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電池と液晶──企業ブランドの統一やグループ再編を進めるパナソニックにとって、この2つは戦略的な事業分野。圧倒的な投資と技術力で、世界市場を席巻しようという熱いエネルギーがある。その中軸を担っていくのが中途採用エンジニアだ。
(取材・文/広重隆樹 総研スタッフ/宮みゆき 撮影/栗原克己)作成日:08.11.19
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液晶、プラズマを合わせると、パナソニックの薄型テレビ事業は1,100万台の販売台数の大事業だ。今年10月にはテレビの累計生産段数が3億台を突破したが、これは世界のメーカーとして初めてのこと。世界人口の実に4.5%にあたる数字で、これだけの規模の事業に関われるエンジニアは、そう多くはいないはずだ。
今回、液晶デバイス関連の技術者採用を進めるのは、2010年1月に稼働予定の姫路新工場のため。姫路工場では、第8世代のガラス基板を使った液晶デバイスの生産を行う。
パナソニックで液晶技術にかかわる醍醐味はほかにもある。
なにより、パナソニックには液晶デバイスだけでなく、それをテレビという最終商品としてまとめ上げる力がある。
AVCネットワークス社
LCDデバイス事業推進室 参事 竹澤浩義氏
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