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憧れ企業にスカウト転職できたエンジニアの生レジュメが見たい(3):待ちに待った会社からのオファーに返信!緊張の面接!
Tech総研ブロガーで活躍中の「わくたま」さん。リクナビNEXTスカウトでランキング5位を果たし、希望の転職を果たしたその転職プロセスと、スカウト活用術をお伝えする3回シリーズの最終回。いよいよオファーへの返信と面接の様子を再現します。
(取材・文/入倉由理子 総研スタッフ/宮みゆき イラスト/Shu-Thang Grafix ならたつひこ)作成日:05.11.09
オファー返信で熱意と希望を伝え、面接では「会社を選ぶ」つもりで見極める
 Tech総研ブログの「わくたま@「13Hz!」のジャンクな人とモノ」のブロガーとして活躍中のわくたまさん。自らも「13Hz!」というサイトを運営するなど、ネット上の知る人ぞ知る「有名人」で、Webシステム構築会社で働くエンジニア。

 実は、2005年9月に以前から転職したいと思っていたWebコンサルティング会社に転職したのですが、その転職手段として「リクナビNEXTスカウト」を活用したのだそう。第1回目のレポートでは、2003年に企業がレジュメを検索した回数で順位が決まるランキングで、最高5位(当時登録者数25万人)まで登りつめたプロセスを紹介しました。第2回は今年もう一度転職活動をスタートさせたとき、どのようにレジュメを更新して、希望の会社からのオファーを得たのかをレポート。
そして最終回の今回は、希望の会社からのオファーの内容と、その後内定に至るまでの転職活動を紹介します。
profile
わくたま@「13Hz!」さん わくたま@「13Hz!」さん
 
 29歳。大学は文系だったが、子どものころから捨てるテレビをバラしてみたりと、技術系に興味を持っていた。大学卒業後、「モノづくり」ができる会社として、大手オフィス機器メーカーに入社。2000年、ベンチャー企業を設立する先輩に声を掛けられ、Webシステム構築会社に転職。取締役に就任。2003年、エンジニアの道を歩むため、取締役を退任し、業務提携関係にあった会社に転職。2005年、大手関連企業との合併に伴い、転職活動を開始。9月よりWebコンサルティング会社に勤務。
 
わくたま@「13Hz!」が明かす☆スカウト転職ドキュメント!
 2005年6月某日
 待ちに待ったオファーがきたーーーー

ついに転職したいと思える会社からオファーがきた!
大手の関連会社ではあるが、設立間もないWebコンサルティング会社だ。
ちょうどリクナビNEXTの求人ページで、「設立2年以内の会社」と検索をかけたときに 引っかかって「いいなあ」と思っていた会社だけに、とてもうれしかった。

「顧客に無駄なものを買わせない」という企業哲学に惹かれたのだ。
オファーを読むことで、求人ページにあった企業哲学だけではなく、
その仕事の中身や進め方にも魅力を感じた。
この会社なら、顧客の近くで顧客のニーズに応える仕事ができそうだと思ったし、
技術力はもちろん、 これまで培ったマネジメントスキルや営業の経験も生かせると直感。

ようやく本気で応募したいと思える会社に出合えた。
【プライベートオファー見本】

わくたまさんに届いたオファー

はじめてご連絡させていただきます。私は***株式会社 ***部の**と申します。

当社は企業が抱えるさまざまな経営課題に対し、企業ブランディングの構築・維持・向上を主な業務とする企業ブランド・マネジメントの専門会社です。

今日、Webサイトは、顧客との双方向コミュニケーションの有効な媒体となっています。市場や顧客の声を収集し、商品開発や顧客対応に生かすなど、企業の多方面における活動に反映させることが企業ブランドの向上を図るために重要なツールといえるでしょう。

既に多くの企業に対してサービスを提供している当社において、・・・・・・  

【プライベートオファー見本】
Dr.スカウトがチェック!
 わくたまさんの場合、これまでのWeb構築の経験を生かし、顧客の近くでコミュニケーションを取りながら進められる仕事をしたいという明確な軸があった。だからこそ、オファーを受け取ったときに、「この会社に応募したい!」とピンときたのだろう。とはいえ、軸が明確になっていない人にも「リクナビNEXTスカウト」はおススメ。基本的にオファーは、企業が「この経験を持つ人なら、うちの仕事に合うはず」と想定して送るもの。それをじっくり読むことで、自分の新たな可能性や、経験を活かしながらやりたいと思えることに出合える可能性が高いのだ。
 2003年6月某日
 返信メールに熱意を込めて

