お部屋探し中の方必見!一人暮らしの初期費用を抑えるためのポイント

秋は転職の時期とも言われており、新生活を始めようと考えている人は意外と多いのではないでしょうか?また、春に向けて就職や入学、キャンパス移動など、都内で一人暮らしを考えている人も多いでしょう。特に地方から上京してくる人にとっては、都内へ転居するにあたって家賃や物価のイメージがイマイチつかめないもの。都内で一人暮らしを始めるにあたって相場観や、初期費用を抑えるためのポイントを見ていきましょう。

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そもそも初期費用・その内訳とは

一人暮らしにかかる初期費用は、単に家賃や引っ越し屋さんに払うお金だけではありません。部屋を借りる際、アパートやマンションの所有者と直接契約することはほとんどなく、不動産屋さんを介します。ですので、不動産屋さんに支払わなければいけないお金も当然発生します。

また、家賃のような高額な支払いを契約する際には、何かとあなたの信用度が重視されます。しっかりとした収入の見込みがあるかなどの審査が入ることがあり、場合によっては保証会社に間に入ることも必要です。一人暮らしの初期費用の内訳としてあげられるのは、「敷金」「礼金」「仲介手数料」「前家賃」「保険料」「鍵交換代」「消毒代」などがあります。

敷金とは、部屋を借りるにあたって主に部屋を汚したり壊したりすることに充当するために、予め収めておく担保金です。敷金は預けるお金ですので、部屋を問題なく使った場合返ってきます。礼金とは、入居時に大家さんに払うお金を指します。

礼金は敷金と違い、返ってくることはありません。仲介手数料は、不動産屋さんに支払うお金です。物件を紹介してもらったことに対する手数料になっています。

前家賃は、入居の時点で事前に次の月の家賃を払うことをいいます。また、月の半ばに入居した場合当月の家賃を日割りで計算して納めることになります。

東京都内の物件を借りる際は、火災保険に加入しなければなりません。そのため、不動産屋さん指定の保険に入る必要があり、それに対する保険料も初期費用に加算されます。

ここまでの費用が一般的な初期費用ですが、場合によっては「鍵交換代」「消毒代」などがかかってくる場合があります。

アパートやマンションは人が入れ替わりで住むものですので、鍵を交換する必要があります。鍵を交換する費用を新しい入居者が負担する場合があります。また、入居者が入れ替わった際に部屋をクリーニングする必要があり、消毒代として費用を請求される場合があり、これは部屋を出る際にかかる費用を入居時に請求されます。

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社会人が一人暮らしをする際の相場とは

敷金、礼金は金額が独自に設定されているわけではありません。敷金礼金の相場は、それぞれ家賃1カ月分が多いです。人気のエリアや人気の物件になると2ヶ月になる場合もあり、物件や、不動産屋さんによっては敷金礼金0円を謳っているところもあります。

また、仲介手数料の相場は家賃1ヶ月分に消費税がかかった額が相場と言えます。前家賃は入居日によって変動しますが、新生活を始めるには2週間前ほどから住みだす人が多いため、家賃1.5ヶ月分と考えておきましょう。

火災保険料の目安は15,000〜20,000円程度と言われています。火災保険の場合、2年ごとに更新する必要があることがほとんどです。鍵交換代も同様に15,000〜20,000円程度。消毒代には5,000〜15,000円程度かかると言われています。

東京都内の一人暮らしに初期費用は、賃貸契約だけで家賃の4、5倍かかると言われています。都内での一人暮らしの家賃は平均6〜8万円程度ですので、24〜40万程度はかかるものと覚えておきましょう。これに引っ越し屋さんに頼むと3〜7万程度の料金が取られます。遠方から上京してくるような場合、これ以上かかってしまう場合も多くあります。

また、家具家電を1から揃えるとなると10万円程度の予算が必要になってきます。これらを合計して50〜60万程度の予算は必要になるでしょう。

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初期費用を抑えるためのポイント

初期費用を抑えるためのポイントとしてあげられるのは、やはり家賃を抑えることです。不動産契約で払う金額は家賃数ヶ月分という計算になるため、家賃が上がっていくとその分膨れ上がってしまうことになります。

家賃を抑えるためには、やはり住む場所を選ぶことになります。働く場所にもよりますが、多くの会社が密集する新宿区、渋谷区、港区などはやはり地価も物価も高くなってしまします。

職場の最寄り駅を中心として、アクセスしやすい路線沿いで考えるとわかりやすいでしょう。渋谷近辺の場合、東急線などのアクセスがよく、新宿だとJR線や西武線のしやすくなっています。場合によっては埼玉や神奈川、千葉などのベットタウンを選ぶことで家賃を2万円程度安く抑えることも考えられます。

また、引っ越し屋さんに頼まず友人に手伝ってもらって自分たちで運転し運び出すことで費用を抑えることもできます。その際には、近隣の方の迷惑にならないよう配慮が必要です。事前に新居の周辺で駐車できるスペースを把握しておくとスムーズです。家具家電に関しては、まず知人ベースで余っているものがないかを聞いてみるといいでしょう。リサイクルショップなどを利用するのも手段の一つです。

まとめ

一人暮らしの経験がない人にとって、引っ越しにかかる費用ってこんなにかかるものかと驚いたかもしれません。事前にしっかりとした知識をもっておくことで、しっかりと納得のいく物件を探すことができます。しっかりとした計画をもって一人暮らしを始めて、新しいスタートを切ってくださいね。

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