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何回やっても緊張するプレゼン、つかみの自己紹介から頭が真っ白になる人も多いのではないでしょうか。何を話せばいいか検討もつかず、口ごもってしまったり、簡単な挨拶だけで済ませていませんか?コツを掴んで楽しく自己紹介できるようになれば、プレゼンだって調子良く喋れるようになります。自己紹介のコツについて紹介します。
自己紹介の流れを意識しよう
名前や所属を伝えることだけが自己紹介ではありません。自分を印象付け、興味を持ってもらうアクセントとなる一言は、プレゼンにおいても重要な役割を持っています。自己紹介でも流れを意識して、聴衆にこちらの話を聴いてもらう準備を整えてもらいましょう。
効果的な自己紹介の流れは
- あいさつ
- 所属と名前を名乗る
- 自分を印象付ける一言
- 締めの言葉
- お辞儀
プレゼンに関する内容や意気込みはプレゼンの方だけで発揮することにして、自己紹介ではこの流れを守って、あとは自分に興味を持ってもらうための一言と出だしの声の大きさだけに注意しましょう。
第一印象が命!姿、形で印象づける
大ホールなどで行うプレゼンでは発表者の姿は見えないことも多いですが、会議室レベルとなれば全員の視線が集中します。人は一瞬の判断で好悪の感情を持ってしまう生き物です。パッと見の第一印象がプレゼンの内容や結果に影響に及ぼす可能性もあります。
一般的なビジネスの場において、清潔感のある服装、身だしなみや背筋を伸ばしたシャキッとした姿勢であいさつすることは基本中の基本です。出番までは慌てず動き回らず、落ち着いて身だしなみを整えておきましょう。
また、プレゼンする内容や会場の雰囲気に応じて、リラックスして聴いてほしい場合はだらしなくならない程度の恰好で、ラフさや親近感を演出するなど場の空気に合わせたコーディネートも必要です。
共通点で盛り上がる!話す内容を意識しよう
自己紹介で一番困るのは自分をアピールする話題だと思いますが、一言二言で自分の全てを伝えることは不可能ですし、その必要もありません。自分を印象付ける、興味を持たれる一言が言えればOKです。
最も簡単なのは共通点を持ちやすい話題です。
- 出身地、出身校
- 部活やスポーツの経験
- 趣味
などは定番ですが、誰にでも共有しやすく話もしやすいでしょう。ただし自分のことをダラダラ話すのではなく、興味を持ってもらう為の一工夫を加えましょう。
- 地域の特産物や有名人、著名人(意外性があればなお良し)
- 最近あった明るいニュースやイベント(ネガティブなものはNG)
- 失敗談や恥ずかしい話(本気で心配されないもの)
をアクセントとして交えながら簡潔にまとめて話すと良いでしょう。記憶には残らなくとも、話を聴く気にさせれば、その時点で自己紹介は成功したも同然です。
こんなことやってない?自己紹介のNGについて
- 声が小さい
- 早口、滑舌が悪い
- 話が長い
この3つは本番のプレゼンにおいても言えることですが、話を理解されない、聴いてもらえない主な原因になります。また、笑いが取ればいいとウケを狙った発言を連発するのは、ビジネスの場に相応しくありません。品のない笑いはユーモアとは言えません。
- 楽屋落ち(身内にしか伝わらない)
- マニアックすぎる(共感できない)
- 難解すぎる
といった話題も自己紹介では避けるべきです。
簡潔にまとめて話せることは、ビジネスシーンで活躍する立派な才能です。ポイントを押さえた自己紹介で自分の評価を上げ、プレゼンも成功させましょう。
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