【ソーシャルゲーム全盛時代】イラスト発注時に気をつけたいこと

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ソーシャルゲーム業界が盛り上がる昨今、キャラクターやカードのデザインでイラストを発注することが増えたというディレクターの方、多いのではないでしょうか。そこで今回は、イラストを発注する際に気を付けておきたいことをまとめてみました。

ウェブデザイン以上に修正は大変!

イラストの修正は、修正内容によっては書き直しが発生することもあり、ウェブデザインの修正以上に工数がかかり得るものだと認識しておきましょう。ウェブサイトのデザインと同じ感覚で、「これくらいの修正ならこれくらいの工数だろう」と勝手に見立ててしまうと、痛い目を見ることもあります。

イラストの制作時は、ラフから清書までの間に何度かチェックをするタイミングを設けるかと思いますので、後工程に進んだ後に「やっぱりここを…」とならないように、各チェックのタイミングでしっかりと確認するようにしましょう。

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文章での伝達時の注意点

オンライン上のコミュニケーション主体で制作を進める場合、イラストレーターのやり取りは基本的に文章でのやり取りになるかと思います。そのため、どのように要望を言葉で伝えるか、という点がとても重要になってきます。

指示はとにかく「具体的」に!

一言で「笑顔」といっても、大笑いしている顔なのか、微笑んでいる顔なのか、それによって描くイラストは大きく変わります。目は開いているのか、閉じているのか、口は開けているのか、閉じているのか、など、細かく指定するようにしましょう。もし具体的なイメージキャラクターがあるのであれば、そのイメージも併せて伝えましょう。

言葉がどこにかかっているのかを明確に!

「白くて大きいきらびやかな飾りのついた服」と指定しただけでは、どの言葉がどこにかかっているのかわからず、誤解が生まれる可能性があります。「白くて大きいきらびやかな飾り」のついた服、なのか、「きらびやかな飾りのついた」白くて大きい服、なのか、それとも「大きいきらびやかな飾りのついた」白い服、なのか。どの言葉がどこにかかっているのかを明確にし、誤解のないように伝えるようにしましょう。

作業範囲を正しく認識したうえで依頼先を選定する!

イラスト制作を依頼する際は、キャラクターのみのデザインなのか、背景も含めたデザインなのかをきちんと認識しておく必要があります。イラストレーターさんの中には、キャラクターのデザインは得意だけれど、背景の描写は苦手という方もいますし、依頼したい背景デザインの世界観やイメージとイラスト―レーターさんの相性も存在します。

可能であれば、依頼したいと思っている内容をあらかじめ伝えて、それに近しい例を見せてもらった上で依頼するイラストレーターの方を決めるようにしましょう。

ウェブサイトのデザインもそうですが、キャラクターのイラストは感覚的な部分が非常に大きくなります。しかし、その感覚的な部分をうまく言葉で表現して伝えることは、ディレクターの大切な仕事のひとつです。

どういう伝え方をすれば、正しく求めている内容が伝わるのかという点を特に注意していきたいものです。

監修:リクナビネクストジャーナル編集部

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