今回のわかばちゃん、なんとソースコードをクラウド上で共有して、他のユーザーとコラボレーションしながら開発をしていく「ソーシャルコーディング」に挑戦します!
GitHubを使ってみよう
そもそもソーシャルコーディングとは
ソーシャルコーディングっていうのは、「ソースコードをクラウド上で共有して、他のユーザーとコラボレーションしながら開発をしていく」ということよ。
複数人で開発できる仕組みについては マンガでわかるGit 6話 「集中型と分散型、何がどう違うの?」 で解説したわね。
GitHubでアカウントを作ろう
さっそくGitHubのアカウントを作りましょう。
GitHubのトップページにアクセスして、
- 希望するユーザーネーム
- メールアドレス
- 希望パスワード
を入力しましょう。
- 公開リポジトリ無制限(無料)
- 公開リポジトリ無制限 + 非公開リポジトリ無制限(有料)
GitHubは、だれでも無料で公開リポジトリを何個でも作ることができます。有料プランに入れば、さらに非公開リポジトリを何個でも作ることができます。
無料で使いたい場合は、Unlimited public repositories for free を選択して、Continueをクリックしましょう。もちろん、最初は無料で使ってみて、非公開リポジトリが作りたくなったときに有料プランに入ることも可能です。
このあと確認用のメールが届くから、届いたメールに記載のURLをクリックしてね。これでアカウントの登録は完了よ。
GitHubでリポジトリを作ろう
画面右端の「+」マークをクリックし、New repositoryをクリックしましょう。
練習用に、hello-worldという名前のリポジトリを作ってみましょう。リポジトリの名前と説明文を入力し、Initialize this repository with a READMEにチェックをつけましょう。
Create repositoryをクリックします。
さっきチェックをつけたおかげで、GitHubがリポジトリの中にREADME.mdというマークダウンファイル(テキスト)を作成してくれました。
SourceTreeでクローンしてみよう
今GitHub上に作ったリポジトリをSourceTreeでローカル(自分のパソコン)にクローンしてみましょう。
SourceTreeのインストール方法はこちら
マンガでわかるGit 第2話「Gitを簡単に使えるツールをインストールしよう」
[Clone or download]をクリックします。このリポジトリのURLが表示されるのでコピーします。
SourceTreeを開き、[新規/クローンを作成する]をクリックします。
[元のパス]に先ほどコピーしてきたURLをペーストします。
保存先のパスは、自分のパソコン内の好きな場所を指定します。
[リポジトリをブックマーク]にチェックをしておくことでSourceTreeのサイドバーにリポジトリへのリンクを固定しておくことができるのでおすすめです。
[クローン]をクリックします。
おめでとうございます!
GitHub上のリポジトリが、そっくりそのままダウンロードされてきました!
意外と簡単にできた!
これで、他のユーザーと同時並行で編集ができる準備が整ったわ。
登場人物紹介
著者プロフィール
マンガ:湊川あい(みなとがわ あい)
フリーランスのWebデザイナー・マンガ家・イラストレーター。マンガと図解で、技術をわかりやすく伝えることが好き。「マンガでわかるGit」書籍版発売中!
主な著書 わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本・わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門・わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉
Twitter: @llminatoll