ロジカルシンキング(論理的思考)とは?できる人の特徴・効果的な鍛え方を解説

ロジカルシンキング(論理的思考)は、ビジネスに必要なスキルと言われていますが、どんなスキルかご存じでしょうか?身に付けるとどんなメリットがあるのか、そしてどのように磨けばいいのかなどはピンとこない…という人も多いのではないでしょうか。

そこで、働き方の専門家でありオフィスコミュニケーションのプロ・沢渡あまねさんに、ロジカルシンキングを身に付けるメリットや、ロジカルシンキングができる人の特徴、そして効果的な鍛え方などについて伺いました。

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ロジカルシンキング(論理的思考)とは?

ロジカルシンキング(論理的思考)とは、物事を体系的に捉え、筋道を立てて考える力のこと。さらにかみ砕くと、相手と共通の物差しで、共通の道筋を作っていくことで、立場や専門性、置かれた環境が異なる相手と、頭の中の景色合わせをする能力を指します。

たとえ同じ目標に向かっていても、自分が思い描いている景色と、他の人が思い描いている景色が異なるケースは多いもの。リモートワークなどで物理的に離れている相手であればなおさら、景色のずれが生じがちです。そんな状況下で景色を合わせ、ブレることなくゴールへと突き進むには、ロジカルシンキングが必須と言えます。

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ロジカルシンキング(論理的思考)を身に付けるメリット

感情や主観に捉われず、問題や課題を正しく思考できる「ロジカルシンキング」は、以前からビジネスに必要なスキルとされていましたが、これからの時代さらに重要度を増し、ビジネスパーソンの必須スキルになると予想されます。

上司や組織を動かし、自分の希望を通しやすくなる

会社や組織が何らかの意思決定をする際には、必ず「合理性」をもとに検討され、判断が下されています。
したがって、あなたがもし自分の意見やアイディアを通したい、提案を受け入れてもらいたいと強く願ったとしても、組織として時間やお金、人員などのリソースを投入するべき合理的なロジックがないと、意思決定しようがありません。
自分が実行したい、改善したいと思っている問題や課題について取り組む意味、意義、具体的な手法などを、ロジカルシンキングをもって体系的かつ構造的に説明することが求められます。

例えば会議で何か意見を言うとき、チーム内でちょっとした提案をするときでも、論理的思考をもって発言すれば、相手が気持ちよく聞き入れ、動いてくれるようになります。仕事も効率的に進められるようになるでしょう。

周囲の信頼を獲得しやすくなる

仕事においては熱意や意欲なども大切な要素になりますが、ときに感情論だけで意見やアイディアをぶつけてくる人もいます。プライベートならまだしも、ビジネスシーンで感情に任せて大騒ぎする人は、当然ながら周囲から信頼を獲得しにくくなります。

一方、日ごろから論理的に物事を捉え、話を組み立てて伝えることができていれば、「この人とは安心して仕事ができる」「大事な仕事も任せられそうだ」と信頼感を持たれやすくなるでしょう。

信頼を獲得できれば、より大きな仕事や面白い仕事、責任ある仕事などが回ってくるようになり、自身の成長スピードも速まるでしょう。その結果、自分の裁量で仕事を進められるようになり、やりがいにもつながると思われます。

異なる場所にいる、異なる立場の人とも目線合わせがしやすくなる

世界的な政情不安や天候不順、急速な技術革新などを背景に、変化が大きく、不確実で複雑であいまいな世の中となっています。そういう状態を指し、今は「VUCAの時代」と言われています。

VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、あらゆるものを取り巻く環境が目まぐるしく変化し、将来の予測ができない状況を指します。

これにより、日本企業が長らく当たり前としてきた「同質性の高い人が、同じ場所に集まり、長時間・長期間顔を合わせながら働く」というやり方(ピラミッド型)が成り立たなくなり、異質な人がそれぞれの場所や時間に協働しながら成果を出す「オープン型」へと変化していくと見られています。

