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リクナビNEXTジャーナル

キャリア・ビジネスの情報満載【リクナビNEXTジャーナル】

仕事でモテる男はなぜ、「シャンプー」にこわだるのか?

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近ごろ男性ビジネスパーソンの間で「メンズ美容」への関心が高まっています。スキンケアやニオイケア、ひいては身だしなみをきちんとしたいと考える大人の男性たちが増えているのです。

そんな彼らに日々アドバイスを求められているのが、メンズ美容家・山川アンクさん。

前回はメンズ美容が求められている時代背景についてお話をうかがいましたが、今回は実践編として「ヘアケア」、中でもシャンプーについて聞きました。

最近、身だしなみを整えるためにドラッグストアに駆け込んで、シャンプーなどをどっさり買い込んだライターの松岡がお送りします。

 

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山川アンク:クリスチャン・ディオールをはじめ国内外の化粧品メーカー4社に勤務を経て、2012年より日本初の女性メンズ美容家として活動開始。

一般社団法人日本メンズ美容協会理事長。「美容の科学と女性目線」でメンズ美容の普及に務め、ビジネスもプライベートも成功する、見た目改造方法をメディアや講演会を通じて指南している。

 

「いいシャンプー」に変えてみたら

――最近、シャンプーをハイグレードなやつに変えたんです。それまではブランドにこだわらず、何となく安いものを使っていたのですが、植物性の「アミノ酸」が配合されているものがいいとうかがったのがきっかけで。

山川 はい、アミノ酸系シャンプーは私も使っていてオススメです。お肌を構成しているタンパク質を分解するとアミノ酸でできていますから、それに近いもので洗うと頭皮にやさしいんですね。 

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――逆に言えば、これまで何気なく使っていたシャンプーにどんな成分が配合されていたのか不安ではあります。今のところは大丈夫ですけれど。

山川 実際にアミノ酸系のシャンプーを使い始めてみて、どうですか?

――頭皮にやさしいかどうかは正直まだよく分からないのですが、洗浄力は問題ないと思いますし、何よりコンディショナーを使わなくなりました。このシャンプーだけで十分、髪がきしんだりしませんし、指通りも良くなって、コンディショナーの必要性を感じないんです。以前のリーズナブルなものに比べて倍以上の値段がするシャンプーですが、今のところ買って良かったなと思ってます。

山川 つまりコンディショナーにかけていた費用の分、いいシャンプーにお金をかけることができたということですよね。

髪を洗うというのは毎日のことで、一年で考えると365回、10年だと3,650回。20年、30年ともなると途方もない回数になりますから、シャンプーの選び方はとっても大事です。長い目で見ると、少々高価なものでも髪や頭皮にいいものを選ぶのは未来への投資だと思います。

 

シャンプーを選ぶ基準とは

――ただ、ドラッグストアに足を運ぶと、無数のシャンプーが棚に並んでいるじゃないですか。「アミノ酸配合」と書かれたものもたくさんありましたし、一体なにを基準に選べばいいのかよく分かりませんでした。

山川 ちなみに今回のシャンプーを選んだ決め手というのは?

――店頭でオススメされていたこともありますが、最終的にはパッケージが一番シンプルなものにしました。というのも著名タレントを起用している商品よりも、パッケージがシンプルな商品の方が「モノの良さ」によりコストをかけている気がしたんです。もちろんタレントさんを使っているから良くない、というわけでは決してないのですが。


山川 なるほど。

――「TVCMを使ったマス広告を一切実施しないことでコストダウンをはかり、ハイクオリティー&ローコストを実現」と記載している商品も実際ありました。

 

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山川 確かに商品そのものにコストをかけているメーカーもたくさんあります。やっぱり新商品を開発するのって、莫大なお金がかかるじゃないですか。新しい容器にするだけでも金型を起こすのに費用がかかりますし。容器は従来のまま自社で製造して、より原料にコストをかけているメーカーも少なくありません。

それに、同じ洗浄成分でもグレードに差がありますからね。


――そうなんですか?

