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マンガ『20世紀少年』に学ぶ、スランプに陥ってしまったときに思い出したい言葉――大事なことは全部マンガが教えてくれた

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©浦沢直樹・スタジオナッツ/小学館

 

「マンガ」のあるシーン・ある言葉に、ハッと気づきを与えられたこと、勇気づけられたこと、ありますか?

普通に仕事をしているだけでは、なかなか気づくことのできなかった考え方など「マンガから学べた!」ってこと、あると思います。そんな仕事に人生にジンジン効いてくるマンガの1フレーズを、紹介する「大事なことは全部マンガが教えてくれた」シリーズ。今回は、独特の世界観と展開力で惹き込まれていく大人気ミステリーマンガ『20世紀少年』(©浦沢直樹・スタジオナッツ/小学館)より、スランプに陥ってしまったときに思い出したい言葉をご紹介します。

 

何をやってもうまくいかない、そんなときにどう対応するか

仕事をしていると、何をやってもうまくいく好調な時もあれば、何をやってもうまくいかない不調な時もあります。その不調な時をいかに早く乗り越えられるかが大事なため、うまくいっていた時と比べて何が変わったのかという原因を突き詰め、解決しようとするものでしょう。しかし時にどれだけ原因を追究して解決しようとしてもうまくいかないときがあります。いわゆるスランプと呼ばれる状況が、それに当たるのではないでしょうか。

 

そんなスランプに陥ってしまったときに思い出したい1フレーズがこちら!

 

“絶望に打ち勝つ方法などない……
 ただ……、
 ただ……歩き出すだけだ……”
(©浦沢直樹・スタジオナッツ/小学館)

 

ともだち暦元年、殺人ウィルスが蔓延し、感染が疑われた人は隔離施設に送られていきました。万博の開会式に行った人にだけワクチンが配られるという「ともだち」の政策により、各地でワクチンの奪い合いが起きてしまうことに。

ショーグンことオッチョは、そんな姿を各地で目にすることになります。

 

各地の施設を脱走してきた数人で連れ立って東京に向かっていた時のこと。政府に発見されないように、彼らは互いに助け合いながら道なき道を進み、山越えをしようとしていました。そこにガスマスクをつけた郵便配達が訪れ、そのうちの一人にワクチンを届けた瞬間、さっきまでの助け合いが嘘のように、ワクチンの奪い合いが始まり、互いに殺し合うという最悪の事態になってしまいます。

また別の村では、ワクチンが届いたことで強盗に襲われ、家族全員を殺された男が、復讐のように人を襲い、ワクチンを奪っている場面に遭遇します。

 

人が人を信じられなくなり、ワクチンを手にするために奪い合い、殺し合う世界。そんな絶望的な世界を目にし、オッチョはかつて師匠に言われた言葉を思い出します。

絶望に打ち勝つ方法などない、ただ歩き出すだけだ、と。

 

Whyの追究を諦める勇気も必要

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絶望的な状況。

何をやってもうまくいかない。やることすべてが裏目に出る。

 

仕事をしていく上で、できることなら遭遇したくないものではありますが、時にそんな状況に陥ってしまうことがあるでしょう。いわゆる「スランプ」と呼ばれる状態です。

 

これまでうまくいっていたことがうまくいかなくなったとき、人は「なぜうまくいかなくなったのか」という原因を追究し、その解決策を見つけようとします。しかし時にどれだけ「なぜ」を突き詰めても、いい答えが出てこないときがあります。

たとえばうまくいっていたこと自体が「たまたま」だった場合、うまくいっていた時と比べても正しい答えは見つけられないでしょう。

 

そんなときは、「なぜ」を追究するのをやめ、現状をスタートラインとして引き直すことが大切です。うまくいっていた頃のことは一旦忘れ、改めて一歩ずつ歩みを進めることを考えるのです。

 

原因を追究することは大切ですが、それでもうまくいかない場合は、一度現状をそのまま受け入れて、ひとつずつアクションを起こしていく。一歩ずつ歩みを進めていくという観点も大切ではないでしょうか。

監修:リクナビネクストジャーナル