リモートワークで離れた場所にいる同僚や、社外のパートナーなど立場や環境の違う相手と協働しながら、VUCAの時代に仕事を前に進めイノベーションを生み出すには、今抱えている問題・課題や目指す方向性を明らかにしたうえで、現在地を示し、自身の強み・弱みと相手への期待役割を明確にするという「景色合わせ」を行うことが何より重要。その景色合わせのために、論理的思考力が必要不可欠なのです。

環境が変わっても継続的に成果を上げられるようになる

最近、エンプロイアビリティ(雇用される能力)という言葉が注目されています。これは、言い換えれば「環境が変わっても成果を出せる能力」のことを指します。

日本企業においては終身雇用が崩れつつあり、大企業でも将来を見据えたリストラが行われています。M&Aにより、業務内容や企業形態ががらりと変わることも珍しいことではなくなっています。VUCAの時代が進むにつれ、このような変化はより当たり前のものになるでしょう。そんな環境下では、異なる環境に移ってもすぐに成果を出せる力がないと、マイナス評価されてしまう恐れがあります。

ある日突然、勤務先が買収されて業務内容ががらりと変わったり、思わぬ配置換えにあったりしても、安定したパフォーマンスを上げ続けるには、論理的思考力を発揮して環境を冷静に読み、今やるべきことを見極め、周囲と景色合わせをしながら自身の価値を高める必要があります。

つまり、論理的思考力は足元の仕事の生産性を上げるだけでなく、中長期的に評価され続ける「一生ものの武器」になり得るスキルということ。VUCAの時代を突き進む若手ビジネスパーソンにこそ、身につけておいてほしいスキルです。

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ロジカルシンキング(論理的思考)ができる人の3つの特徴

ロジカルシンキングができる人の特徴として、大きく3つ挙げられます。

相手に合わせて順序立てて話す

たとえば「このテーマの論点は3つあります」と冒頭に言うように、

  • 初めに物事の論点を数字で最初に示して話す
  • 「結論は○○です」とまずゴールを示してからその根拠を説明していく

など、伝えるべきことを構造化しながら話せる点が、ロジカルシンキングができる人の代表的な特徴です。

このように説明されると、話の全体像をつかみつつも、今どの話をしているのか現在地がわかりやすいため、聞き手頭の中を整理しながら話を聞くことができます。

ただ、必ずしも「最初に結論や数字を示し、その後に論拠を説明する」だけが正解というわけではありません。
例えば結論から先に言うと、「結論がわかったからいいや」とその先の話を聞かなくなる人もいますし、結論に納得がいかず理由を説明する前に感情的に反論してくる人もいるでしょう。

ポイントは「相手に合わせた順序で、相手の頭を整理しながら話す」こと。ロジカルシンキングができる人は、その場の雰囲気を読み取り、相手の認識レベルや場の状況に合わせて、話の順序を臨機応変に組み立て直して話すことができるため、話が伝わりやすく相手の納得感を得やすいのです。

相手の意見を受け止めつつ、交通整理できる

ロジカルシンキングができる人は、自分の意見を伝えるだけでなく「相手の意見を受け止め、整理する」ことも得意です。

たとえば会議の場で、発言者の意見が多岐に渡ってわかりにくくなったり、論点が途中でずれてきたりした場合、「今のご意見は、○○という理解でよろしいですか?」「今の話のポイントは○○で合っていますか?」など、途中でうまく交通整理をしてくれます。

自分の理解を深めるだけでなく、会議に参加している他のメンバーも誤解なく理解できるよう、場の状況を正しく整理できるのは、ロジカルシンキングができる人ならではの特徴です。

複数の異なる意見を整理し、まとめることができる

「ロジカルシンキング」というと、論理的な主張で周りを巻き込み、説き伏せていくというイメージがあるかもしれませんが、それだけではありません。

会議の場などで1つのテーマを議論する際、さまざまな意見が出て収拾がつかなくなるケースはよくあると思います。

ロジカルシンキングができる人は、そのような場も冷静に取りまとめることができます。たとえば、議論が紛糾してぐちゃぐちゃになっていても、サッと立ち上がって複数の意見の共通点や差異をホワイトボードに書き出し、体系化して整理してくれたりします。

