自己分析は社会人にこそオススメ!仕事に効く「大人の自己分析」のやり方

社会人が自己分析に取り組むメリットと、社会人向けの「大人の自己分析」のやり方や注意点、自己分析の結果を仕事や働き方にどう活かせばよいのかについて、ビジネスデザイナーであり自己分析に関する講座も手掛ける、Zoku Zoku Consulting代表の中野崇さんに伺いました。

記事の最後にはリクナビNEXTジャーナルがお勧めする「自己分析診断ツール2選」も紹介しています。

パソコンに向かうビジネスパーソンのイメージカット
Photo by Adobe Stock

自己分析とは

自己分析とは、自身の強みや持ち味、価値観などを理解するために、これまでの経験や考え方などを振り返って整理することを指します。
「自己分析」というと、学生時代に就活のために行うものというイメージがあるかもしれません。就活の軸や、企業選びの軸をつかむために自己分析に取り組んだ人も多いでしょう。
しかし、社会人だからこそ「人生を充実させるため」「仕事で成果を出すため」「キャリアを選択する時」「転職活動で」など、自己分析の結果が活きる場面も、実は多いのです。

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社会人が自己分析に取り組むメリット

今後のキャリアや働き方を考えるうえで、自己分析は非常に有益です。
ここでは、社会人にこそ継続的な自己分析に取り組んでほしい理由を、4つのメリットで紹介します。

  1. 仕事で結果を出しやすくなる
  2. 働きがいを感じやすくなる
  3. キャリアの選択時に迷わなくなる
  4. 人生を充実させるのに役立つ

1. 仕事で結果を出しやすくなる

社会人が自己分析をすると、自分の強みや持ち味を活かして力を最大限発揮できる仕事や職場、働き方を選択しやすくなります。その結果、仕事で結果を出しやすくなる、目標達成が容易になる、より高く評価されるなどの効果を得られるかもしれません。

弱みや苦手分野も把握すれば、「苦手な仕事の前には丁寧に事前準備する」などの対策が打てるので、失敗も回避しやすいでしょう。

2. 働きがいを感じやすくなる

社会人の自己分析では、洗い出した「自分が好きなこと、楽しいと思えること」に時間を割くようにすれば、より仕事をすることが楽しく、有意義なものになります。

嫌い、苦手と思える仕事は、早く終わらせられるよう工夫をしたり、場合によっては断ったりすることで減らす努力をすれば、「好きな仕事」の比率が増え、より働き甲斐を感じやすくなるでしょう。

3. キャリアの選択時に迷わなくなる

社会人になった後も自己分析をして、強みや持ち味、自分の好きなこと、楽しいと思えることを継続的に把握しておけば、それが部署異動や転職などキャリア選択における判断軸にもなります。

より自分の志向に合った道が選択しやすくなり、希望通りのキャリアが歩めるようになるでしょう。転職活動での志望動機や自己PRなどにも、役立てることが可能です。

4. 人生を充実させるのに役立つ

中には、「仕事で成果を上げる・目標を達成する」ということに魅力を感じない人もいるでしょう。しかし、プライベート重視型の人にも、自己分析のメリットは大きいと言えます。

自己分析で自分の強み弱みだけでなく好き嫌いを理解し、それに沿った生き方をすれば、オン・オフともに喜びを感じる機会が増え、人生そのものがもっと楽しくなるはずです。

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【目的別】社会人向け「大人の自己分析」のやり方

就活での自己分析の方法は、やりたいことや価値観などにフォーカスを当てるものが多いですが、社会人の場合は強みや持ち味、好きなことや楽しいと感じることを丁寧に深掘りすることをお勧めします。それにより、仕事で成果を出せたり、自分が求める働き方ができたりと、働き甲斐や人生の充実度そのものを高められるようになるからです。

次からは、以下の2つの目的別に、お勧めの自己分析のやり方をご紹介します。

  1. 人生を充実させたいときの自己分析
  2. 仕事を充実させたいときの自己分析

自己分析手法1「人生を充実させたい」なら、価値観・時間・お金の使い方を振り返る

人生そのものの充実度を高めたいなら、「自分の価値観」と「それに対する時間とお金の使い方」を振り返って洗い出す方法をお勧めします。

ステップ1.「楽しかったこと・嬉しかったこと」を洗い出す

自分の価値観はそう簡単にはつかめないものです。
そこで、まずはこれまでの人生を振り返り「楽しかった・嬉しかった思い出」を挙げましょう。「人生を充実させる」ことを目的とした自己分析方法なので、過去を振り返る際には仕事もプライベートも含めた中から、楽しかった・嬉しかった思い出を洗い出すことが大切です。