***社のオファーに返信する。
返信メールは、知恵を絞った結果、下のようになった。
 
【プライベートオファー見本】
まずはオファーをいただきましてありがとうございます。
広告代理店関係企業でキャンペーンサイトなどの設計構築・運用を担当しております。

さて、先週、リクナビNEXTのカテゴリ検索欄から、
「注目の企業」>「21世紀に設立:新企業」 と検索し、御社がLinuxの知識を有するシステムエンジニアを 募集していることを知りました。(Point1)
そして御社の募集に応募させていただこうと考えている折に
御社からオファーをいただき、大変驚いております。

私にとって、御社が特に印象的だったのは、冒頭のご紹介文にありました
「以前はあるベンチャーで、開発から営業まで何でもこなしていました。
でもエンジニアとして、自分の創ったものが社会に
価値を提供していることを実感できる仕事がしたい。(Point2)
それが当社に転職した理由です」
という一文でした。

実は私も以前はベンチャー企業の取締役として経営に参加しておりました。
しかし、プロフェッショナルなエンジニアとしてのスキルを磨いていきたいと考え、
ベンチャーの取締役を辞し、一システムエンジニアとして
大規模キャンペーンシステムの設計と運用をする業務を選びました。

大規模なキャンペーンサイトを設計・運用する業務は非常に充実しておりましたが、
その半面エンジニアリング業務に集中して経験を積む中で、
お客様との接点が非常に少なくなっていったことに悩むようになりました。

私は、自分がエンジニアである以前にビジネスマンであると考えておりまして、
良いシステムを提案・設計するためには、
少しでもお客様に近いポジションからそのご意見を聞き、
自らのビジネスセンスを磨いていかなければならないと考えています。

そうした中で、ベンチャーを起業してお客様の問題解決に当たったころの
ビジネスマンとしての初心を思い返し、転職を決意したところでございました。(Point3)
そんなときに、御社のように、元ベンチャー企業勤務の方が
活躍されている企業があることを知り、
早速、御社のWEBサイトを拝見いたしましたところ、
リサーチレポートやコラムといったコンテンツから、
エンジニアリングにもデザインにも偏りすぎない
トータルかつ戦略的にお客様の問題を解決しようという姿勢を強く感じました。(Point4)

私の求めていたものはまさに、
ビジネスとして最適なエンジニアリングをお客様に提案できる環境であり、
御社ならばそのようなバックグラウンドを十二分に持っているものかと存じます。(Point5)


つきましてはぜひ、御社の募集に応募するチャンスをいただきたく存じます。
私の経歴につきましてはリクナビNEXTのシステム上から
ご覧いただけるものと存じますが、ぜひ一度お目に掛かり、
お会いする時間をいただければ幸いでございます。

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
【プライベートオファー見本】
※現在、企業からのオファーに直接返信できるのは「プライベートオファー」のみです。

なぜ***社に興味を持ったのか、
どんなところに共感できたのか、
そして、今後どんな仕事がしたいのかをできるだけ丁寧に書く。
意欲を感じて欲しいという思いもあったけれど、
企業哲学に共感したことを強調したかった。
ベンチャーの経営に携わっていた経験から、
企業は単に経験・スキルを評価して採用するのではなく、
思いを同じくする人をほしていると思ったからだ。

果たして、結果はどうでるか……。
Dr.スカウトがチェック!わくたまさんの返信のメールをチェックしてみよう。
point.1
 オファーを受け取る前から***社に興味があったことを伝えているところがGOOD。
「オファーをもらったから応募する」というより、熱意を感じてもらえる可能性がある。
メールでのコミュニケーションはデジタルなもの。だからこそ、こうした文章から伝わってくる意欲が採用担当の心をくすぐったりする。

point.2
 オファーの文章を引用。そうすることで熟読していることもわかってもらえるし、オファーの何がその人にヒットし、共感できたのかが明確に。後に続く志望動機に説得力も出てくる。

point.3
 転職経験が多いわくたまさんだが、前回の、また、今回の転職理由が理路整然と書かれているので「意味もなく転職を繰り返す人」というイメージを相手に与えない。さらにその経緯の中に、これまで携わってきた仕事内容が端的にまとめられており、わかりやすい。

point.4
 しっかり情報収集したうえで応募していることがアピールされている。熱意の強さが表れていて○。

point.5
 「なぜ応募したのか」「どこに魅力を感じたのか」をまとめている。(2)の共感した言葉や(3)の転職の経緯と一貫性があり、志望度の強さが伝わってくる。
 2005年6月某日
 1次面接。ここを第一志望にしよう

