80パーセント以上の花粉を落とす!?AOKIが開発した高機能スーツ

桜がようやく開花して、いよいよお花見シーズンに突入!しかし、花粉症をお持ちの方は、まだまだ油断できない季節。目はかゆいし、鼻はグズグズ、喉はガラガラで、花粉症の症状が気になって花見どころではないという方も多いのではないだろうか。ビジネスシーンにおいても、この時期は今ひとつ調子が出ず、働き盛りのビジネスパーソンにはつらい時期が続く。

そんな花粉症の症状が仕事に影響している方や、花粉が心配で長時間外にいられない方から好評を得ているのが、AOKIが開発した「花粉症対策シリーズ」の「花粉症対策コート」と「はっ水加工スーツ」だ。両商品とも、花粉が付着しにくく、落ちやすい生地を採用しているのが特徴でベストセラー商品となっている。開発から発売までの経緯、また今年のトレンドについて商品構成部の池大輔氏に話を伺った。

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はっ水目的で開発したスーツに花粉抑制効果があることが判明!

もともと就活やビジネスでも使えるオールシーズンのスーツとして、急な雨や雪でも安心して着用できるはっ水加工を施したスーツを開発し、定番商品として発売していました。

生地にはエアコンで有名なダイキンのはっ水剤を使用。高いはっ水性といった機能と、ベーシックなデザインがお客様からご好評いただき、数あるAOKIのスーツの中でも就活・ビジネススーツのロングセラー商品として支持されています。

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はっ水加工を施された、表面がツルッとした生地であれば、花粉も付着しにくいのではないかと思い、外部機関で行われる花粉のリリース試験を実施。同試験は、付着した花粉の落ちやすさを評価するために行う試験で、付着した花粉のうち80パーセント以上落ちることが実証されると、花粉抑制効果があると認められます。同素材はその基準をクリア。3月〜4月を中心に、花粉抑制効果もあるスーツとして打ち出しています。

当商品は、トレンドを取り入れたスタイリッシュなスタイルを採用。今シーズンからは、肩パットを薄い仕様にし、上着着用時の窮屈感を軽減するなど、トレンドを常に取り入れて改良を重ねています。

“室内に花粉を持ち込まない”をコンセプトに開発したコート。今年のトレンドカラーはネイビー

「花粉症対策コート」は、“室内に花粉を持ち込まない”をコンセプトに、2007年から開発に着手し、2009年に本格展開しました。毎年お客様のニーズに合わせて、色やスタイルを変えているのですが、今年は「ビジネスコート」に加えて、旅行や休日のお出かけなどのオフシーンにも着まわせるデザインの「ビジカジ(ビジネス・カジュアル)コート」(ベーシックタイプ/スリムタイプ)を新たにラインアップ。 ビジネスコートだとなかなかオフシーンのコーディネートがしにくいというお客様の要望を受け、誕生した商品です。

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カラーも、これまではブラックをお求めになる方が圧倒的に多かったのですが、ブラックよりも明るい印象のグレーや今年のトレンド色でもあるネイビーを展開しています。

ビジネスコートの生地には「アレルビート」(小松精錬株式会社)を採用。特殊加工により、繊維表面に付着させた「抗アレル物質剤」が、花粉症の原因とされる「花粉アレル物質」を包み込み、働きを抑えます。また、生地の表面にはっ水加工が施されているため、花粉が付着しにくく落ちやすいのも特徴です。

また、ビジカジコートのベーシックタイプの生地には「ポランバリア」(帝人フロンティア株式会社)を採用。ポランバリアは細い糸を高密度で織り上げて表面を平滑にすることで、花粉を付着しにくくしています。公的検査機関の試験結果では、付着した花粉の80%以上を落とす効果があることが実証されています。さらに、はっ水性と透湿性に優れた生地を使用しながら、ソフトな風合いを実現。ジャケットが出ない着丈で、スーツにもカジュアルスタイルにも合わせやすいのが特徴です。

この時期、花粉症で悩めるビジネスパーソンは、AOKIの「花粉症対策シリーズ」のコート・スーツを着用し、室内に入る前には花粉を手で払うなどして、花粉症対策を万全にしてはいかがでしょうか。

花見も仕事もエンジョイしたい。でも花粉症がこわい・・・そんなビジネスパーソンは要チェックだ。

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取材・文・撮影 山葵夕子
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