ステップ2.「なぜそう思ったのか」理由を深掘りする

次に、なぜ楽しい・嬉しいと思ったのか「その理由」を深掘りしていくといいでしょう。
それにより、表面的な楽しさ・嬉しさではなく、本質が洗い出されてきます。

ステップ3.「どれだけ時間とお金を費やしたのか」を振り返る

次に「楽しい・嬉しい」と思える活動に、どれだけの時間とお金を費やしてきたのか、振り返ってみましょう。もしかすると大半の人が「思ったよりも費やせていない」という感想を持つかもしれません。

自己分析後に人生を充実させるコツ

自己分析をした後は、意識的に楽しい・嬉しいと思えることに時間、お金を割くようにしてみましょう。日々の生活が今より楽しくなり、人生そのものの充実にもつながるでしょう。

例えば「昇進した時が嬉しかった」という場合。なぜ嬉しかったのかを深掘りしてみると、キャリアアップできて裁量権が増えたからではなく、「家族が自分以上に喜んでくれたから嬉しかった」という人もいるかもしれません。この場合は、「大切な人の喜ぶ顔を見るのが嬉しく、それを大事にしたい」という価値観が洗い出されています。

そこで「家族はなぜそこまで喜んでくれたのか」まで深掘りしてみましょう。その結果、「昇進すれば給与が上がり、家計が潤うから」喜んでくれたのだとわかれば、仕事で頑張って収入を上げようと奮起できるでしょうし、「昇進すれば仕事のこと、部下のことを自宅でもっと話してくれるようになる」と思って喜んでくれたのだとわかれば、家族との時間を増やすべく努力すれば自身の喜び、幸せも増えるでしょう。

自己分析手法2「仕事を充実させたい」ならWill/Can/Know/Personalityを洗い出す

仕事のやりがいを高め、充実させたいという人は、「Will/Can/Know/Personality」という4つの視点で自己分析することをお勧めします。

– Will=やりたいこと、実現したいこと、達成したいこと
– Can=得意なこと、できること
– Know=詳しいこと、関心があること
– Personality=価値観、キャラクターや性格

ステップ1. まずは土台となるPersonality(価値観)を洗い出す

社会人として「仕事のやりがいを高め、今よりさらに充実させる」ために行う自己分析の場合は、「仕事で大切にしていること・言葉」を書き出してみるといいでしょう。そこから、自分にとって重要な価値観が見えてきます。

例えば私の場合、下図の左側のように「面白いかどうか」「価値があるかどうか」などを重視していて、「真摯に」「自由」「効率的に」などの言葉を大切にしています。同時に、書かれていないもの=大切にしていないものを書き出してみると、より自分の価値観が洗い出しやすくなります。

自分が大切にしているものの中でも、特に重視しているものが、自分にとって重要な価値観です。書き出した中から3つぐらいを目安に選び出してみてください。私の場合は、「面白いかどうか」「真摯に」「自由」の3つが、自分にとって重要な価値観であることが把握できました。
これが、Will/Can/Knowを考えるうえでの土台になります。

自己分析に関する図表:仕事の価値観の抽出方法

ステップ2. Willは「楽しかった仕事」の中からキーワードを探す

「Will=やりたいこと」は、楽しかった仕事、印象に残っている仕事の中にキーワードがあります。前述の「人生を充実させたい」場合の自己分析と同様、理由とともに洗い出し、深掘りしてみましょう。

例えば私の場合は、下図のように洗い出されました。
営業職時代、最終営業日に受注して目標を達成できたことがとても嬉しく、印象に残っていますが、その理由は「目標達成できた喜び」ではなく、「行動すれば報われる」と実感できたから。ここから、自分のWillの一つは、「努力を重ね、行動し続けることで、報われるということを実感し続けたい」であるとわかりました。

上海で新規事業を立ち上げたことも印象深い出来事ですが、その理由は、圧倒的な学びを得ることができ、成長実感を得られたから。ここから、学びながら成長し続けられる仕事に携りたいという自分の意志が見えてきました。

