リモートワークが捗る!自分に合ったマウスの選び方

在宅勤務が増えたことで、マウスなどPC周辺機器の使い勝手の悪さに気づいた…という人、多いのではないでしょうか?実は、マウス一つとってもさまざまな種類があり、働き方や働く環境などに合ったものを選べば、ぐんと作業効率が上がる可能性があるのです。

そこで、ビックカメラ池袋本店パソコン館の大瀬健太さんに、マウスの機能や選ぶ際のポイントなどについて教えていただきました。

ビックカメラ池袋本店パソコン館の大瀬健太さん

働き方、働く環境に合ったマウスを選ぼう

マウスにはいろいろな種類があり、機能もさまざま。形状はもちろん、接続方式や読み取り方式などもマウスによって異なります。数ある中から自分に合ったマウスを選べば、作業がスムーズになり、いままでよりもサクサク仕事が進められるようになるでしょう。

そこで、マウスを選ぶ際のポイントをいくつか挙げたいと思います。ポイントをもとにマウスごとの特徴を見て、自分に合った1つを選んでみてください。

チェックポイント1:接続方式(有線か無線か)

マウスのイメージカット

接続方式は大きく、パソコン本体とマウスをケーブルでつなぐ「有線接続」のものと、USBレシーバーやBluetoothなどを使う「無線接続」の2つがあります。

有線接続のメリット・デメリット

有線接続のマウスは、無線のものに比べると比較的安価で軽いのが特徴。ケーブルで直接パソコンとつなぐため、接続の安定性が高いというメリットもあります。

ただ、作業スペースが狭い場所ではケーブルが邪魔になることも。持ち歩く際もかさばるため、外出先で使用するのにはあまり向かないかもしれません。

無線接続のメリット・デメリット

ケーブルがないのでマウスを自由自在に動かせるうえ、持ち運びにも便利です。Bluetooth接続のマウスならば、USBポートを埋めずにすむというメリットもあります。

一方で、マウス本体に電池もしくはバッテリーが搭載されるので、その分どうしても重量が重くなります。定期的に電池を変えたり充電をしておかないと、突然の電池切れでマウスが動かせなくなるというリスクもあります。

 

チェックポイント2:読み取り方式

マウスのイメージカット

マウスは平面を移動させたときに、読み取りセンサーがその動きを感知してパソコンに情報を送ります。その「読み取り方式」には大きく4つのタイプがありますが、使用する場所の素材に得意・不得意があり、作業環境によってはうまく感知しないケースもあります。下記を参考に自身の働き方や環境に合わせて選ぶといいでしょう。

●光学式
赤色LEDを使用したもので、最も標準的な読み取り方式。光の反射を検知することでマウスの動きを読み取ります。トラッキング精度が高く、比較的安価なので、使う場所がデスクのみならばお勧めのマウス。ただ、ガラスのように透明な素材の面や光沢のある面は不得意。自宅や外出先のカフェ、コワーキングスペースなどさまざまな環境で使用したいという人は、マウスパッドを使用するか、別の読み取り方式を選んだほうがいいかもしれません。

●ブルーLED
青色LEDを使用した読み取り方式で、高感度の読み取りが可能。光沢面での作業はやや不得意ですが、それ以外の面では総じてOK。家の中や外出先などさまざまな場所で使用することができるので、移動が多い人や、室内のさまざまな場所で使いたいという人に向いています。価格帯も比較的安めで、手軽に購入することができます。

●IR(赤外線)LED
赤色や青色などの有色LEDに比べ波長が長く、動作電力の低い赤外線を使用しているため、省電力なのが特徴。ほかのタイプに比べて電池交換の頻度が少なくて済むというメリットがあります。ただ、光学式と同様、ガラスのように透明な素材の面や光沢のある面では思うように動かない場合があります。

