2016年リオ五輪開催!注目の日本人選手・競技を先取りして楽しもう!

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 2016年は、4年に1度の五輪イヤー。今年はブラジル・リオデジャネイロで開かれます。開催が近づくにつれ、日本も一丸となって代表選手を応援するお祭りムードが高まってきました。果たして、日本は今年、いくつのメダルを獲得できるのでしょうか?
ひと足先に注目の選手と競技、大会の見どころをお伝えします。

南米初の夏季五輪!日程はいつ?

 南米では初めての夏季五輪となるリオ五輪が、2016年に開催されます。夏季五輪が開催されるのは31回目。南半球での開催は、1956年のメルボルン五輪、2000年のシドニー五輪に続き、16年ぶり3回目です。

 日程は、8月5日~21日の17日間。開会式は現地時間8月5日午後6時(日本時間同6日午前6時)の予定です。日本とリオデジャネイロの時差は約12時間ですから、会社員にとって、平日オンタイムで観戦するのは、やや厳しいかもしれません。

 競技種目は、全28競技306種目。今回、7人制ラグビーとゴルフが追加種目に採用されました。ゴルフは、1904年の第3回セントルイス五輪以来、112年ぶりの復活。7人制ラグビーが五輪の正式種目になるのは初めてです。15人制ラグビーとはひと味違う、スピード感あふれる試合展開を心待ちにするファンも多くいます。

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ここが見どころ!リオ五輪注目の選手たち!

 リオ五輪での活躍が期待される選手たちを、競技ごとにまとめてみました。

●テニス:錦織圭

 2014年全米オープンで、日本人選手として初めてグランドスラム決勝の舞台に立った錦織(準優勝)。日本にとって96年ぶりとなるメダル獲得がなるか注目されます。本人は、プレッシャーが強いのか、「メダルを取れるように頑張る」と言ったり、「正直、あまり期待しないでほしい」と言ったりと、揺れる心境をのぞかせています。

●卓球:石川佳純、福原愛

 2012年のロンドン五輪でシングルス4位、2014年のワールドツアー・グランドファイナルで日本人女子初の優勝と華々しい経歴を誇る石川に、メダル獲得の期待がかかります。一方、「愛ちゃん」の愛称で知られる福原も、「シングルス・団体の両方でメダルを取りたい」と意気込みは十分です。持ち前の高速ラリーで世界の強敵を相手にどこまで活躍できるか見逃せません。

●フェンシング(フルーレ):太田雄貴

 2008年の北京五輪で銀メダル、12年のロンドン五輪で団体銀メダル獲得を果たした太田。東京五輪招致のプレゼンは記憶に新しいところです。特徴は、キレのあるアタック。リオでの引退を示唆しているだけに、選手生活の集大成が見られそうです。

●バレーボール:木村沙織、古賀紗理那

 眞鍋政義監督率いる女子バレーボールにもメダルの期待がかかっています。「絶対エース」のキャプテン・木村は、リオが最後の五輪と明言。代わって、「木村沙織2世」と呼ばれる古賀が次世代エースとしてメキメキ頭角を現しており、世界の強豪に立ち向かいます。

●体操:内村航平

 体操ニッポンのエースといえば内村です。北京、ロンドンと五輪2大会に出場し、ロンドンで個人総合の金メダルを含む5つのメダルを獲得。リオでは個人と団体両方で金メダルを狙います。ちなみに日本体操協会は、体操男子で金メダル4個を含む計7個のメダル獲得を目指すとしています。

●ゴルフ:石川遼

 石川も、ゴルフが112年ぶりに競技として復活するとあって、出場に意欲を見せています。出場するには7月11日時点の世界ランクで15位以内に入るか、五輪ランキングで日本勢上位2人に入る必要があります。五輪は特別の舞台だけに、石川は「モチベーション高く、そこを目指したい」と意気込みを見せています。

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開催まであと少しだけど…大丈夫か!?リオ五輪

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 五輪を開催するには、大規模なインフラが必要です。開催に向けて急ピッチで準備が進んではいるものの、懸念される問題がいくつかあります。

・インフラ建設の遅れ

 当初は「スタジアムの完成が間に合わないのでは?」と心配されましたが、さすがに開催日までには完成する見通しです。しかし、2016年1月になっても、テニス競技と馬術競技の会場建設の作業が遅れているとして、リオデジャネイロ市が建設を請け負った企業との契約を解除したとのニュースが報じられました。馬術の会場は1月の時点でまだ3分の1しか工事が進んでいないとのことです。以前IOC(国際オリンピック委員会)に「過去最悪の遅れ」と批判されたリオ五輪のインフラ建設問題。果たして、滞りなく五輪を開催できるのか、心配する声が世界中から上がっています。

・環境問題

 セーリング会場であるグアナバラ湾は、深刻な水質汚染問題を抱えています。家電などの大型ゴミや下水が流れ込み、犬や猫、魚の死骸がプカプカ浮かんで、ひどい悪臭が漂っていると言われています。当初の計画では、五輪開催までに水質が改善される予定でしたが、今となってはそれも期待薄でしょう。選手の健康面が心配されます。

・治安問題

 五輪開催が決まってから、治安改善が進んできたとはいえ、2015年にはドイツ人観光客の刺殺事件や警察と麻薬組織の銃撃戦が起きています。大会期間中には保安要員を増員し警戒態勢を取るとは言われていますが、一般観光客が安心して訪問できるのか、不安視する声は根強くあります。各国の要人が集まる世界的なイベントだけに、厳重な保安体制で、トラブルなく五輪を開催することが、ブラジルにとっての大きな課題です。

パブリックビューイングなら、日本にいながら現地の迫力を体感!

 今大会は地球の裏側で開催されるため、現地まで応援には行かないという人がほとんどだと思います。それでは何だか物足りないという人は、スポーツバーや映画館で行われるパブリックビューイングに出かけてみてはどうでしょうか?大画面に映し出される映像は迫力満点で、現地で応援しているかのような臨場感を味わえます。他のお客さんとの触れ合いも楽しく、一人で出かけても寂しい思いをすることはありません。リオ五輪が近づいてくると、さまざまなイベント情報が出てくるはず。気になる競技の日程を調べて、大勢で観戦できる場所を探してみてはいかがでしょうか?

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