このように、楽しかった仕事、印象に残っている仕事について振り返り、深掘りを行うことで、漠然としていたWillが明確に見えてくるようになります。

自己分析に関する図表:やりたいことを明確にする方法

ステップ3. CanとKnowは「9-BOX」を使って整理する

「Can=できること」、「Know=知っていること」は、「9-BOX」というツールを使うと整理しやすくなります。

すべてのスキルは、複合的要素で成り立っています。例えば、「自分は営業として、行動量ぐらいしか秀でていることはない」と思ったとしましょう。しかし実際には、行動量を担保するにはそれを支える情熱や体力が必要ですし、効率的に客先を回るための計画立案力も重要。新規顧客や大企業の顧客にも物おじせず臨む胆力や、相手が「いらない」と態度で示していても鈍感力を発揮して臆せず売り込む力なども備わっているはずです。このように考えていくと、下図のように「できることのボックス」が埋まっていきます。

同様に、思いついた「できること」「知っていること」をまずボックスの中央に記し、関連すると思われるスキルを洗い出しながらボックスを埋めていくと、自分が思っている以上のCanやKnowに気づくきっかけになります。

自己分析に関する図表:9-BOXの活用方法

もしも、なかなか9-BOXを埋めることができない場合は、Canは「評価された仕事や仕事ぶり」「大きな努力や苦労がなくても、他の人よりできている仕事を、Knowは「ほかの人より知っている仕事、教えることが多い仕事」などを振り返ってみると、洗い出しやすくなります。

ステップ4. Will/Can/Knowの3つの円が重なった「強み」に注目する

洗い出したWill/Can/Knowの3つの円が重なった部分が、あなたの「強み」になります。

自己分析に関する図表:強みを発見する方法

自己分析後に仕事を充実させるコツ

「仕事を充実させたい」人は、特にWillに注目しましょう。やりたいことや目標が明確であれば、現在の自分との差分が見えてきます。Will実現のために足りない部分をどう埋めるか、具体的な策を練ることができるでしょう。

また、洗い出したWill/Can/Knowの3つの円が重なった部分の強みを活かせる仕事、職場、働き方を日々選択しながら働くことで、よりイキイキやりがいを持って自分らしく働くことができるようになり、結果的に評価されやすくなりモチベーションも上がる…という好循環が生まれるようになるでしょう。

自己分析後に仕事でやりたいこと(Will)を見つけるコツ

人によっては、やりたいことがどうしても明確化できず、Willの円が極端に小さいケースもあるでしょう。経験が浅い若手は特に、Will/Can/Knowの3つの円が重ならない場合もあります。

Willは、CanやKnowが大きくなるにつれて育つもの。まずは、「Can=できること」に着目し、それを強化し、かつ増やす努力をしましょう。プレゼンが得意ならば、トレーニングを積んでプレゼンの精度を上げたり、さらに上手な人にフィードバックをもらってブラッシュアップしたりする。プレゼンの周辺にあるスキル…例えばコミュニケーション力などの強化に努める、など。
そうすれば、徐々にCanが拡大し、付随してKnowも増えます。そして、それらをベースに「こんなこともやってみたい」という思いが生まれやすくなり、Willが大きく育って円の重なりが生まれるようにもなります。

自己分析に関する図表:2つのPoint

社会人として大人になってから自己分析するときの注意点

社会人になってから自己分析をするときは以下の4つに注意すると、分析の効果がより高まります。

  1. 仕事や社会のしがらみから離れて自己分析をする
  2. 身体の調子を整えてから自己分析をする
  3. 結果の精度を上げるために定期的に自己分析を行う
  4. 「自分を正確に丁寧に理解してあげよう」という気持ちで取り組む

1. 仕事や社会のしがらみから離れた場所で自己分析をする

社会人として働いていると、「こうあるべき」という世の中の常識や、企業の中で好ましいとされる思考や行動に自分を寄せていきがちです。会社のオフィスや仕事道具が目につく場所などで自己分析をすると、無意識のうちに仕事モードになってしまい、本来持っているはずの自分の価値観や志向に気がつきにくくなるので注意が必要。

例えば自分が好きなカフェや公園、旅行先など、なるべく素の自分に戻れる環境で自己分析をしてみましょう。

2. 身体の調子を整えてから自己分析をする

身体に疲れが溜まっているときに自己分析をすると、思考もネガティブな方向に引っ張られてしまいがちです。「やりたいこと・楽しいことが見つからない」場合、身体のコンディションが整っていない状態で自己分析をしているケースも多いものです。

