丸の内勤務必見! ゲストも大満足のこだわりイタリアンランチ3選

 丸の内で働くビジネスパーソンにとって、同僚や上司、クライアントなどと、同席する相手に応じてどんな場所でランチを取るか、しっかりポイントを押さえておきたいところ。混雑を避けられる時間を把握したり、予約しておいたり、事前準備が肝心です。けれども場所や席数、個室の有無ばかりを重視して、食事は二の次…なんてもったいない! 誰もが納得するこだわりの料理で、同席のゲストたちにも満足してもらいたいですよね。そこで今回はイタリアンに絞って3店舗をセレクト。珠玉のレストランをご紹介します。

A16 TOKYO(エーシックスティーン トウキョウ)(二重橋前)

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 丸の内ブリックスクエアの中庭に面した「A16 TOKYO」。カリフォルニア州・サンフランシスコで高い人気を誇るレストランの日本第1号店です。インテリアや雰囲気も本店をそのまま踏襲しており、雰囲気はさながらアメリカのカフェのよう。全面に広く採られたガラス窓から、まばゆい光が差し込みます。

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 「A16 TOKYO」の看板メニューはなんといってもピッツァ。強力ガス窯で一気に焼きあげます。

f:id:tany_tanimoto:20151209135504j:plain「A16ランチコース ピッツァランチ」2,700円(マルゲリータは+432円)

 ランチコースはもちろんピッツァをセレクト。「ビジネスランチで手が汚れるのはちょっと…」と思うことなかれ。こちらのピッツァは特製ハサミを使って自分で取り分ける形式。小さめに切り取って、くるりと丸めて口に運べばいいのです。異なる味を仲間とシェアすれば、場の雰囲気もいちだんとリラックスしたものになるはず。

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 数あるピッツァのなかでも一番人気は「マルゲリータ」。水牛のモッツァレラとグラナ・パダーノ、2種のチーズを用いているので、より濃厚なうま味とミルキーな香りが口の中で広がります。そして生地にも注目。使用している粉は「カプート社」のサッコ・ロッソ(00粉)。本場ナポリの名だたるピッツェリアが御用達とあって、華やかささえ感じられるほど香り高い味わいです。

 三菱一号館美術館を訪れる観光客の方や海外からのお客さまも多く、平日の早い時間からにぎわうので、予約するのが吉。ワインは全米ベスト・ニュー・ソムリエ賞を受賞した本店のオーナーソムリエが監修しており、カリフォルニアや南イタリアを中心としながらも、リーズナブルなセレクトが魅力的。会社帰りに味わうのも良いかもしれません。

■A16 TOKYO
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
03-3212-5215
営業時間11:00~23:00 (日祝11:00~22:00)
定休日:なし
100席(店内70席+テラス30席)個室:なし
価格帯:昼2,000?3,000円/夜3,000?4,000円
使えるシーン 交流会/女子会/ビジネス
昼予約:可

8,568通り、あなたはどのタイプ?

sensi by Heinz Beck(センシ バイ ハインツ・ベック)(大手町)

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 大手町駅から直結、大きな窓の向こうには内濠を望み、開放的な空間が広がる「sensi by Heinz Beck」。ガストロノミー(美食学)の第一人者であるハインツ・ベックの名を冠したファインダイニング「HEINZ BECK」では独創的なイノベーティブ料理が提供されていますが、1階の「sensi by Heinz Beck」ではその美学をよりカジュアルに楽しめるモダンイタリアンが評判となっています。

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ビジネスランチで人気の「4皿のコース」3,700円。コースは他に「3皿のコース」2,600円(昼のみ)、「6皿のコース」5,800円など。

 今回ご紹介するのは「ハーブでマリネした南の島豚 野菜のカポナータ」「マグロのトンナート」「ブロッコリーのスパゲティ タジャスカオリーブとドライトマト」「センシ・ティラミス」の4品。思わず目を奪われるのは、そのあざやかな色彩感覚。イタリア語で「感覚・感性」を意味する店名どおり、テーブルに運ばれてくるたびに見て驚き、口にしてその香りや味わいに驚き…とまさに五感を刺激されます。

