リクナビNEXT編集部は、厚生労働省による勤労統計調査をもとに『ハッピー残業日本地図』を作成。残業時給が高く、残業時間が短い状態を表す「ハッピー残業ポイント」を独自に割り出し、都道府県ランキングを発表しました。最もハッピーとなった県、また残念ながらワーストになってしまった県は一体どこなのでしょう?
上記のインフォグラフィックスが表すように、残業時給が高く、残業時間が短いことを示す「ハッピー残業ポイント」が最も高い県トップ3は、
1位:奈良県 245.7HZP(残業時給1769円/残業時間7.2時間)
2位:和歌山県 237.3HZP(残業時給1851円/残業時間7.8時間)
3位:鳥取県 227.7HZP(残業時給1662円/残業時間7.3時間)
という結果でした。いずれの県も、残業時給が極端に低いわけではないことに加え、時間が短いことが勝因となったようです。
一方、ワースト3は以下の通り。
1位:長崎県 121.9HZP(残業時給1438円/残業時間11.8時間)
2位:茨城県 139.5HZP(残業時給1660円/残業時間11.9時間)
3位:静岡県 148.5HZP(残業時給1723円/残業時間11.6時間)
どの県も、トップ3に比べて残業時間が4時間前後長く、中でも、今回ワースト1となった長崎県は、極端に時給が低いことも響いています。
トップ2となった奈良県、和歌山県は、いずれも紀伊半島にあります。産業あるいは文化の違いか、このデータを見る限り地域差があるようにも感じられて興味深いですね。