例えば、入浴後や軽いストレッチをした後など、血の巡りが良くなり身体がほぐれて心身ともにリラックスできているときに自己分析に取り組んでみましょう。

3. 結果の精度を上げるために定期的に自己分析を行う

自己分析は、心身のコンディションによりブレが生じやすく、1回だけでは本質にたどり着きにくいという側面もあります。そのため、社会人が自己分析をするときは、1年に1回、できれば四半期に1回ペースで取り組むことをお勧めします。

定期的かつ継続的に取り組むことで、自己分析の精度が上がり、自身の特徴を的確にとらえやすくなります。徐々に自分の揺るぎない軸が見えてくるようになるでしょう。

4. 「自分を正確に丁寧に理解してあげよう」いう気持ちで取り組む

社会人として自己分析をするときは、「他人に自分をよく見せたい」という気持ちからは一旦離れて、「自分を正確に丁寧に理解してあげよう」という気持ちで取り組むことをお勧めします。このスタンスで取り組むと、自己分析の結果を良い・悪いで判断するのではなく、ありのままの自分として受け止めやすくなるでしょう。

自己分析を続けていると、思っていた以上に変で、ユニークで素敵な自分が見つかるはずです。その発見を面白がることが、定期的に自己分析に取り組むコツにも繋がります。

自己分析の結果を活かして、仕事や働き方、プライベートを充実させるコツ

社会人として自己分析をした結果は、よりイキイキと豊かに生きるために以下の3つのステップで仕事や働き方、プライベートの選択に活かしてみましょう。

  1. 価値観に沿って行動を変えてみる
  2. 行動を変えて幸福度が上がったかどうかを確認する
  3. 確認結果をもとに調整する

ステップ1. 価値観に沿って行動を変えてみる

社会人として自己分析をした後は、気がついた価値観に沿って日常や仕事での行動を変えてみましょう。
例えば、「豊かに生きるためには人とのつながりが大切だ」と考えて、様々な交流の場に出かけていた人が、自己分析によって本当の自分は内向的で人付き合いが苦手だと気がついたとしましょう。その場合は、思い切って、自分の幸せのために、人付き合いを減らしてみる期間を作ってみましょう。実際に行動を変えることが、自己分析の結果を人生に活かす第一歩となるはずです。

ステップ2. 行動を変えて幸福度が上がったかどうかを確認する

行動を変えた結果、自分はどう感じたかを振り返ってみましょう。
例えば、内向的な性格の人が、付き合いを減らした場合であれば、「快適で生きやすい」と思うのか、「寂しい」と感じるのか。行動によって自分の幸福度や人生の充実度がどう変化したのかに注目してみましょう。

ステップ3. 確認結果をもとに調整する

行動を変えた結果が快適ではなかった場合は、やり方を変えてみたり、レベルを調整してみたりしましょう。自己分析の結果を基に、豊かな人生を作るにはPDCAを回すことが重要です。
例えば、人付き合いを減らした結果「寂しい・物足りない」と感じるようであれば、プライベートでの付き合いは維持してみる、月に数回は自分から人を誘ってみるなど、自分にとってちょうどいい人付き合いを模索してみると良いでしょう。
自己分析の結果を基に、自分にとって快適な状態を模索して調整し続けることで、人生そのものの幸福度が少しずつ上がっていくはずです。

自己分析の結果、勤務先の方針との違いに悩んだときの対処法

自己分析によってやりたいことが明確になり、「私はこの仕事がしたい」「こういう働き方をしたい」と考えて行動した結果、勤務先の方針との違いやギャップに気づかされ、悩む人もいるかもしれません。ここでは、そんな状況に陥った時の対処法を2つ紹介します。

  1. 現職での時間の使い方を見直す
  2. ギャップを解消できる働き方を模索し続ける

1. 現職での時間の使い方を見直す

まずは勤務先との距離を再考することをお勧めします。

例えば、月30時間残業をしていたのであれば、業務効率化に注力して月10時間まで抑えれば、差分の20時間分、勤務先との関係性が薄まります。関係性が薄まれば勤務先とのギャップを感じる機会も減り、悩みが軽減されますし、20時間の差分を「できること」の強化に費やせば、秘密裏に「やりたいこと」にも近づけるでしょう。

2. ギャップを解消できる働き方を模索し続ける

自己分析で感じるギャップは、現状を変えるチャンスにもなります。どうすればギャップを解消できるのか、働き方を模索してみましょう。
例えば、人との協働作業がどうしても苦痛なのであれば、なるべく一人でやり切れる仕事を担当したり、不要だと思う会議を毎週から隔週に変更してみたりなど、現職でもできることはあるでしょう。企業に在籍したままでは状況を変えることができないのであれば、転職や独立を考えるのも一つの方法です。

