2月14日はバレンタインデー。会社の女性から義理チョコをもらってうれしい人もいれば、ちょっと面倒くさいと思う人、義理チョコさえもらえなくて寂しがっている人など反応はさまざまです。一方、その1カ月後の3月14日にはホワイトデーがあります。本命チョコにお返しする人は多いでしょうが、義理チョコにもお返ししたほうがいいのでしょうか?お返しするとすれば、どんな商品を選ぶのがいいのでしょうか?義理チョコのお返しでセンスが悪いと思われては、たまったものではありません。会社の女性にドン引きされたり失笑されないお返しの仕方についてご紹介します。
義理チョコのお返し、返す?返さない?
ライフメディアのリサーチバンクが行った「ホワイトデーに関する調査」(2015年、対象:20~59歳の男性、有効回答1000件)によると、義理チョコをもらう気持ちは60%が「うれしい」と回答。義理チョコをもらった人に対し、お返しをするかを尋ねたところ、57%が「全員にする」と回答し、「しない」人は18%程度でした。
義理チョコをもらった人の約6割がホワイトデーでお返しをするという結果を「律儀」と受け取るか、「6割だけ?」と考えるかは人それぞれでしょう。同じくリサーチバンクの調査で、バレンタインデーやホワイトデーがどのようなものかという質問に対し、男性たちの回答は「自分には関わりのない行事」(30%)、「配偶者や恋人に愛や感謝を伝える日」(24%)、「面倒な行事」(22%)というものでした。
「これをきっかけに親密な仲になりたい」という下心がある人を除いて、多くの男性が、バレンタインデーやホワイトデーをどこか面倒くさいと感じているようです。特に、明らかな義理チョコの場合、うれしいような、うれしくないような…。
「義理チョコでも、社内で自分だけもらえなかったら切ない」「もらったらうれしいけど、ホワイトデーのお返しを考えるのは面倒」「お返ししないと社内の女性から総スカンを食いそう」「お返しすると、彼女に勘違いされそう」などと、いろいろ気を使うことが多いようですね。
お返しする派のための失敗しないお返しの選び方
義理チョコにお返しする約6割の人のために、失敗しない無難なお返しの選び方をお伝えします。
・商品
ホワイトデーのお返しと言えば、クッキーやキャンディーやマシュマロなど、手軽につまめるものが主流です。この3点のどれかを選んでいれば、まず間違いはありません。リサーチバンクの調査では「クッキー」が32.3%でトップでした。
・金額
義理チョコは500円から2000円以内が予算と言われており、それと同額程度のお返しをするのが良いでしょう。リサーチバンクの調査によると、お返しの予算については「500円から1000円未満」が47.4%でトップでした。
・注意点
あくまでも義理チョコのお返しですから、高額なものを避けましょう。高額商品をもらっても相手が困るだけです。たとえば、ジュエリーや香水などは、義理チョコのお返しにはマッチしませんし、「セクハラ!?」と嫌がる女性もいるので避けた方が無難です。
もうワンランクUP!好感度を上げるお返し
「どうせあげるなら、自分の好感度も上げたい!」、「ちょっと気になる子に、引かれない程度に良いものをあげたい」という人へワンランク上のお返しの選び方をご紹介します。
・消耗品
消耗品は相手への負担感が少なく良いチョイスです。たとえば、リップクリームやハンドクリームは、女性ウケも良く、季節的にもベストアイテムです。ドラッグストアで買えるものではなく、ロクシタンやザ・ボディショップ、ジョンマスターオーガニックをはじめとする専門店で購入するのがオススメ。2000~3000円ほどで手に入るでしょう。
・ブランド物のお菓子
ゴディバやピエール・マルコリーニのチョコレートやクッキー、ラデュレのマカロンなど、女性向けのかわいらしい商品をプレゼントすると好印象です。ブランド物のお菓子は、少量でも格好がつき、こちらも女性ウケが良いお返しです。
・注意点
いくら気になる子へのプレゼントでも、高額すぎるものはやはり引かれてしまいます。ホワイトデーのお返しは、高くても3000円以内に抑えるほうがお財布にも優しく、オススメです。
義理チョコのお返しは張り切りすぎず、無難な商品を
義理チョコのお返しは、500~1000円くらいの品物が無難です。チョコをくれた女性に気がある場合でも、3000円以内に抑えましょう。バレンタインデー、ホワイトデーはあくまで、これまでお世話になった人への感謝の気持ちを示す行事と受け止め、気軽にプレゼントしたり、お返ししてみてはいかがでしょうか。それで社内のコミュニケーションがより良好になれば、イベントとしての意味合いも増してくるでしょう。
ライフメディア リサーチバンク
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