IT業界ではもはや必須!チャットツール「Slack」でコミュニケーションが今日からサクサクに

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以下のような悩み、ありませんか。

「複数の仕事を同時に進めていて、メールボックスに未読がいっぱい」

「いちいち『お疲れ様です』なんてあいさつしてメールを打つのがおっくうだ」

「メールよりも気楽に、お金と時間を気にせず連絡を取り合いたい」

…これらは今回紹介するチャットツール「Slack(スラック)」で一気に解決できるかもしれません。Slackはインターネットを活用して、スムーズにコミュニケーションを取るためのツールです。

「Slack」とは?

北米生まれのSlackは、2014年に正式公開されると、洗練されたデザインと使い勝手が評判となり、ITベンチャー企業を筆頭に、世界中のユーザーから支持されるツールとなりました。

インターネットのブラウザ上で利用するタイプのツール(「ブラウザベース」といいます)で、Windows/Mac、iOS、Androidと、主要なパソコンやスマートフォンのアプリがリリースされており、環境を選ばずに利用できます。利用イメージを撮影した公式ページの動画も参考になるでしょう。

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「Slack」が選ばれる5つの理由

実際にSlackを導入している企業担当者へのインタビューを元に、Slackの魅力を5つ挙げてみました。

1.シンプルで美しいデザイン

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2015年10月現在、Slackは日本語版の提供はなく、英語版での利用が前提となります。しかし、シンプルな画面構成と美しいUIで、苦労なく使い始められます。日常的に使うツールとなるだけに、この「使っていて気持ちがいい」のは肝心なポイントです。

2.見逃しが減る「メンション」

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特定のユーザー宛にメッセージが送れる機能「メンション」が便利です。メンションでメッセージが届くと、画面左サイドバーに未読メッセージ件数が表示されるため、メッセージの見逃しが格段に減ります。また、当人同士しか見られないメッセージを送りあえる「ダイレクトメッセージ」機能もあります。

3.メンバーがオンラインでなくても、ファイルの共有ができる

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ExcelやPowerPointなどのファイルも、時間のロスなくやりとりが可能です。また、その際にはお互いがオンラインである必要もありません。メール感覚で送付できます。画像ファイルやPDFデータなど、一部のファイルはSlack上でプレビュー表示することもできます。

4.チャンネル&プレビューで話題をつかみやすい

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「チャンネル」とは会話を行う「部屋」のことで、必要に応じて増やすことができ、チームメンバーであれば自由に入退室が可能です。仕事のプロジェクトごとに作ったり、雑談用や連絡用と分けたり、使い方は自由です。

また、URLを貼り付けるとリンク先ページの情報が表示されるプレビュー機能もあるため、参考になる情報から今夜の飲み会のお店選びまで、スムーズに話題を運ぶことができそうです。絵文字も数多く用意されているのですが、さらに自分で画像を登録して絵文字にできるという遊び心もあります。

5.外部サービスとの連携が便利

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Slackは他のウェブサービスやアプリとの連携が可能です。一例を挙げると、ウェブページの更新情報を知らせる「RSS」と連携し、自動で最新情報を取得することが可能です。ウェブ上にファイルを収納する「Googleドライブ」や「Dropbox」などのクラウドストレージサービスとも連携しているため、Slack上で同じファイルを扱うことも可能です。エンジニアの工数管理で人気の「Redmine」の更新を読み込んで通知する……など、必要なデータや進捗(しんちょく)状況などもSlackで把握できるのです。

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チャット&情報共有ツールを一本化するメリット

現在はメールも含めると多くのツールがあり、「連絡はAで、情報共有はBで」といったようにコミュニケーションが分散しがちです。見落としなどのミスも発生しやすくなります。上記の特長を持つSlackにツールを一本化することで、「漏れをなくす」メリットも出てくるでしょう。Slackはメールアドレスがあれば無料で登録・使用でき、有料プランにアップグレードするとより高機能になります。

また、Slackのようなコミュニケーションツールは、日本生まれの「ChatWork」や「Talknote」など、いくつか種類があります。自分にあうものを見つけるため、幅広く試してみることをおすすめします。

今回紹介したSlackをはじめ、いずれのツールを使ってもチームのコミュニケーションは今までよりも格段にサクサク!と進むことでしょう。

執筆:松本塩梅

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