●レーザー式
レーザー光を使用した読み取り形式で、読み取り精度が高いのが特徴。LED系が苦手とする光沢のある面が得意なので、例えば光沢のある白いデスクやテーブルの上でも正しく検知でき、いろいろな場所で気軽に使いたいという人に向いています。ただ、消費電力がやや高いうえに、価格も他のものに比べて高い傾向にあります。

 

チェックポイント3:持ちやすさ、疲れにくさ

1日に何時間も使うマウスは、持ちやすさやフィット感も大切。いろいろな形状のマウスがあるので、実際に手で持って触ってみるのがベストです。また、手や腕への負担が少なく、快適に作業ができる機能を持ったマウスもあります。

●エルゴノミクスマウス
エルゴノミクスとは「人間工学」のこと。人間工学に基づいた形状になっていて、長時間使用しても手や腕、肩などが疲れにくいマウスを指します。

このマウスは、縦型になっているのが特徴。まっすぐ手を前に出したとき、手のひらは下ではなく、軽く横を向くのが自然。一般的なマウスだと、手首をひねって持つことになるのでどうしても手首や腕に負担がかかりますが、エルゴノミクスマウスだと自然に持つことができるので手や腕への負担が少なく、疲れにくいという特徴があります。腱鞘炎の予防にも効果的と言われています。

エレゴノミクスマウス画像▲手首を自然な形に保つ「サンワサプライMA-ERGW8」

●トラックボールマウス
マウス本体を動かさず、マウスについているトラックボールを動かすことで操作するタイプのマウス。指を動かすだけで作業できるので手首の負担が少なく疲れが軽減できるうえ、マウスを動かす必要がないため作業スペースが狭い場所でも快適に操作できます。

親指でボールを動かすタイプ、人差し指で動かすタイプ、手のひら全体で動かすタイプがあり、マウス本体の大きさ、トラックボールの大きさもさまざま。実際に試してみて、動かしやすいものを選ぶといいでしょう。

 

あると便利!作業がはかどる機能とは

●静音設計
通常のマウスのようなクリック感を維持しつつ、クリック時のカチカチ音が軽減されたマウス。「会議や打ち合わせ中のカチカチ音が気になる」という人や、カフェなど静かな場所で作業する機会が多い人、子どもが寝ている時間帯に作業したい人などにお勧めです。

●チルトホイール
ホイール付きのマウスの場合、ホイールを縦に回すことで縦スクロールができますが、ホイールを「横に倒す」ことで横スクロールできる機能がチルトホイール。エクセルで表計算するときなど横に長いデータを扱う際、いちいちスクロールバーを使わなくてもいいので非常に便利です。

●抗菌
このご時世、長時間触るマウスの衛生面が気になるという人もいるでしょう。抗菌仕様のマウスは、抗菌素材を樹脂に練り込み、菌の増殖を抑える機能を持ったもの。例えば、外出先で使う機会が多く菌の付着が気になる、在宅ワークの際に家族でマウスを共有している、などの場合でも安心して使用できます。

 

実際に手で持ち、操作して選ぶのがベター

ビックカメラ池袋本店パソコン館の大瀬健太さん

マウスはネットでも手軽に買えますが、持ちやすさや手へのフィット感は実際に触ってみなければわかりません。一般的にいいと言われているものであっても、自分の手に合わない、操作する際に違和感があるというケースは多いものです。できれば家電量販店などのマウス売り場で、実際に触って試してみることをお勧めします。

コロナ禍で、実際に店舗に出向き商品に触れることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、多くの家電量販店では感染症対策に注力しています。なお、ビックカメラのマウス売り場では手指消毒用の消毒液を設置しているほか、定期的にマウスの消毒も行っているので、安心して試していただくことができます。最新の機能を持ったマウスを試すこともできるので、わからない点があれば、スタッフが相談に乗ることもできます。ぜひ売り場を有効に活用し、本当に自分に合った1つを選んでいただきたいですね。

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EDIT&WRITING:伊藤理子 PHOTO:平山諭
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