もし、会社の上司から急にゴルフに誘われて行くことになったら…。上司と一緒ということだけでプレッシャーがかかる上に、ゴルフ初心者ならさらに気を遣います。そこで今回は、気をつけておきたいポイントを7つ紹介します。
目次
1.遅刻しない
絶対にやってはいけないのは、遅刻をすること。ゴルフは比較的早い時間に始まることが多いので、場合によっては普段仕事がある日よりも早く起きる必要があります。土日は遅めに起きる習慣ができてしまっている人は、要注意。万一遅刻をしてしまうと、上司だけでなくゴルフ場の方にも迷惑がかります。特にそこが上司お気に入りのゴルフ場ならば、上司の顔に泥を塗ってしまうことにもなるのです。
2.最低限のルールは事前に覚える
ゴルフをする上での最低限のルールを事前に覚えておきましょう。知らなければ、足手まといのような存在になってしまいます。プレーが下手なのは、ある程度目がつぶられるとしても、ルールを知らないのは勉強不足だと評価されることもあるのです。
3.何度か練習しておく
全くの初心者ならば、ゴルフボールが左右に飛んでいき、プレーに時間がかかりがち。上司だけでなく、他の者に迷惑がかからないように、最低限のプレーができるように練習しておく必要があります。打ちっ放しに何度か行って、クラブの感触に慣れ、ある程度はまっすぐ飛ぶようにしておきましょう。また、ゴルフ好きな友だちや同僚に教えてもらうと、上達しやすくなります。
4.パッティングラインは踏まない
当日プレー中に、特に気を払っておきたいのがパッティングラインです。グリーン上において、ボールがピンまで転がっていく軌道をこう呼びます。この上を歩いたり踏んだりすると、軌道が変わってしまうことがあるので、絶対にラインを横切らないようにしましょう。
5.「ナイスショット!」は怠らない
ボールがまっすぐ飛んで行ったときの掛け声は必須です。「ナイスショット!」と大きく爽やかに声をかけるように。また、アプローチで近くに寄ったときは「ナイスタッチ」、パッティングを見事に決めたときは「ナイスパット」のフレーズがあります。自分のプレーに手一杯になりがちですが、上司が上機嫌でプレーできるように注意しましょう。
たまにナイスショットなのか見分けがつきにくいことがあります。まっすぐ行っているように見えても、バンカーがある方向だったり、次が打ちにくい場所だったりと、そのあたりの判別は初心者にとっては難しいです。したがって、そういうときは、他の経験者がどう言っているか待って、他の者につられて掛け声をあげるようにするとよいでしょう。
6.キビキビと動いて、上司の邪魔をしない
プレーが下手な内は、ボールが左右に散らばっていきがち。そういった場合は、キビキビと動いて、緩慢なプレーにならないようにしましょう。素ぶりは1回か2回に抑えて、スタンスをとったらすぐに打ち出すことが大事です。2ndショット以降は、必要になりそうなクラブをいくつか準備して、小走りで移動し、早めにグリーンに辿りつけるようにしましょう。
また上司からゴルフについてのアドバイスを受けたときは素直に応じて、「ありがとうございます」と感謝の意を伝えます。ときには身振り手振り教えてもらうことがあるので、少しでも吸収できるように努力しましょう。
上司のプレーは、良いところは積極的に褒め、プレー中は邪魔にならないようにするのが鉄則です。上司がボールを打つ際は、静かに見守ります。決して携帯の着信音が鳴ったり、他の者と話し込んだりしないように注意。また、上司のボールが草むらに入ってなかなか見つかりそうにない場合は、そこまで駆けて行って一緒に探すようにすると、好まれます。
7.ゴルフ場のレストランでも気を抜かない
ゴルフのプレーが一段落し、昼食になったときも気を抜いてはいけません。レストランでビールを注文したときは、上司よりも先に口をつけないこと。上司が気を良くして、ゴルフ談議を始めたときは、つまらなそうな表情を出さないようにしましょう。
まとめ
初心者といっても上記のような点を注意しておかないと、会社でのマイナス評価にも繋がりかねません。上司が気持ちよくプレーできるように、しっかり心がけましょう。