仕事が忙しく続く毎日。休日をとって、海外へと旅してみたいと考える方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな方たちに向けて、社会人が海外旅行へ行くためのコツをお教えします。
社会人になるとやはり旅行に行くのは難しい?
夏期休暇や冬期休暇の長期休暇があり、なおかつ授業を休むこともしやすい大学時代。この頃に、何度か海外を旅した経験があり、それを懐かしんでいる方もいらっしゃると思います。
お金が無い中でも旅をしてきた学生時代に比べ、社会人になって稼げるようになったことで、その面では制約が少なくなったものの、今度問題になってくるのが時間的な制約です。簡単に長期休暇が取りづらくなってきます。
また、社会人として一人前となってきた今、さまざまな知見が広がってきたところで、海外を初めて旅してみたいと考えている方もいるでしょう。仕事に精を出しているほど、たまには海外でバカンスを過ごしたいと思う気持ちも出てきます。
社会人でも海外旅行を楽しむためのコツ
そんな社会人でも海外旅行を楽しむためにはどうすればよいのか?今回はそのコツをご紹介していきます。
・月・金に休みをとる
社会人になってから海外旅行へ行くための課題は、まず、どうやって長期休暇をとるかです。コツとしては、もともとの休みに付け加える形で連休をうまくとろうとすることです。土日休みの会社ならば、月曜もしくは金曜に休みをとればよいでしょう。
また、祝日も休みが適用される会社では、最近はハッピーマンデー制度という名目で月曜休みとなる場合も多いので、それだけでも3連休を確保できます。また、ゴールデンウィークなどの長期休暇がもともと決まっている会社では、そこを利用するのが賢明でしょう。
そこからさらに休みを伸ばすことができれば、ヨーロッパや南アメリカ地方などへも足を延ばすことが可能となります。
・社内にうまく根回しをする
会社に有休をとって海外旅行をしようと考えている方は、社内にうまく根回しをしておく必要があります。自分がやるはずだった仕事を他の人に押しつけてしまう場合は、事前に周囲にそのことを言っておくべきです。自分がいないと回らない仕事や案件を抱えている人ほど、うまく引き継ぎできているかがポイントになってきます。
なかなかシフトを調整しにくいという方もいるでしょう。そういう場合は、とにかく毎日の仕事をがんばっておくこと。そうすると、「これだけがんばっているのだから」と上司や先輩が評価してくれ、休みを調整しやすくなるかもしれません。
思いきって「海外へ旅行に行きたいので、○日間休みを頂きたいです」と率直な意見を述べて、会社に直訴するのも一つの手です。このとき、毎日の実績が評価されれば、上司もシフトを調整してくれやすくなるでしょう。海外旅行がこれからの仕事に役立つことになる場合は、その点も理由として強調しておくべきです。
・段取りは効率よく
会社を休む日にちが決まったら、効率よく段取りをしていきましょう。
まず、忘れてはならないのはパスポートの取得です。これが無いと、いくら休みがとれたところで、国内を出ることができません。早めに取得しておくようにしましょう。また、パスポートを持っていたところで期限が切れていた場合は意味が無いので、その点も注意しておく必要があります。
次に、ツアーチケットや航空券の確保です。ゴールデンウィークやお盆・正月の時期の旅行は、人気のものはすぐに売り切れる可能性があるので、早めに予約しておきましょう。また、ヨーロッパでは、航空会社のストライキなどにより、便が遅れることも珍しくはないので、できるだけ余裕を持ったスケジュールで組むのが望ましいです。
そして、旅行グッズやガイド本を購入するなどして、当日までの準備はバタバタしないようにしておくこと。会社では、トラブルが起きないように引き継ぎ等を万全にしましょう。旅先で会社から電話がかかってくることほど、テンションが下がってしまうことはありません。
いよいよ、旅行当日。忙しい会社の仕事を忘れて、思い切り楽しむように心がけましょう。ただし、会社へのお土産だけは忘れないように。
まとめ
海外へ行くことが決まれば、そこを目標にして仕事も捗ることでしょう。仕事とプライベートとのオン・オフをはっきりさせて、旅先では思いきり楽しむことが大切です。良い思い出をつくって、海外から帰ってきてからも切り替えて仕事に打ち込んでいきましょう。