女は29歳、男は39歳での"駆け込み婚"が急増中!その理由とは?

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晩婚化が進むとともに、未婚率も上昇している昨今。働き盛りの20代・30代の若者からも男女問わず、「出会いがない」「パートナーが見つからない」などと嘆く声が多く聞かれます。

恋愛・結婚を求めている層は一定数いるにも関わらず、なぜこのような事態に陥ってしまうのでしょうか? これには、おそらく何かしらの原因が潜んでいるはず。

そこで恋愛のスペシャリストとして、これまでに2,000回以上の合コンに携わってきた日本合コン協会会長の絵音さんに恋愛市場のミスマッチ事情について徹底考察していただきました。理想のパートナーに出会えないとお嘆きのみなさん、必読です!

出会いの場はどう変わった? データから紐解く恋愛事情の変化

■未婚率の推移(年齢階層別)

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(参照元:未婚化・晩婚化はどこまで進む?-国勢調査からみる未婚率の状況 | ニッセイ基礎研究所

恋愛事情の考察をする前に、まずは最新の「未婚率」の推移データから読み解いていきましょう。2016年6月末に公表された国勢調査によると、25~29歳の未婚率が男女ともに上昇、男性の72.5%、女性の61.0%が未婚となっています。一方で、晩婚化が進んでいることも見てとれます。

20代の若者は恋愛離れが顕著だと言われていますが、数多くの合コン現場を通して恋愛模様に携わってきた日本合コン協会の絵音さんはどのようにこの傾向を見ているのでしょうか。

「合コンや婚活パーティーなどは以前と変わらず催されていますが、やや男性の積極性が損なわれている印象がありますね。一方でアラサー女性の”必死感”は増しています。また、男女ともに趣味にお金をかける傾向も見られます。」

趣味に労力を傾けることで、恋愛から遠ざかるということはあるのかもしれません。ただ、最近の合コンの特徴として、趣味を軸にした「趣味コン」が盛んに行われているのだとか。

「日本合コン協会でも、初対面が苦手な人や草食男子でも楽しめるように”趣味コン”をよく開催しています。スポーツや音楽といった趣味だけじゃなく、”マッチョ合コン”、”理系男子合コン”なども盛り上がります。マッチョな男性とマッチョが好きな女性を、理系の男性と理系が好きな女性をマッチングするといった感じです。

趣味でつながっていると会話も途切れないし、とくに20代の若い方にはスペックで勝負する合コンより、趣味コンが断然オススメですよ!」

さらに絵音さんは、男性の「39歳駆け込み婚」についても指摘します。

「男性は39歳で駆け込み婚をする傾向が強いですね。芸能人だと堺雅人さんが39歳でスピード婚をしたほか、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも39歳で結婚を決めました。

女性には『30歳までに結婚したい』という29歳の心理がありますが、それが男性の場合は『40歳までに結婚したい』という39歳で訪れるようです。男女間で、ちょうど10歳のタイムラグがあるということですね。」

恋愛・結婚を求めているのに「出会いがない」と嘆く原因とは?

昨今では合コンや婚活パーティーのみならず、ネットでのマッチングサービスなど、恋愛・結婚を掴むチャンスが広がっているようです。

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参照元:婚活実態調査2016(リクルートブライダル総研調べ)

婚活実態調査2016(リクルートブライダル総研調べ)によると、「婚活サイト・アプリの利用」や「婚活パーティー・イベントに参加」は、「SNSのコミュニティに参加」「合コンに参加」よりも成婚率が高くなっており、婚活サービスを利用しての結婚が増加傾向にあることが伺えます。

このように出会いの場やチャンスは広がりを見せているにも関わらず、「出会いがない」と嘆く人が多いのはなぜなのでしょうか? 絵音さんは、そんな声に対してこう指摘します。

「職場や友人関係、さらには合コン、アプリ、SNSなど、この世の中のあらゆるところに出会いは転がっています。未だかつてないほど出会える機会が溢れているのに、『出会いがない』と言う人たちは『出会いを掴む力』がないだけ。出会っているのに恋愛に発展しないから、『出会いがない』と嘆くしかないのです。」

これには「痛いところを突かれた」と思った人も多いのでは? 一方で、たくさんの出会いに恵まれていても恋心を抱けないという人もいますが……。

「人を好きにならない人が増えているのは、スマホの影響が大きいのではないかと思います。寝っ転がりながらかわいいアイドルやイケメンの写真を見ることもできれば、SNSで誰とでも簡単につながれる。異性と接するのが手軽になったし、ネットの中に楽しいことが溢れているので、リアルな恋愛に対する活力が失われてしまっている気がします。」

こちらも納得の意見ではないでしょうか。このように恋愛感度が落ちている人たちに対して、「大恋愛をしないと結婚にはたどり着けない」と絵音さんは強く訴えます。

「結婚を望むなら、出会って、相手と向き合って、好きになってという段階を積むことが大事。結局、大恋愛をしないと結婚にはなかなか繋がりません。もう、恋愛のイロハを義務教育に入れたいぐらい(笑)」

