会社の飲み会の二次会って行かなくてもいいの?上手な断り方とは

 飲み会が大好きな人も多いとは思いますが、逆に苦手な方もいますよね。一次会ならまだ参加しても苦ではないですが、二次会になってしまうとさすがに辛いという人も多いのではないでしょうか。二次会が嫌だからといってしぶしぶ付き合ったような態度をしてしまうと、会社での人間関係にヒビが入る可能性があります。そこで周りを不快にしないような二次会の上手な断り方を紹介します。

会社の飲み会の二次会っていかなくてもいいの?

行かないのもありだが空気を読んで

 飲み会の一次会で盛り上がったのに、二次会の出席を断るのはなかなか勇気がいるもの。それでなくても、会社にはお酒の好きな先輩や上司がたくさんいますよね。目上の人たちの誘いを断ってまで、二次会に行かないと「付き合いの悪い人間」のレッテルを貼られてしまう可能性があります。

一度そんなレッテルを貼られてしまうと、仕事や人事にまで影響が出てしまうことも考えられます。もちろん、早く家に帰らなければいけない事情や、翌朝は早くから仕事があるなどの理由で、二次会に行かないのは仕方がないことです。また、お酒の場が苦手でどうしても帰りたいという人もいるでしょう。そういった理由で二次会を断ることはマナー違反ではないですが、誘ってくれた人たちに悪い印象を与えないように、気をつかった断り方をしましょう。

つまり、必要なのは空気を読む力です。挨拶もそこそこに、そそくさと帰るのは止めておきましょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

スマートな二次会の断り方~事前編~

 周りともめないで二次会の出席を断るには、予め事前に幹事へ伝えておくとスムーズです。その際、理由をしっかりと伝えておくと、しこりを残すこともないでしょう。また幹事だけでなく直属の上司にも伝えておいた方が、当日になって不要なトラブルの原因になることもなくなります。

ここで気をつけたいのは理由の中身です。例え大きな理由がなかったとしても「家庭の事情」などの理由を作っておきましょう。確かに嘘はよくないことですが、「飲み会が苦手なので帰ります」とストレートに伝えたのでは、出席者を不愉快な気持ちにしてしまう可能性があります。また、いくらもっともらしい理由があったとしても、断るのもほどほどにしておかないと、毎回理由をつけて欠席するたびに「あいつは嘘をついてまで出席したくないのか」と見破られてしまいます。

そうなると、あなたへの印象が悪くなってしまい、せっかく上手く立ち回っていたつもりでも努力が台なしになってしまいます。忘年会などの大きな集まりでは、できる限り出席しておいたほうがトラブルになりにくいでしょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

スマートな二次会の断り方~当日編~

 そうは言っても、予め断りを入れておいたのに、当日になって二次会にしつこく誘われてしまう可能性は十分にあります。お酒に酔っている上司に対して理論立てて行けない理由を説明しても、堂々巡りであまり効果がないのではない場合もあります。そんなときは、強力なキーワードを出して、誘う人に「それなら仕方がない」と思わせることが重要です。その代表的なキーワードが「仕事」です。「まだ、家に帰ってから仕事をやらなければいけません」とか「明日は朝早くから資料を作らなければいけません」といった、仕事を絡めた理由なら、上司も無理に誘えなくなることでしょう。

また、女性であれば「終電」や「門限」といったキーワードを出すのも非常に有効です。正直にお酒が苦手なことを伝える手段もありなのですが、それだと今後、飲み会自体に声がかからなくなってしまう恐れがあります。

社会人のコミュニケーションの場である飲み会から距離を置くことは望ましくないので、「飲み会には出るけど遅くまではいない」という、絶妙なポジションに身を置きたいところです。

断るときに注意する3つのポイント

 こうした二次会の断り方で気をつけてほしい点は三つです。一つは、愛想よく断ることです。「いやあ、できれば行きたかったんですけど」とまで取り繕う必要はありませんが、二次会で盛り上がろうとする人たちの気分を害さないよう、笑顔と丁寧な口調で断るようにしましょう。

 二つ目は、挨拶はきちんと行なうことです。二次会に行きたくないあまり、最初から誘われないようにこっそりと帰っていく、そんな人もいるでしょう。しかし、飲み会といえども、上司と部下、先輩と後輩の関係は敬うべきです。目上の人たちに挨拶なしで帰ってしまうと、お酒の勢いもあって、予想外の怒りをかう可能性もあります。そうならないよう、一言挨拶をして帰りましょう。

 三つ目は、事後にフォローを入れておくことです。次に出社したときに上司や先輩と顔を合わせたら「お誘いを断ってしまって申し訳ございませんでした」と謝っておきましょう。この一言があるだけで、相手の心象は大きく変わってきます。飲み会の重要性は人それぞれ。あなたにとっては面倒な飲み会でも、非常に重要視している上司は存在します。人間関係を壊さないよう上手に立ちまわりながら、飲み会を切り抜けていきましょう。

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