自分が前に出るのではなく、状況を冷静に観察し、サポートしながら物事を整理しまとめていくことができるのも、ロジカルシンキングができているからこそ。このような立ち回りができると、「あの人がいると場がまとまる」と、ビジネスパーソンとして一目置かれるようになるでしょう。

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ロジカルシンキング(論理的思考)のベースとなる「考え方」

ロジカルシンキングのベースとなる考え方には、大きく3つあります。ロジカルシンキングができる人は、この3つを常に意識し、物事を考え整理しています。

「具体」と「抽象」を行き来しながら考える

物事の「具体」だけ、もしくは「抽象」だけ捉えて考えても、論理的な思考はできません。具体と抽象を行き来しながら思考することで、目先の事実や物事にとらわれ過ぎず、かといってフワっとした抽象的なイメージに引っ張られることなく、状況を俯瞰しながら整理することができます。

たとえば会議の場などで「抽象論だけで話が進んでいるな」と感じたら、「今の話は、具体的にはどういうシーンをイメージすればいいでしょうか?」などと、逆の「具体」を促す意見を投げ込むといいでしょう。自分だけでなく、その場の参加者のロジカルシンキングを促すことも可能になります。

問いを立てる

自身の考えがおかしな方向に行ってしまっているな、目的とずれてきたなと感じたとき、「何のためにこの課題に向き合っているのか?」などと自分自身に問いを立ててみることで、物事を客観視でき、本来の目的に目が行くようになります。

これは会議の場などでも有効で、たとえば皆の議論がヒートアップして論点がずれてきたときに「そもそもなぜこれについて議論しているのか、立ち返ってみませんか?」などと問いを投げ込むと、皆がハッさせられ、冷静になれるという効果があります。

最近では『問いのデザイン』など、 ビジネスの場での「有効な問い」に関する本も多数出版されています。どんな問いを立てれば、論理的に物事を整理できるようになるのか考えるなど、トレーニングしてみるのは有効です。

言語化する

今置かれている状況を、「これはつまりどういうことなのか」と考え、言語化してみるのはロジカルシンキングの基本です。

第三者に対しても有効で、「いまの○○さんのお話のポイントは△△ですよね?」「○○さんが懸念されているのは□□についてですか?」などと言語化すると、頭の中の景色合わせができ、皆が悪気なく抽象的に話していたり、具体すぎてまとまらない議論が一気にまとめやすくなったりします。

ご紹介したこの3つの考え方のように、自分なりの論理のものさしや物事の切り取り方など、いくつかの引き出しを持っておくと役に立ちます。
ロジカルシンキングは正解を求めるものではなく、答えは一つではないので、さまざまなアプローチ方法をインストールして、トライアンドエラーを繰り返しながら自分ならではのやり方を磨き上げるといいでしょう。

ロジカルシンキング(論理的思考)の鍛え方

ロジカルシンキングを鍛える代表的な方法をご紹介します。これらを日常に取り入れ、習慣化してみてください。

仕事を「5つの要素」に分解して考える

仕事は次の5つの要素に分解することができます。5つの要素に分解しながら対話をすることで、初対面の相手や離れた相手ともその仕事に対する景色合わせがしやすくなり、それを皆で共有することで業務の抜け漏れを防ぎ、手戻りを防止することができます。

  1. 目的
    その仕事は何のために、誰のために行うのか?
  2. インプット
    その仕事を進め成果物を生むために、どんな情報・材料・ツール・スキルなどが必要か?
  3. 成果物
    生み出す完成物あるいは完了状態は?期限は?提出先は?
  4. 関係者
    巻き込むべき関係者・協力者は?インプットは誰(どこ)から入手するべき?成果物は誰のためのもの?
  5. 効率
    その仕事のスピードは?生産量は?コストや人員は?歩留まり(不良率)は?