自己分析によって、一時的にストレスや負荷がかかってしまうケースもありますが、模索を続けることで、より望ましい状態に近づくことができるはずです。違和感を抱えながら我慢をし続けていくよりは、豊かな人生に向かって前進していると前向きに捉えて、行動を続けてみてください。

(まとめ)大人の自己分析は「自分らしいキャリア」の指針になる

自分の強みや持ち味、価値観などを理解することは、人生を漫然と過ごさず、目的を持って突き進むことにもつながります。

もちろん、自己分析をしなくても仕事はできます。何もせずとも仕事は日々上から降ってくるので、それをこなせばいいと考える人もいるでしょう。

しかし、自分自身を把握しておかないと、「仕事はこなせているし、評価もされているようだから、まあこの道でいいか」と何となく毎日を過ごしてしまうことになりかねません。結果、定年退職するぐらいの年齢になって初めて「自分にはこんな可能性もあったはずなのに」とか「本当はこういう道を歩みたかった」などと後悔する人が、実はとても多いのです。

少しでも早く、その事実に気づいたほうが方向転換しやすく、自分で決めた人生を歩み直すことが可能。そのためにも自己分析は今すぐ行うべきだし、定期的なチューニングもお勧めしたいです。

自己分析のイメージカット
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【編集部オススメ】社会人向けの自己分析診断ツール2選

リクナビNEXTジャーナルからは、中野さんが紹介してくださった自己分析手法とあわせて活用いただきたい、自己分析診断ツールを2つ紹介します。
自己肯定感を上げたい人、自分の強みを知りたい人は「グッドポイント診断」を、自分に合う転職先を探したい人、性格と仕事の価値観を知りたい人は「適職診断」をやってみてください。

自己分析ツール1. 自己肯定感を上げたい人にもお勧め!強みがわかる「グッドポイント診断」

自分の隠れた強みや才能に気がつける、社会人向けの自己分析診断ツール「グッドポイント診断」は、リクルートがこれまで培ってきたキャリア開発のノウハウを活かして開発しました。
● グッドポイント診断の特徴

  • 診断結果は8568通り
  • 志向を分析する質問を通じて、18種類の強みのうち5つを診断
  • 診断された強みがどのような仕事の成果をもたらすかを解説

自分の良いところに目を向けるきっかけにもなるので、自己肯定感を上げたい人にもお勧めの自己分析診断ツールです。「自分には長所も強みがない」と捉えがちな人、自分に自信を持ちきれずにいる人は、ぜひ試してみてください。

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自己分析ツール2. 自分に合う転職先を知りたい人にもお勧め!性格と仕事の価値観がわかる「適職診断」

「仕事選びの価値観」と「隠れた性格」がわかる「適職診断」は、リクルートが開発した、短時間でできる社会人向けの自己分析診断ツールです。
● 適職診断の特徴

  • わずか3分で診断完了
  • 仕事選びに影響する性格を分析できる
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自分の価値観に合いそうな転職先を探したい人にもお勧めの自己分析診断ツールです。
転職活動中の人や、今の職場に違和感があるけれど自分に合った仕事の探し方がわからずに困っている人は、ぜひ試してみてください。

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Zoku Zoku Consulting 代表 中野 崇さんZoku Zoku Consulting 代表
中野 崇さん

早稲田大学教育学部教育心理学専修卒。良品計画を経て2005年にマクロミルへ入社。事業部長として上海支社の立ち上げ、取締役として韓国支社の経営再建、執行役員としてSaaS型の事業開発・統合マーケティング部門の立ち上げ・グループ全体のMission/Vision/Value策定、電通マクロミルインサイトの代表取締役社長など、第2創業期の要職を歴任。現在はZoku Zoku Consulting代表としてスタートアップ・大手企業・NPOなど様々な法人に対して新規事業開発・組織開発のコンサルティングを提供するほか、キャリアデザイン支援・エグゼクティブコーチングも実施している。
Udemyにて、「キャリアデザインのはじめ方」「30代・40代から始めるシンプルな自己分析」「社会人基礎力のポイント速習シリーズ」「現役コンサルのChatGPT活用術!プロンプト最適化基本マスター講座」など人生を豊かにするスキルアップ支援講座を多数公開中。

記事制作日:2023年12月19日  記事更新日:2025年3月24日
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