のムーブメントにとどまらず、さらに深く広く進化していきます。

渋谷ウェルネスシティ・コンソーシアムさんと、建設コンサルタンツ協会(若手の会)さんの取り組みには、5つのポイントがはっきりと感じられました。さらにこの2つの取り組みは、「個人の思い」と「企業・社会のニーズ」が一致しているという点でも際立っています。健康経営は時代の要請であり、企業側は健康増進を重要な経営課題として意識し始めています。少子高齢化で若手の重要性が高まる中、若手自身がどうアクションしていくかというテーマも非常に大切です。両社の取り組みは社会の活性化にもつながります。これからますます発展していくことを期待しています。

自分たちが主役となり、社内外の人を動かし、公に貢献する
藤井 薫 氏

株式会社リクルートキャリア リクナビNEXT編集長

会社が主導するのでも国が主導するのでもなく、「たった一人の想い」から始まった動き。そんなアクションをたくさん拝見し、審査をさせていただきました。

ヤフーさんの取り組みから感じたのは、「個人のさらなる可能性」です。今、企業はオープンイノベーションを合言葉に、蓄積した企業の経営資源を多重活用して、海外展開やバリューチェーンの拡大を目指しています。同じように個人も、自分たちが持っているさまざまな経験資源を多重に活用できる時代なのではないでしょうか。労働人口減少が続く日本ですが、個人に眠る隠れた才能を発露すれば、実質的な労働人口を増やすこともできるかもしれません。

CRAZYさんはオフィスを「自分たちで作っていくもの」と表現していました。私たちは、日頃自分たちが向き合っている職場のあり方に、どこまで主体的に関与できているでしょうか。働き方や生き方が多様化しいく今こそ、自らが、生き方と働き方を高次に融合する職場つくりに関与する機会がある。「境界線を曖昧にする」という言葉に深く考えさせられた思いがします。

GOOD ACTIONの4回目のテーマである「主人公」。この漢字は「主」「人」「公」の3つに分解できます。今回の8つの受賞取り組みには、それぞれ「主」「人」「公」の可能性を感じました。自分たちが「主」役となり、社内外の「人」の心を動かし、社会の要請である「公」に貢献していく。そんな共通項を感じました。禅語の主人公には、自由自在という意味もあります。GOOD ACTIONは完成品として終わらせるのではなく、今後もずっと変わり続いていく自由自在な取り組みなのだと思います。

Outline

応募要項

開催趣旨
開催趣旨についてはこちら
募集締切
2017年9月29日(金)23:59まで ※募集は終了しています。
2018年2月13日(予定)に行われる表彰式にて表彰、および、GOOD ACTIONサイトにて取り組みを紹介させていただきます。
審査委員
審査委員についてはこちら
応募対象
日本で企業活動を行う企業、団体
応募条件
働く社員と職場を盛り上げる取り組みはすべて( 過去の受賞事例はこちら
※メディアからの取材、GOOD ACTIONの審査・活動にご協力いただけることを前提とさせていただきます。
審査基準
担当者の「想い」をベースに、「課題をどのように捉えにいったか」「実施した施策内容の独自性や工夫」「成果・反響」などから総合的に審査
審査方法
①書類審査:本サイトのエントリーページより応募いただいたシートを元に審査
②訪問審査(10~11月頃):①を通過した取り組みへ事務局が訪問し、取り組み主体者と取り組みに参加している社員の方へヒアリング
③最終審査(12月頃):①と②を元に受賞取り組みを選出
※審査の結果は電子メールまたは電話にてご連絡いたします。
※エントリーの際に頂いた応募シート等の応募書類は、すべての最終審査の終了後に適切な方法を用いて破棄いたします。
注意事項
・応募時にいただいた内容(社名・部署名・氏名を含む)は本来の意図を損なわない範囲で加筆・修正の上、リクナビNEXT上(GOOD ACTIONサイト)へ掲載させていただきます。なお、リクナビNEXT上(GOOD ACTIONサイト)に掲載した記事の著作権はすべて株式会社リクルートホールディングスに帰属するものとなります。
・主催が必要と判断した場合には、募集要項を変更できるほか、本企画の適正な運用を確保するために必要なあらゆる対応をとることができるものとします。
プライバシー
ポリシー
(株)リクルートホールディングス(以下、「当社」といいます)は、お客様の個人情報を、本企画の実施並びにこれらに付随する業務遂行のためにのみ利用いたします。
お申込みに必要となる項目を記入、または入力いただかない場合は、本企画に参加ができない場合があります。
当社は個人情報を取扱う業務の一部または全部を外部委託することがあります。
個人情報の取扱いに関するお問合せは「本件に関するお問い合わせ先」よりご連絡ください。
原則として本人に限り、「個人情報の利用目的」の通知、登録した個人情報の開示、訂正、追加または削除、利用停止、ならびに第三者への提供の停止を求めることができるものとします。具体的な方法については問い合わせ先にご連絡ください。

Judges

審査員

守島 基博 (もりしま もとひろ)

学習院大学経済学部経営学科 教授

80年慶應義塾大学文学部社会学専攻卒業。86年米国イリノイ大学産業労使関係研究所博士課程修了。人的資源管理論でPh.D.を取得後、カナダ国サイモン・フレーザー大学経営学部助教授。90年慶應義塾大学総合政策学部助教授、98年同大大学院経営管理研究科助教授・教授、01年一橋大学大学院商学研究科教授を経て、2017年より現職。厚生労働省労働政策審議会労働条件部会委員、財務省独立行政法人評価委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、経営行動科学学会長などを兼任。

