なかなかできない!聞き手を魅了するプレゼンの話し方について

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顧客への大切なプレゼン、練りに練った企画と、分かりやすい構成でまとめたパワーポイントの資料で準備は万端なはずです。そんなプレゼン当日は、話し方にも気を配りましょう。「ジェスチャー」、「間」、「抑揚」、「視線」の4つのポイント別に、プレゼンの話し方のコツをお伝えします。

ジェスチャーを使いこなそう-外国人プレゼンターに倣うジェスチャーの種類-

外国人プレゼンターが使うジェスチャーとその効果には、次のような種類があります。

  • 手を上下に振って動かす(聞き手を注目させる)
  • スライド画面などを指し示し、指を立てて数を表す(聞き手の理解度を上げる)
  • 手を、上下に斜めに動かす(売上のアップ、犯罪の減少など、増減を表す)

プレゼンターに限らず、外国人が話すときのジェスチャーは、話の内容を分かりやすくしたり聞き手に強い印象を与えたりします。日本人も、ジェスチャーを上手に取り入れて、仕事を獲得したり聞き手を説得したりできる話し方を身につけたいものです。

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抜群の「間」をとろう-落語に学ぶ間のとり方-

落語家は、聞き手を噺に惹きつけることや、おちと呼ばれる噺の結末をスッと理解して笑ってもらえるよう、噺の内容を分かりやすく伝えるプロです。噺の間にはさむ、計算された沈黙、その抜群の「間」は、落語の醍醐味の一つです。

立て板に水といいますが、プレゼンの場合も、切れ目のないすらすらとした話し方は、感心されます。けれども、内容を理解する前に次の話に移ってしまっては、聞き手の印象には残りにくいでしょう。それに比べて、絶妙な「間」をとりながらの話し方は、話を理解する余裕が与えられるほかにも、間の部分で聞き手をはっとさせて、注意をひくことができます。

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正しい抑揚を身につけよう-抑揚は「一文字目」がカギ-

IT業界の今は亡きカリスマ経営者は、プレゼンターとしても優秀でした。彼のプレゼンの優れた点の一つに、抑揚(イントネーション)の幅の大きさがあります。抑揚の幅が大きいと表現力が豊かになり、聞き手を魅了します。

抑揚をつける話し方のカギは、単語の「一文字目」です。「一つ例を挙げてみますと」と話すとします。この場合、「とつ例を挙げてみますと」と、太文字の部分を意識して強めに発音すると、聞き手に訴えかける力が強まります。

視線を使いこなそう-「皆さん」ではなく「あなた」に伝える-

プレゼンは、ひとかたまりの「聴衆」に向かって話すというよりも、一人ひとりに話しかけるつもりで行うほうが伝わりやすいものです。具体的には、「アイコンタクト」がポイントです。

聞き手が、「自分に向けて話している」と感じるとき、その聞き手は、自然と身を入れて話を聞いてくれます。多少アイコンタクトのタイミングがずれてもかまわないので、一人ひとりと目を合わせるような話し方を心がけるとよいでしょう。

聞き手を魅了するプレゼンの話し方のコツを、「ジェスチャー」、「間」、「抑揚」、「視線」の4つのポイントに分けてお伝えしました。プレゼンがうまくいかないと悩んでいる方も、これらのコツを頭に入れて練習してみてください。きっと、聞き手を魅了できるプレゼンができるようになるでしょう。

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