会社の飲み会を盛り上げる方法

 会社の飲み会では、幹事や盛り上げ役を任されることが多い、若手社員のみなさんへ。そうは言っても、目上の人が多い中、明るく振舞うのは勇気がいる役目ですよね。しかし、みなさんが明るく振舞うことが飲み会全体の盛り上がりを左右するのです。ここでは、若手が飲み会を盛り上げるコツを紹介します。

f:id:r_kihara:20160801142540j:plain

とにかく明るく振る舞おう!

 若手社員のみなさん、特に新入社員のみなさんは入社したばかりの頃、先輩からこんなことを言われた記憶はありませんか?「若い社員の仕事は元気よくすること」。これは仕事ができないうちは、せめて明るくしようという意味以外にも、大切な教えがあります。無条件に明るく振舞うだけで、会社の雰囲気を変えられるのは若手社員しかいないからです。若手社員はまだ会社の色に染まりきっていない新鮮な存在です。若手の行動が会社に新しい風を吹かせることもしばしばです。もしも会社に停滞した空気があるとすれば、それを変えられるのは若手の立ち振舞いなのです。そしてそれは飲み会であっても同様です。緊張する、気をつかうことがたくさんある、そういった不安はわかりますが、だからといって隅で萎縮している必要はありません。明るく自分が盛り上げるくらいの気持ちで飲み会には挑みましょう。誰の懐にも飛び込んでいけるのは若手の特権です。先輩社員が行なうと強引に思われることも、若手なら周囲に許されてしまうものです。お酒の力を借りていつもはあまり話さない人とも思い切って距離を縮めてみましょう。相手の反応次第では、プライベートの話題など込み入った領域に踏み込んでみるのもいいでしょう。すると周りの人間も興味を引かれて会話が広がっていくことが多いです。そのきっかけは比較的大目に見てもらいやすい若手社員が引き受けるのが賢明だといえます。こうした行いは場を盛り上げるだけでなく、自分の人となりを社内に広める効果もあります。自己PRの場として飲み会を上手に利用してください。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

少しくらい羽目を外すこと

 他にはどんな立ち振る舞いが場を盛り上げるのでしょうか。それは、仕事中に周囲が認識している普段の自分とのギャップを見せることです。新人なら特にそうでしょうが、会社にいる間は目上の人々に囲まれてなかなか自分らしさを出せない時間が続いているものです。そこで普段は出せない本当の自分を、飲み会でさらけ出してしまいましょう。あなたにとってはいつものことでも、周囲からするとギャップに感じて驚くのではないでしょうか。こうした場面で非常に効果的なのは一発芸です。とはいっても、わざわざネタをしこんだり、仮装したりするなどの大がかりなことまで目指す必要はありません。ただ、あなたの経歴に関することや、自分が持っている特別なことを披露すればいいのです。例えば、部活に精を出していた人なら、力自慢をしてみるなどの方法です。そこで、「自分は腕相撲なら誰にも負けませんよ」と少し大げさに自己PR,をしてみてください。若手がそんな言い方をすると、ほぼ確実に先輩が乗っかってきます。仮にあなたが勝てば、周りが盛り上がりますし、負けたとしても先輩に花を持たせることができます。このほか、ものまね、ラップ、簡単な手品など、あなたが持っている一芸は積極的に披露しましょう。ここで「恥ずかしい」とか「でしゃばりたくない」という気持ちは捨てましょう。目上の人への配慮は必要ですが、少しくらい羽目を外したほうが、周囲はあなたにギャップを抱いてくれます。そのギャップが場を盛り上げてくれるのです。特に、会社では大人しくしている人ほど、飲み会ではあえて羽目を外してみましょう。そこで「意外に面白い人なんだ」と思ってもらえればしめたものです。飲み会が盛り上がるだけでなく、次に出勤してからもコミュニケーションが円滑に行なえるきっかけになるからです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

自分も楽しむことが大事!

 飲み会を盛り上げるときに、心の隅に留めておいてほしいことは「無理をしないこと」です。確かに、無理をしてできもしないギャグをやったり、宴会芸をしたりして周りを白けさせてしまう可能性はあります。しかし、それ以上に困ったことになるのは、周囲にあなたという人間を誤解されてしまうことです。例え、その場が盛り上がったとしても、次の出勤時にふだんの大人しいあなたに戻ってしまっていたら「あのときは何だったんだ」と不思議に思われてしまうことでしょう。また、無理をして明るく振舞っていたあなたを、本当のあなただと思われて普段からそのように接されても返し方が難しくなってしまいます。飲み会は誰にとって楽しい場所であるべきで、それは若手社員にとっても同じことです。確かに、飲み会を盛り上げるのは若手の大切な役目ですが、そこで過剰に抱え込んでしまわないで自分でも楽しいと思える範囲での盛り上げを目指しましょう。会社という組織に属している以上、人間関係はスムーズにしておくことが懸命です。苦手なことでも積極的にチャレンジし、会社の飲み会が楽しいと感じることができると良いですね。

PC_goodpoint_banner2

Pagetop