これらのことを踏まえ、「出会いを掴む力がある人」についても教えていただきました。

「一言でいうと『アドリブが利く人』。たとえば、同僚に『今日、飲みに行かない?』と誘われたときに、気乗りしないからって断るのではなく、『じゃあ、1杯だけ』などフットワーク軽く誘いに乗れるタイプ。付き合いが悪い人は、いくら美男美女でも恋愛に発展しづらいですよね。

恋愛はタイミングとも言いますが、その1回のお誘いを断ったことで、それっきりになってしまうことも少なくありません。合コンでよくある話ですが、合コンした翌日または翌々日など間を空けずに会う2人は、これまで見てきた限り8割方のカップルがお付き合いに発展しているように思います。その機会を逃して出会いから時間が経ってしまうと、余韻が失われて同じようにはいかないのですよね。」

「理想の条件」を書き出すのは絶対にやめたほうがいい

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最後に「出会いがない」「人を好きになれない」と嘆く男女に向けて、絵音さんより渾身のアドバイスをお届けします。

「まず、絶対に出会いはあります。出会っていないという人は、気づいていないだけ。職場・友達・SNSなど、あらゆる出会いのソースをフル活用して、飲み会を企画する・デートに誘ってみるなど、積極的な動きをしましょう。

今までずっと恋人がいなかったという人でも、「婚活しよう」と一念発起し、合コンや婚活パーティーへ積極的に参加した結果、1年以内に結婚が決まったという例もあります。
断られることを恐れずに、どんどん声をかけましょう。誰かを羨ましがっていても現状は何も変わりません。恋愛や結婚を叶えている人たちは、みんな何かしらの努力をしているのです」

とはいえ、コミュニケーションが苦手な人はどのように克服すればいいのでしょうか?

「そういう人こそ、合コンとかパーティーのような場所に行くべき。いきなり1対1のデートはハードルが高いと思うので、まずは修行として初対面の人がたくさんいる場所に足を踏み入れましょう。コミュニケーション能力がないうちは孤立してしまいますが、そこで辛さや屈辱的な思いを味わうことによって、『次はこんな思いをしないようにがんばろう』と思えればいいのです。

その一歩を踏み出さなければ、『今度こそ』という思いさえも芽生えません。苦手だからこそ、出会いの場で辛い思いなりなんなりするべきなのです。しかも、ある程度コミュニケーションが取れるようになったら、次は本命を落とすというさらに高いスキルが必要なわけですから。恋愛力は実戦で身につけないと。」

また、恋人や結婚相手を探すにあたり「理想の条件」を書き出すのは絶対にやめたほうがいいそう。

「相手がいない状態で理想の条件を決めるということは、より一層間口を狭めるだけです。今まで自分の固定概念でやってきた結果、相手がいないんだと思うので、なおさら今まで以上にストライクゾーンを広く持たないとダメ。そうすると、意外なタイプと相性がいいという発見があったり、好きになってくれる人が出てきたりすることがあると思います。」

そして、恋愛よりもさらに難易度が高いのが結婚ですよね。いよいよ心から好きだと思える相手と出会いお付き合いに至っても、その過程で別れてしまうカップルも少なくありません。

「お付き合いの段階でもそうですが、結婚したあとも絶対に100%理想通りの人なんていないわけで、課題が出てきたときに、それを一緒に乗り越えるのが結婚だと思います。付き合っているときに、その経験をするのが大事。相手の嫌な部分、気になる部分が見えたら、それは絆を深めるチャンスです。

課題を乗り越えると2人の絆はグッと縮まって、一気に結婚に至ることも。だから逃げないこと。結婚って一見自由が減るように見えるかもしれないけど、実は不自由になったときに自由にしてくれるのがパートナーの存在なのです。体調が悪くなったり、精神的に落ち込んだりしたときに支えてくれるのがパートナー。不自由になるのは自由が減るより、よっぽど怖いですよ。」

恋愛・結婚を望むなら、失敗を恐れず現状から一歩踏み出して行動を起こすべし! 心の中に眠る「勇気」を奮い起こしたとき、絵音さんの言うとおり出会いのチャンスが無限に広がっていることに気づけるのではないでしょうか。

(取材・文:恋する旅ライターかおり)

絵音(えのん)

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タレント時代に3年間で1000回の合コンを経て、2009年に株式会社ビッグリボンを設立し「パピマミ」を運営するインターネットメディア事業を展開。累計 2000回以上もの合コン実績をもとに、2012年5月8日“コンパの日”に一般社団法人日本合コン協会を設立。史上初となる海外での街コン開催や、合コングッズブランド『GOKON MANIA -合コンマニア-』のプロデュースなど、合コン文化を活性化することで未婚率の上昇や少子化を食い止めに貢献する活動をしており、この事業は東京都からも認可を受けている。また、男女の恋愛心理を分析する“合コンシェルジュ”として各種メディア出演や著書も多数。

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編集:鈴木健介

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