会社の飲み会でビアガーデンに行く時に気をつけること

 今年も暑い夏がやってきました。夏といえば、みなさんなにを思い浮かべますか?プールや海を思い出す人もいれば、幼い頃の夏の思い出を心に浮かべて、しんみりする人もいるかもしれません。ですが多くのビジネスパーソンにとって、夏といえば喉ごし爽やかなビール!なのではないでしょうか?とりわけビアガーデンで汗をかきながら飲むビールは、夏ならではですよね。会社帰りにみんなで集まってワイワイ飲む楽しみは、社会人にのみ許された特権といえるでしょう。とはいえ特権を味わうためにはルールを守る必要があります。ビアガーデンで失敗をしないためにも、気をつけるべきポイントを押さえておきましょう。

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予算を決めて、人数を把握して予約しよう!

 「今日はビアガーデンに行こう!」と盛り上がったのはいいものの、予約をとっておらずどこもいっぱいで入れない…。そんな失態をしでかさないためにも、事前の予約は必要不可欠です。特に夏場のビアガーデンは想定以上に混んでいることがほとんど。人数が多くなればなるほど、事前の予約が大切になってきますよ。

 ビアガーデンを選ぶ際にはある程度予算を絞っておくのも大切です。ほとんどのビアガーデンでは3,000〜4,000円ほどが相場でしょうが、事前に予算を決定して伝えておくことで参加者の不満も少なくなりますし、値段を絞っていることで選びやすくもなります。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

できれば前金をもらっておこう

 職場の同僚同士だからこそ気を使うのが、お金の問題。ビアガーデンに限らず飲み会の場ではお金は事前に徴収しておくほうがスマートです。散々飲み食いをした後にお金をもらうのは興ざめなところもありますし、酔っ払ってその場で払わない人が出たり、不足金が出たりすると幹事が非常に嫌な思いをすることになります。後日仕事の場でお金を請求する、というのはなかなかできないものですよね。酔っ払ってお金を払わなかった本人はなんとも思わないかもしれませんが、払ってもらえなかった人からすればずっと恨みに思うもの。余計な火種を生まないためにも、全員から一括して前金でもらっておくほうがよいでしょう。

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メニューをバラバラ頼むのよりはコースが無難!

 前金で徴収するとなると当然のことですが、メニューはバラバラに頼むよりもコースもしくは食べ飲み放題にしておきましょう。それぞれが好きなメニューを頼んでしまうと、支払い金額がいくらになるか予想がつきませんからね。それに加えてバラバラに頼む場合は不公平感が大きいのも見逃せないところです。「あの人はあんなに食べた(飲んだ)のに、みんなと同じ金額しか払わない」といった不満が出る元となってしまいます。基本的にはコースにしておいて、参加者全員同じ金額。これが一番誰からも不平が出ず、ビアガーデンが楽しめる方法でしょう。せっかく仲を深めるため、楽しむためにビアガーデンに行っているのに、溝が深まる結果となってしまってはなんのために一緒に飲みに行っているのかわからなくなってしまいます。

普通の居酒屋よりも気を遣うことがたくさん?

 暑い最中にビアガーデンで一杯飲むのは、居酒屋とは違った開放感がありますよね。ですが普通の居酒屋とはまた違った気遣いが必要になるのがビアガーデンでもあります。たとえば、天気。これは一番の天敵だと言えるでしょう。せっかく予約をとっていた日に雨が降り続いていては、中止もしくは屋内に変更せざるを得ません。もちろんそれはそれで楽しめるのかもしれませんが、やはり楽しさが半減しますよね。予約の段階から天気予報にまで配慮するのが、ビアガーデンを会社帰りに使う上でのたしなみなのです。

 ビアガーデンではビュッフェスタイルととっているところも少なくありません。そのため話が弾んでいるテーブルほど、食事が楽しめないという結果になりがち。そんなときにスッとさりげなく立ち上がって、食事を持ってくる。そんな気遣いもまた、ビアガーデンならではでしょう。

寒さ対策や虫よけ対策のアイテムを持っていると便利

 多くのビアガーデンは屋上もしくは屋外で行われるもの。当然屋内とは違った準備が必要になります。夏とはいえ、意外と夜はひんやりするもの。羽織ものや膝掛けを一枚持っていくといざというときに役に立つでしょう。また真夏の屋外の天敵といえば虫ですよね。虫除け対策にスプレーがあれば、虫刺されを気にすることなく食事を楽しむことができるでしょう。

 普段一生懸命会社で働いている人ほど、大きな喜びが得られる真夏のビアガーデン。その喜びは気をつけるべきポイントをしっかりと守ることで、より大きなものとなります。同僚と飲みに行くのは楽しいことでもある反面、一定のマナーを守ることも求められます。「自分だけ楽しければよい」と考えるのは社会人ではなく子供の発想。いつか振り返ったときに、夏の良い思い出として心に浮かんでくる。ビアガーデンで過ごす時間が、そんな素敵な記憶となるといいですね。

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