面接日時設定のメールがきて、1次面接を受けた。
応募者は僕1人で、相手は3人。どうやら現場の人らしい。
久々の面接だったので緊張していたが、
相手がフレンドリーで「ホッ」。
よくよく話を聞いてみたら、面接担当者の1人は、
ベンチャー出身とのこと。
ベンチャーで経営から開発、営業までなんでもやっていた僕も 活躍できる場があるかもしれない。

「仕事はすごく忙しいが大丈夫か」と質問される。
「仕事が楽しければ、忙しくなるのも当然。実は、
事務所に住んでいたっていうくらいの時期があるんですよ」
というと、同じような生活をしているのか、
場が和み、「共感」の空気が漂った。

「質問はあるか」といわれたので、
「社外に出て打ち合わせすることは多いですか?」と聞いた。
会社にこもって、コンピュータにずっと向かっているのはいやだったから。
相手は「事務所にいることのほうが少ないですよ」とニッコリ。
この会社は、面白そうだ。
ここを第一志望にしよう。
Dr.スカウトがチェック!
 質問に答えるだけではなく、「自分に合う会社かどうか見極めよう」という姿勢がすばらしい。「自分と似た経歴を持つ人がいるのか」「仕事のスタイルはどうか」など判断のポイントを、面接担当者の話の中から判断したり、自ら質問をぶつけて引き出したりしている。面接は選考されるだけの場ではない。応募する側も「会社を選ぶ」気持ちで臨もう。
 2005年6月某日
 2次面接。エラい人のオーラにやられた……

1次面接を通過。
2次面接が最終らしい。
……が、1次面接とはいきなり雰囲気が変わった。
親会社の人事部長が面接担当者で、えらい人のオーラが出ている。
緊張……。

ここでは、志望動機ややりたい仕事をかなり突っ込まれて聞かれた。
転職回数が多いこともあって、ズレがあれば、
また転職するのではないかという危惧があったようだ。

とはいえ、価値観や顧客のニーズを重視する仕事のスタイルに
共感していることはウソではない。
自分の気持ちを素直に伝えたことで、乗り切れたと思う。

内定、出るかなあ……。
Dr.スカウトがチェック!
 転職回数が多い人は、「また転職するのでは」と危惧されがちなのは確か。転職理由と志望動機を明確に言えるようにすることが大事。わくたまさんのように、その会社に転職すれば、現在感じている不満が解消でき、これからやりたいことが実現できることを理路整然と語れれば問題なし。
 2005年6月
 内定のメールがきた!!給与や待遇の提示も!

内定のメール! やった!!
給与や待遇の提示もあった。

ほかに外資系メーカーやゲーム会社などの選考も進んでおり、
そちらのほうが給与は高そうだけど、***社に決めよう。

今の時点で給与にこだわっても仕方がない。
これからアップする可能性は十分あるし、
何よりやりたいことができ、
働きたいと思える環境に身を置くことのほうが重要だ。

会社に退職を申し出ると、引き留めはあったけど、
思いを伝えたら、
「いいところに決まったね。頑張れ」といってもらえた。
これからもっといいエンジニアになって、
恩返しすることができればと強く思った。

自分では自分がどれくらいの実力を持っているのか判断できない。
リクナビNEXTスカウトに登録してよかったことは、
企業から客観的な評価をしてもらえたこと。
1通でもオファーが届くと、
「頑張ろう」って気持ちになれる。
転職活動、そして仕事に頑張る自分にエールをもらっているような気分だった。
Dr.スカウトがチェック!
 わくたまさんは、3社の選考が進んでいたが、***社から内定をもらって即決。自分がどんな仕事をしたいか、どんな環境に身を置きたいかがはっきりしていたからだろう。前にも言ったが、登録時点では転職の軸がはっきりしていなくてもいい。しかし、面接や面談を通じて、本当に自分に合った会社を見極めていってほしい。最終的に入社するのは1社。わくたまさんのように、ベストな1社に納得して入社できるような、いい転職活動をしよう。

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  宮みゆき(総研スタッフ)からのメッセージ  
宮みゆき(総研スタッフ)からのメッセージ
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希望の会社からのオファーということもあり、企業哲学への共感や、自分が入社してから実現したいことなどを明確に伝えることができたわくたまさん。面接の前にはTech総研のレポートも熟読していたとか。転職成功談と合わせてうれしくなりました。シリーズは最終回ですが、また違った企画でもお話を伺いたいと思っています。
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