山川 ええ、もちろん。たとえばクルマのメンテナンス用品でも商品によって差がありますよね。やはり高価なものは仕上がりもいいですし、持ちも良かったりします。シャンプーや化粧品だって同じことが言えます。

――同じトマトでも美味しいものとそうでないものがある、みたいな。

山川 そうそう! 同じ原料でも手間暇かけて精製度を高めているかどうか、それこそ成分が天然由来なのか人工なのか、様々な理由でコストは変わります。天然ものが良くて人口のものが粗悪という意味ではありませんが、メーカーのこだわりを見るのもシャンプー選びのひとつの判断基準ですね。 

 

髪は2回洗う方がいい

――シャンプーをいいやつに変えて、髪も2回洗うようになりました。

山川 すばらしい!

――髪を1回洗うだけでは汚れは落ちきっていないと知って、これを機にちゃんと汚れを落とそうと思いまして。前回、赤ちゃん用のボディソープを使っていたせいで、加齢臭ならぬ「ミドル脂臭」で妻を苦しめたというお話をしましたが、今後は髪についても抜かりなくケアしていこうかと。

山川 男性は薄毛はもちろんフケや枕のニオイを気にされる方も多いですからね。普段から整髪剤を使われている方は特にそうですが、1回目は髪の汚れを、2回目は頭皮の汚れを落とす意識で続けていただきたいです。

――でも正直、毎晩2回も洗うのはちょっと面倒くさいんですよね。

山川 それも考え方次第ですよ。髪の洗い方は側頭部から頭頂部、そして前頭部から頭頂部を経て後頭部にかけて螺旋状に指を動かしていくのが正しいのですが、2回目は特にマッサージを兼ねていると思えばどうでしょう。育毛トレーニングととらえれば、洗髪と同時にできて一石二鳥じゃないですか。

――たしかに、それもそうですね。あと、すすぎもしっかりするようになりました。

山川 良いですね。美容院で髪を切ってもらうとき、美容師さんがすすぎの時間を長めに取られると思います。つまりプロは分かってらっしゃるんですよね、しっかりすすぎをしないとシャンプーを落とせないということを。

――それを思うと、家で自分の髪を洗うときの、いかにすすぎの甘かったことか(笑)。

山川 ええ。せっかくいいシャンプーで洗っても、すすぎ方がいまいちだったら意味がありませんからね。ニオイの原因にもなりますし。「髪は2回洗う」「すすぎはしっかり」を徹底してもらいたいなと思います。 

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人に敬遠されてしまう前に

――シャンプーを変えたり、髪を2回洗うようになったり、すすぎを意識するきっかけをつかむには、アンクさんのような方に第三者の立場でアドバイスをいただかないと難しいのかもしれません。

山川 そう言っていただけるとうれしいです。

――だって、大人になったらお風呂には基本的にひとりで入るじゃないですか。だから髪の洗い方を改める機会もないですし、それこそ「すすぎが足りてない」って指摘してくれる人もいませんし。会社で「ねえ、すすぎ足りてなくない?」なんて絶対言われないじゃないですか(笑)。

山川 あはは、たしかに。誰もそこまで興味がないですからね。

でも、だからこそ、正しい知識を得てほしいですね。この記事を読んでいる方は、見た目や身だしなみにある程度の興味がある方だと思います。なのに「こんなものかな」と勘で間違ったことをやり続けるのは、もったいないですよね。どんなことにも言えますが、早いうちから正しい方法と判断基準を知っておくのは社会人としてのスキルです。

なので、まずはここでシャンプー選びから見直してくださるとうれしいですね。 

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山川アンク著『収入2700万円の差がつく身だしなみ』(発売中)

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YouTubeチャンネル登録者数4940人、有名企業にも多数招かれ、セミナーなどをこなす日本初の女性メンズ美容家が教える、ビジネスにおける「男性の身だしなみ」の基本。身だしなみがビジネススキルとなりつつある昨今。体型コンプレックスをなくすスーツの選び方や、気になる体臭のケア方法、薄毛対策やヒゲ剃りなど、知っているようで知らない「ビジネススキル」の決定版

山川アンク公式サイト
https://www.ankh-yamakawa.com/

  

f:id:atsushimatsuoka:20160125021604j:plain文:松岡厚志

1978年生まれ、ライター。デザイン会社「ハイモジモジ」代表。最近、白髪が目立ってきたが、薄毛にはならない根拠なき自信がある、ぎりぎり30代。サイトはこちら

イラスト:Mazzo Kattusi

撮影:鈴木 健介