著書に『人材マネジメント入門』、『人材の複雑方程式』(共に日本経済新聞出版社)、『人事と法の対話』(有斐閣)などがある。

アキレス 美知子
(あきれす みちこ)

SAPジャパン株式会社 バイスプレジデント
横浜市政策局男女共同参画推進担当参与
NPO法人GEWEL アドバイザリーボード チェア

上智大学比較文化学部経営学科卒業。米国Fielding大学院組織マネジメント修士課程修了。富士ゼロックス総合教育研究所で異文化コミュニケーションのコンサルタントを始め、シティバンク銀行、モルガンスタンレー証券、メリルリンチ証券、 住友スリーエムなどで人事・人材開発,の要職を日本及びアジアで歴任。あおぞら銀行常務執行役員人事担当、資生堂執行役員広報・CSR・環境企画・お客さまセンター・風土改革担当を経て、現在に至る。

2010年APEC女性リーダーネットワーク、2011年APEC女性と経済サミット、2012年APEC女性と経済フォーラムに日本代表メンバーとして参加。 日本生産性本部ダイバシティセンター参与、女性パワーアップ会議推進委員、エンパワーメント大賞(日本生産性本部主催)審査員、HRアワード(日本の人事部主催)審査員、NPO法人ISLのコーチ、一般社団法人ジャパンダイバシティネットワーク呼びかけ人なども勤めている。 プライベートでは、米国人の夫をもち、二人の娘の母親でもある。

若新 雄純 (わかしん ゆうじゅん)

慶應義塾大学特任准教授/株式会社NewYouth代表取締役

専門は産業・組織心理学とコミュニケーション論。人と組織、地域社会などにおける新しいコミュニケーションのあり方やオープンイノベーション政策を模索する研究者・プロデューサーとして活動中。
全員がニートで取締役の「NEET株式会社」や週休4日で月収15万円の「ゆるい就職」といった新しい組織のあり方や働き方を模索する実験的プロジェクトや、女子高生がまちづくりを担う福井県鯖江市の公共事業「鯖江市役所JK課」などを企画・実施。

慶應義塾大学大学院修了、修士(政策・メディア)。慶應義塾大学SFC研究所「ゆるいコミュニケーション・ラボ」のプロデューサーも務める。著書に『創造的脱力~かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論』(光文社新書)がある。

藤井 薫 (ふじい かおる)

株式会社リクルートキャリア リクナビNEXT編集長

1988年慶応大学理工学部卒業。リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)に入社。B-ing、TECH B-ing、Digital B-ing(現リクナビNEXT)、Works、Tech総研の編集、商品企画を担当。TECH B-ing編集長、Tech総研編集長、アントレ編集長・ゼネラルマネジヤーを歴任。2007年より、リクルートグループ固有のナレッジの共有・創発を推進するリクルート経営コンピタンス研究所 コンピタンスマネジメント推進部、グループ広報室に携わる。2014年より、リクルートワークス研究所Works編集兼務。2016年4月、リクナビNEXT編集長就任。

concept

コンセプト

  • フラットな関係性による
    “SHOKUBA”の共創に光をあてる

    「人材不足」「働き手の多様化」「生活と仕事の垣根の消滅」。いま、働く環境はかつてない変化をとげています。
    企業と働く個人の関係も、従来の「雇う」「雇われる」という上下関係の中で生まれる働き方では、ともに成長していくことは難しくなっています。
    これからは、「企業=働く個人の声に寄り添う」、「働く個人=企業に自らの働き方を申し出る」というフラットな関係となり、働く個人も主人公として企業とシナジーを生むことができる時代がやってきています。
    働く個人と企業のフラット関係性による”SHOKUBA”の共創に光をあて表彰することで、同じように悩む企業や一人ひとりの働き手が一歩を踏み出せるようなヒントを提供できればと考えています。

  • 従来の雇用関係 上下の関係 雇用関係の変化要因 これからの雇用関係 フラットな関係 フラットな関係性による”SHOKUBAの共創”
閉じる パプアニューギニア海産の武藤北斗さん。「縛らない」「争わない」という価値観を共有したいという熱い想いを語ってくださいました。
閉じる 株式会社ヌーラボのみなさま。「Nulab Night」の盛り上がりさながらに、ノリノリで記念写真を撮影!
閉じる 株式会社Fringe81の田中弦さん。同社が開発した「Unipos」は、同じような課題を抱える企業の課題解決にも貢献しています。
閉じる 株式会社UZUZのみなさま。「会社が社員に合わせていくべき」という言葉に、多くの来場者がうなずいていました。
閉じる 渋谷ウェルネスシティ・コンソーシアムの平井孝幸さん。取り組みは拡大を続けており、渋谷区以外の企業の参加も歓迎しています。
閉じる 建設コンサルタンツ協会・若手の会の伊藤昌明さん。業界の将来に向けた課題や若手の想いを、熱い言葉で語っていただきました。
閉じる ヤフー株式会社のみなさま。公式アナウンス部の「美声」と「話すスキル」に、会場からは驚きと賞賛の声が上がっていました。
閉じる 株式会社CRAZYのみなさま。リノベーションに参加して「自分たちのオフィス」を作り上げた仲間とともに記念撮影です。
閉じる 全員参加型のワークショップでは、この日初対面の方々がチームを組み、白熱した議論が交わされました。
閉じる ワークショップのファシリテーターを務めた若新雄純さん。学生さんの手による「ビジュアルレコーディング」にも注目が集まりました。
閉じる ワークショップの講評で、参加者に「とあるツッコミ」を入れる守島基博さん。大盛況の内に幕を閉じました。
閉じる 司会進行は、リクルートキャリア・秦野優子が務めました。土日はラジオパーソナリティとしても活躍しています。