世界を変えてきたリーダーたちの、心を揺さぶる珠玉の名言8選

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世界にイノベーションを起こしてきたようなリーダーたちは、一体どんな哲学を持って組織を動かしてきたのでしょうか?

無論、その哲学は人によってそれぞれです。しかし、尊敬すべき先人たちが残してきた言葉には、指導力、判断力、論理的思考、洞察力、人を想う心など、リーダーが持つべき資質のエッセンスを見いだすことができます。

今回は、部下を持つようになった若きビジネスリーダーに向け、歴史に名を刻む偉大なリーダーたちの珠玉の言葉をお届けしましょう。

1.

「できるか、できんか、オレにはわかんねぇけど、オレはやりてぇよ」

(本田技研工業株式会社創業者 本田宗一郎)

出典:Honda | Honda F1ルーツ紀行 | 幻のHondaインディ計画

ホンダがF1に参加する6年前の1958年、「四輪F1グランプリも考えてらっしゃるんですか?」と本田技研の入社試験で受験者に尋ねられた際、本田氏は「できるか、できんか、オレにはわかんねぇけど、オレはやりてぇよ」と答えました。

まだ誰も実現したことのない新たな取り組みにチャレンジするとき、チームメンバーのモチベーションを奮い立たせ、目標に向かわせるような言葉が必要となります。自分の真の熱意を部下にしっかりと伝え、同じビジョンを共有することが新たな試みに挑戦する際には必要なのではないでしょうか。

2.

「怒るのは自分の知恵の足りなさを認めるようなものです」

(ソフトバンクグループ株式会社創業者 孫正義)

出典:孫正義の名言・格言|怒るよりも自分の知恵のなさを嘆け

孫氏は、若い頃から仕事依存症と言われるほどビジネスに情熱を注ぐ人物でした。「当時は理性を失って周りを叱責してしまうこともあった」と振り返りながら、「怒るのは自分の知恵の足りなさを認めるようなものです」と語ります。

理性を失わずに怒るのが「叱る」ということだと認識し、怒らずに「叱れる」上司を目指すとよいかもしれません。

3.

「何をやるのかを決めるのは簡単。何をやらないかを決めるのが難しい」

(Dell創業者 マイケル・デル)

出典:マイケル・デルの名言・格言|経営戦略で最も簡単なこと、最も難しいこと

世界経営者会議のインタビューの中で、「経営戦略で最も簡単なこと、最も難しいことは何か?」と尋ねられた際、デル氏は「何をやるのかを決めるのは簡単だ。何をやらないのかを決めるのが大切で、何をやらないかを決めるのは難しい」と語っています。

プロジェクトの成果を最大化するためには、仕事に優先順位を定め、最も価値のある業務を発見し、そこに集中する必要があります。目標達成のために何かを「追加する」という方法を取りがちな方は、限りある時間を活かすために「削る」ことを意識してみてはいかがでしょうか。

4.

「小さなことにくよくよしろよ」

(株式会社幻冬舎社長 見城徹)

出典:見城徹 著『憂鬱でなければ、仕事じゃない』

「仕事において大切なことは何か?」いう問いに対し、見城氏は「GNO(義理、人情、恩)を知らなければ、何事もうまくいかないと思っている。小さなことでくよくよしなければ、相手の心はつかめない。ましてや大きな仕事などできるはずがない」と述べています。

誰にでもできる簡単な仕事でも、手を抜かずに毎日継続して行うのはとても大変なことです。しかし、そうした苦労を積み重ねていかなければ、遠くの目標は近づいてこないのかもしれません。

5.