普段から「ロジカルコミュニケーション」を意識する

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物事をロジカルに、体系立てて説明するには、以下のようなポイントがあります。

  • 結論から言う
  • 「質問です」「提案です」など発言の種類を冒頭に伝える
  • 論点をナンバリングして言いたいことをまとめる

普段の会議やミーティング、報連相の場などでこれらのポイントを意識することで、ロジカルシンキングを鍛えることができます。

結論から言う

ロジカルコミュニケーションの基本の1つに「CCF」というものがあります。CCFとはConclusion Comes First「=結論を先に言う」の略。ロジカルコミュニケーションの基本中の基本と言えます。

賛成なのか反対なのか、伝えたい発言の趣旨は何なのか、まず結論から話しましょう。これにより、これからどんな話をするのか、聞いている人に何を求めているのか…などを示すことができます。

例えば、「私はこの議題に賛成です」と冒頭に伝え、その後に「賛成である理由」を説明すれば、聞き手は「この人は賛成なんだ」と理解したうえで、どういう理由で賛成なのかを聞く態勢を取ってくれるようになります。

「質問です」「提案です」など発言の種類を冒頭に伝える

これも「CCF」の一環ですが、結論ではなくこれから発言する話の「種類」を冒頭に伝えるという方法です。

例えば、「質問があります」「提案があります」「ご参考までに伝えたい情報があります」「報告事項があります」など。今からの時間をどう使いたいのか初めに示すことで、聞き手は「何の質問だろう?」「どんな提案なのだろう?」と臨むことができ、より論理的にその後の議論を進めることができます。

オンラインミーティングの場合、通信状態によってどうしても音声が途切れてしまうケースがありますが、初めに発言の種類を伝えておけば、聞き手が頭の中で情報を補正してくれるという利点もあります。

論点をナンバリングして言いたいことをまとめる

論点が複数に及ぶときには、ロジカルコミュニケーションの1つであるNLC(Numbering/Labeling/Claiming)を利用し順番に伝えると、現在地を明らかにしたうえで聞き手に同じ意識を持ってもらうことができます。

まずは「ナンバリング(Numbering)。初めに話す内容をナンバリングして伝えましょう。例えば、今行われている議論に対して「質問が3つあります」と初めに伝えることで、聞き手は「賛成の理由が3つある」と認識し、3つ聞く姿勢を持って臨んでくれます。

次に「ラベリング(Labeling)」。理由にそれぞれラベルを付けると、発言内容がよりわかりやすく伝わります。例えば「賛成する理由は3つあります。1つ目はコストの観点、2つ目は品質の面、3つ目は社内体制の観点からです」などと伝えることで、それぞれのポイントを聞き手に印象付けることができます。

最後に「クレーミング(Claiming)」。ナンバリング&ラベリングした一つひとつの内容を細かく説明することを指します。例えば、「1つ目のコスト面から言えば○○、2つ目の品質面は〇〇、3つ目の社内体制の観点で考えれば〇〇なので、賛成です」と伝えれば、言いたいことがもれなく、的確に伝わります。もし発言者の意見と相違があっても「1つ目は同意できるけれど2つ目についてはこういう理由で反対だ」など建設的な議論ができるようになります。

自分が見ている景色を「図解」して説明する

自分が見ている景色(=考えや思い、目標など)を図解して示せば、文字通り一目瞭然で景色合わせをすることが可能です。議論の最中に、相手と会話がかみ合わなくなったり、先に進まなくなったりすることがありますが、これは互いの景色が合っていないから。議論の途中であっても、現状を「図解」することで正しく議論を先に進めることができます。

例えば、矢印を用いて手順、プロセス、そして現在地を伝える「プロセス図」や、物事の観点や論点、構成要素を抜け漏れなく洗い出せる「ロジックツリー」などを使えば、簡単に目線合わせができます。