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白い皿はまるでカンバスのよう。とろけるような火の入り具合もまさに芸術的。一皿ごとに新たなアイデアが浮かぶかも…そんな予感さえ心地よい、充実したビジネスランチが楽しめるはずです。

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ちなみにこっそり耳より情報。7席のみのバーカウンターでは平日20食限定で「Lunch Pasta Bar」を提供していて、日替わりパスタに小さなデザート、コーヒー付で1,480円とリーズナブル。友人や同僚と気軽にハインツ・ベックの世界を味わえますよ。

■sensi by Heinz Beck
東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー1F
03-3284-0020
営業時間:11:30~23:00(L.O.22:00)
定休日:なし
94席(店内70席+テラス24席)個室:なし
価格帯:昼3,000?4,000円/夜6,000?7,000円
使えるシーン ビジネス/接待
昼予約:可

8,568通り、あなたはどのタイプ?

RIGOLETTO WINE AND BAR(リゴレット ワイン アンド バー)(東京駅)

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 新丸ビルの7階、緑地スペースに接するフロアは「(marunouchi) HOUSE」として人気のダイニングや洋食店などが軒を連ねています。そのなかにあって、コアタイムや休日ともなるとズラリと行列ができるほど支持されているのが「RIGOLETTO WINE AND BAR」。メインダイニング、個室、バーカウンターなどシーンによって使い分けられる使い勝手の良さは、やはり見逃せないところ。

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 圧巻なのは約2,000本のワインが収蔵されているウォークインワインセラー。イタリア、スペインをはじめとする世界各地のワインがボトル2,500円から楽しめるとあって、仕事帰りにワインバル的な感覚で訪れる方も多いのだとか。こんなに駅近で平日・土曜は深夜4時まで営業しているとは…頭が下がります。

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「リゴレット・ランチ」1,500円。

 こちらの人気は店名を冠した「リゴレット・ランチ」。スパニッシュイタリアンの楽しみをぎゅっと凝縮したようなメニューです。「ランチ・タパス(前菜の盛り合わせ)」と2種から選べるサラダ、そしてパスタ・ピッツァ・メイン16種とドリンクを1つずつ選び、デザートと食前酒(ノンアルコールに変更可)もついてこの価格なのだから、「コスパ高い!」と思わず声を挙げたくなるほど。

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 もちろん味にもぬかりはありません。「4種のトマトのアラビアータ」は甘み・酸味・味わいの異なるトマトをブレンドしたソースにモチモチの手打ち生パスタがからみ合う逸品。ピリっとした唐辛子の刺激もクセになります。

 前を通りかかって、あまりの行列に尻込みしてスルーしてしまった…という方もいるかもしれませんが、スタッフ曰く「並んでいただいてからは意外とスムーズに、席へご案内できることが多いですよ」とのこと。またバーカウンターでグラスを片手にタパスを味わいつつ、テーブルが空き次第移動…なんてことも可能なので、あきらめずにトライしてみては?

RIGOLETTO WINE AND BAR
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビル7F丸の内ハウス
03-6270-0520
営業時間:11:00~翌4:00(L.O.3:15)(日祝11:00~23:00(L.O.22:15))
定休日:なし
108席(別途共有エリアあり)個室:あり(※10~14名用)
価格帯:昼1,000?2,000円/夜3,000?4,000円
使えるシーン 交流会/女子会/ビジネス
昼予約:可(条件あり)

 忙しさに追われて、昼食を簡単に済まることも多いでしょう。けれどもそんなときこそ、しっかりランチの時間を取って、同僚やクライアントとコミュニケーションを取り、アイデアを練ることが仕事のパフォーマンスを最大限に引き出すきっかけになるかもしれません。

(※表示価格は全て税込表記)

(WRITING / PHOTO 大矢幸世+プレスラボ)

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