ビジネスの場で失敗しないための社会人敬語 基礎の基礎

f:id:macha310:20150914182845j:plain

https://www.pakutaso.com/20141146321post-4835.html

ビジネスは上下関係があります。言葉を一つ間違えるだけで、取り返しのつかないことにもなりますので失礼の無い、正しい敬語と言葉遣いを心がけましょう。適切な言葉遣いはビジネスマナーの基本です。

1、これだけは抑えておきたい敬語のキホン

敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類があります。尊敬語は上位の相手に対して敬う言葉で、謙譲語は主に自分自身の行動に対して使います。尊敬語、謙譲語はどちらも目上に対して使用します。丁寧語は丁寧な言い回しで相手に失礼の無い様にする言葉です。比較的対等な相手や、相手との立場が測りかねる時に使用します。

自分と相手の上下関係を見定め、ビジネスマナーにのっとった敬語を使い分けましょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

2、とりあえず覚えておきたい敬語まとめ

ビジネスシーンでよく使用する敬語をまとめてみました。

・「ご苦労様です」

 →お疲れ様です

「ご苦労様です」は上司や目上の方が部下など、目下の者にかける言葉です。ねぎらいのあいさつとして、目上の方には「お疲れ様でした。」という挨拶をするのが一般的です。

・「わかりました」

 →承知致しました、かしこまりました

上司やクライアントから何らかの指示や打診があった場合、了承するときに、「わかりました」では、対等な立場での言い回しになります。正しくは「承知しいたしました」若しくは、「かしこまりました」といった返答をしましょう。

・「行きます」

→お伺いいたします、参ります

相手の所へ行く場合は、「お伺いいたします」が無難な言葉遣いです。「参ります」というこという表現は「参上」を由来とする少し固い言い回しです。文章にフォーマルさが必要な場合に使用する方が良いでしょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

ビジネスの場で間違えやすい敬語の注意点

ビジネスで間違いやすい敬語に2重敬語があります。2重敬語は基本的には一般人には使いません。事務長様とか、課長様とかいうのはビジネスマナーとして間違いです。場合によっては軽く扱っていると取られる場合がありますから気を付けましょう。

普段の口癖、砕けた言葉遣いは絶対に出さないようにしよう

ビジネスにおいては、相手に対して常に緊張を維持するべきです。どんなに打ち解けて話すようになってもビジネスの相手であり、友達ではありません。一線を画し「親しき仲にも礼儀あり」を忘れてはいけません。

失礼な言葉遣いで数年かけた信頼が一瞬にして崩壊する事があります。相手の立場を考えず、普段の砕けた口調で話さないように注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類の敬語の違いをしっかり念頭に入れ、相手との関係、状況に応じて緊張せずに器用に使いこなせるようにはなるには慣れが必要です。立場をわきまえる事を念頭に、相手を敬う気持ちを持って敬語を使えるようになることが社会人としての基本です。敬語を正しく使いこなすことで、ビジネスシーンでのコミュニケーションもはかどることでしょう。

<関連記事>

PC_goodpoint_banner2

Pagetop