簿記有資格者は知っておきたい!簿記の知識を活かせるお仕事

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簿記の資格を取得したら、資産管理のプロ「ファイナンシャルプランナー」や税務のプロ「税理士」、日本での取得が難しいとされる「公認会計士」など、さまざまな職種への広がりが見えてきます。しかし、これらはあくまで簿記プラスアルファの職種です。簿記の知識に加え、それぞれ専門知識が必要になってきます。今回は簿記の資格を取得した場合、簿記単体の知識を活かすことができる仕事に絞って紹介します。

■企業での経理のお仕事

企業の場合、経理部門に就職することで簿記の知識をフルで活かすことができます。日々の業務内容は経理処理や会計ソフトへの入力、決算時の書類作成などです。お金の動きを記録する業務になるので、作業の正確さが求められます。また採用時に、日商簿記検定2級以上の取得が目安になるので、2級程度の知識をつけておきたいところです。

企業会計と言っても一般的な商業簿記、製造会社における原価計算と就職する会社によって微妙に計算の仕方が異なってきます。どちらが自分にとって得意な分野なのか、就職の際の目安にしましょう。

また、企業経理は会社ごとによって微妙に仕訳の仕方ややり方が異なってきます。転職の際は、一から覚えなおすという心構えを持つことが大切です。

■会計法人での経理のお仕事

同じ経理のお仕事でも会計法人における経理事務は、企業での経理と大きく異なります。会計法人での業務は主に、税理士や会計士の補助業務、各個人や法人における経理業務を行っていくからです。例えば、個人であれば確定申告、法人であれば法人決算と申告の仕方が変わってきます。

プロフェッショナルといかなくても、ある程度の税務に関する知識や申告に関する知識は持っていた方が便利です。例えば個人の確定申告で言うと、医療費控除や事業税などに関する知識、法人だと法人税や消費税などに関する簡単な知識だけでも理解しておくと良いでしょう。資格で言うと税理士試験の一部学科保有者や公認会計士資格保有者は有利になります。

■まとめ

簿記の知識を活かせる場として、今回企業内経理と会計法人における経理を紹介してきました。どちらもお金や会社の経営状況などに関わる業務なので、やりがいのある仕事です。やはり簿記の知識を持っていても、実際に実務を行ってみないと分からない部分もあります。簿記に関するキャリアは知識にプラスして、業務を行うことによって積んでいきましょう。

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