「上からの統制なんて、必要ないんです。職種や役職に関係なく、ユーザーのニーズにこたえられる能力がある人間が主導権をとる。ルールはこれだけ」

(元LINE株式会社社長、現C Channel 森川亮)

出典:ベンチャー通信53号(2013年7月号)巻頭インタビュー「ガラパゴス日本だからこそ世界的サービスが生まれた」

LINE開発時の組織体制や役割分担について聞かれた際、森川氏は「仕事は与えられるものではなく、とりにいくもの。職種や役職は一応ありますが、エンジニアが企画職をさしおいて商品企画を立てたり、入社1年目の社員がリーダーを押しのけてメンバーに指示を出すこともある。それがユーザーニーズを満たすためによい役割分担であるなら、いっこうにかまわないというのが当社のカルチャーです」と述べています。

部下の適性を判断し、適材適所を実現するのは簡単なことではないでしょう。まずは本人に自分の適性について聴くことで意思疎通を図りつつ、動きやすいようにある程度の自由度を与え、個人や組織のパフォーマンスを最適化してみてはいかがでしょうか。

6.

「『いつまで』を具体的に数値にしないと、行動を起こせません。『いつでもいい仕事は、いつまでもやらない』のです」

(GMOインターネット株式会社社長 熊谷正寿)

出典:熊谷正寿 著『一冊の手帳で夢は必ずかなう なりたい自分になるシンプルな方法』

計画したスケジュールを遅らせない方法について熊谷氏は「締め切りという数値目標があれば、早く走り出せるし、仕事効率も高まります。結果、私を含めたみなさんが大好きな『自由時間』も増えます。しかも、締め切りどおりに仕事が仕上がれば、達成感が得られて、非常に気分がいいのです。よく『急ぐ仕事は忙しい人に頼め』と言われますが、これも〝締め切り心理″を逆手にとったものでしょう」と述べています。

自分が立てたスケジュール通りに仕事が終わらないという方は、「その日までに終わらせればいいや」とざっくりした締め切りを設けているのではないでしょうか。費やす時間を明確に設定することは、目標達成能力を向上させ、モチベーションの維持にも役立つため、すぐに実践することを薦めます。

7.

「リーダーのスピードが、部下のスピードになる」

(女性起業家 メアリー・ケイ・アッシュ)

出典:メアリー・ケイ・アッシュ 著『メアリー・ケイの人を活かす23章−ピープル・マネジメント』

5,000ドルの元手から、売上高何十億ドルという巨大化粧品企業化粧品会社を起こし、一代で「フォーチュン500」にランクインするような企業に成長させたメアリー・ケイ氏。彼女は、組織の行動力の違いがどこに現れるかという問いに「リーダーのスピードが、部下のスピードになります。また、職場の士気を高めることは、即、生産性を高めることにつながります。それを目指して部下の自尊心を育てる努力をするのです」と述べています。

部下とのコミュニケーション不足は、組織全体の行動力を下げてしまう要因となりかねません。ただ仕事が遅いと嘆くのではなく、リーダー自らが率先して部下の現状を把握し、適切なフィードバックを与えることが必要なのではないでしょうか。

8.

「行動は言葉よりずっと影響力がある」

(経営コンサルタント スティーブン・コヴィー)

出典:スティーブン・コヴィー 著『7つの習慣』

販売部数が国内で180万部を超えた、ビジネス書のベストセラー『7つの習慣』の著者、スティーブン・コヴィー氏。彼は行動が他の人に与える影響について、「人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である」と述べています。

どれだけ言葉が巧みな人間であっても、結局、アクションを起こさない人間の下には何の営利も生まれません。

結局、実際に行動を起こすことの方が周囲にも自分にも、ずっと大きな影響を与えるものです。部下から信頼されたいと心から思うのであれば、言葉だけでなく、行動で示すことが一番の近道といえます。

まとめ

先人たちの言葉は、どれも新しいことに挑戦するときに背中を押してくれるものばかりです。それは、言葉の背景に彼らが通過してきたであろう、圧倒的な量の思索と経験を共感できるからではないでしょうか。

あなたは、どんなマネジメントをするリーダーになるのでしょうか?そのヒントを本稿よりつかめることを祈っています。

監修:リクナビネクストジャーナル編集部

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