「◯◯日まで」は当日を含むの?「期限」にまつわるトラブルを未然に回避する方法

多くのビジネスパーソンは、日々仕事をしている中で「期限」を常に意識していることと思います。期限とは「前もって決められた一定の日時や一定の期間」のこと。ここでは、当たり前だけれども見落としがちな「期限」に関する注意点を見ていきましょう。

「期限」に関する曖昧なコミュニケーションに注意しよう

例えば、こういうやりとりがあったとしましょう。

部長:吉田くん、本日の打ち合わせの議事録を明日までにメールで送ってくれ。
吉田:わかりました。すぐにテキストに打ち込みします。
部長:明日の顧客訪問前に確認したいので、よろしく。
吉田:わかりました。明日、お渡しします。

<翌朝10時>
部長
:吉田くん、頼んでいた議事録のメールがまだ来ないんだが、どうなっている?
吉田:はい、今作成しています。あと1時間くらいで出来ます。
部長:おいおい、明日までにって頼んだろう。午後にお客さんに訪問するから、その前に確認したいって。
吉田:えっ。今日中ってことじゃなかったのですか!?

いかがでしょう?このようなケースは皆さんの周りにも起こっているのではないでしょうか?

ここでは、部長は「明日まで」という表現をしていますので、「明日中」という吉田くんの認識が本来正しいことになります。しかし、部長は同時に「顧客訪問前」という時間につながる表現もしています。この曖昧さがトラブルを招くもとですので、解消しておく必要があります。本当に明日中で良いのか、事前に確認しないといけない、というわけです。

そうすると、以下のような曖昧さが出ます。

部長今日中に作成され、明日の朝までにはメールで議事録が届く
吉田:今日から議事録を作成して、明日中に部長に議事録をメールする

これは、部長と吉田くんの認識に最大1日の差が出るわけです。これを回避するために、期限に時間をつけましょう。

部長:吉田くん、本日の打ち合わせの議事録を明日までにメールで送ってくれ。
吉田:わかりました。明日の何時までにお送りすれば良いですか。
部長:明日の顧客訪問前に確認したいので、10時には送って欲しい。
吉田:わかりました。すぐテキストに打ち込みして、明日の10時にはお渡しします。

日時をきちんと確認することで、部長と吉田くんの期限の認識は合いました。

期限の認識は、人の都合と経験でとらえ方が変わってきます。期限がある場合、その認識を合わせることが必要です。

「8月10日まで」という期限は“当日”を含むのか

例えば取引先からのメールに「8月10日までに資料をいただけますと幸いです」とあった場合。通常“まで”という表現が使われている場合は、“まで”が指す日時を含むことになります。よって、当日を含むという認識が正しいです。

8月10日中ということになりますが、常識として、8月10日の就業時間(大体17時ごろ)までと考えれば良いでしょう。

「8月10日まで」の期限の応募書類を持ち込みたい場合も、上記と同様、8月10日の応募先の就業時間内に持ち込むということになります。郵送の場合は、確実に8月10日に付くように郵送する必要があります。よって、8月10日の消印が有効という条件がない限り、8月10日必着という認識を持っておきましょう。

よくわからない場合は、勝手に判断せず、相手先に確認することが確実です。

まとめ

曖昧な点を曖昧なままにすることで、思わぬトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。期限は時間まで確認するという癖を身につけておくと、今後のトラブルを多く回避することが出来るでしょう。

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監修:リクナビNEXTジャーナル編集部
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