いろいろなシーンで使いやすい!オススメ図解4選

図解「○の組み合わせ」図解「プロセス図」図解「ロジックツリー」図解「4象限マトリクス」
これら4つの図解の詳細については、以下の記事をご覧ください。

事前に自身の景色を図解しておくのもいいですが、議論の最中に図を描いて現在地をすり合わせるのもお勧めです。対面での議論であれば、その場で紙やホワイトボードに書き出してみる、オンラインであれば白紙のパワーポイントに書き出して共有したり手書きで書き出したりしたものを映像で映す、などの方法が考えられます。このように、議論が壁にぶつかったら図解…を繰り返すことで、自身の景色をロジカルに相手に説明する力、相手の景色を構造化して理解する力が身に付きます。

ロジカルシンキング(論理的思考)を鍛える過程での注意点

ロジカルシンキングを身につける過程で、陥りがちな失敗パターンがあります。

論理で押し通し過ぎない

人間には誰しも「感情」があります。そして、目標を成し遂げたいという熱いエモーションが成果を上げる原動力になります。
ロジカルシンキングを身につけたくてロジックを重視するあまり、感情を無視して論理だけで相手を打ち負かそうとする人が見受けられますが、少なからず禍根を残し信頼関係に影響を及ぼすので注意が必要です。

心に留めてほしいのは「理に情を添える」ということ。論理的に考えれば結論はAだけれど、皆の思いをくみ取ればBという選択肢を取ったほうがいい…という思考は、ビジネスにおいては重要。ロジックは思いを成し遂げるための一つの手段なのだと理解しましょう。

感情論で反論されても流されない

一方で、組織の中には感情論だけで物事を進めようとする人もいます。特に「空気を読む」「察する」など非言語コミュニケーションが発達している日本においては、ロジカルにその場を仕切ろうとする人に対して抵抗したり、感情的に否定してきたりする人が一定数存在します。

先の見えない不毛な議論に嫌気が指して、感情論に流されてしまう人がいますが、これからの時代を生き抜くためのスキルを放棄することであり、キャリアにとってマイナスになりかねません。

このような状況で自身の考えを皆に理解してもらうには、「理に情を添える」姿勢がモノを言います。根幹にあるロジックはあくまでぶらさず、例えばできるだけ柔らかい言葉で伝えるとか、「大変ですよね」「確かにしんどい局面だと思います」などといった相手の気持ちに寄り添うような言葉を付け加える、など。このように、情の添え方をチューニングすることで、感情優勢の人の懐にも飛び込めるようになり、建設的な議論につながるので覚えておくといいでしょう。

自分の思いや感情を大事にする

誤解している人が多いようですが、「論理的に物事を進める」ということは、自分の思いや感情を無にするということではありません。前述のような「理に情を添える」だけでなく、自分自身の思い、感情も大切にしましょう。

なぜなら、人を動かすには論理だけでなく「エモーション」という要素も重要だから。「あの人の思いに共感したから、提案に乗ってみよう」と思えることは多いと思います。したがって、ときには「自分はこの仕事にこんな思いで取り組んでいる」「この議論にこんな気持ちで臨んでいる」などと伝えることも大切です。

自身の思いや感情を大切にしながらも、組織の中で物事を進めるために、論理という道具をうまく使っていきましょう。

プロフィールカット_沢渡あまねさん沢渡 あまね(さわたり あまね)さん

作家・企業顧問/ワークスタイル&組織開発。『組織変革Lab』『あいしずHR』主宰。
あまねキャリアCEO/NOKIOO顧問/大手企業 人事部門・デザイン部門ほか顧問。プロティアン・キャリア協会アンバサダー、DX白書2023有識者委員。400以上の企業・自治体・官公庁 で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディ ア出演を行う。著書『新時代を生き抜く越境思考』『「推される部署」になろう』『職場の問題地図』ほか。#ダム際ワーキング 推進者。

EDIT&WRITING:伊藤理子
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