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IT業界は昔も今も“おいしい”

堀江貴文が断言
「ITエンジニアは何でもできる!」

有人ロケット開発に取り組んでいるという堀江さん、10年前まではプログラマーとして創成期のIT業界に飛び込み活躍してきた。今回は今のIT業界に対する率直な思い、そして自身の経験を踏まえた上で、明快かつグサッとくる独特の表現でITエンジニアに対する熱いメッセージを紹介したい。

(取材・文/総研スタッフ 山田モーキン)作成日:09.12.09

堀江貴文氏

アドバイザー 堀江貴文氏

1972年、福岡県生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程中退。1996年に「有限会社オン・ザ・エッヂ」を設立。2002年に旧ライブドア社から営業権を取得し、2004年に社名を「株式会社ライブドア」に変更。2006年に証券取引法違反容疑で起訴されて一審、二審ともに有罪判決を受け、現在上告中。

IT業界は昔も、今も“おいしい”世界

IT業界で仕事をしていて、厳しいと思ったことがない

堀江貴文氏

ITの世界に関わってもう23年くらい経ちますが、ずっと“おいしい商売”だなと思ってるんです。IT業界が厳しいとか思ったこともないですね。
僕は2000年ころまでプログラマーをやってました。プログラミングって結構簡単なのに大多数の人はできないし、プログラミングが難しいと思っている人もいっぱいいて、正直この仕事でこんなにお金もらっちゃっていいの?と思ったり。
つまり世間から見て「何かよくわからないけど、これから伸びそうな市場だな」と思ってもらえれば、それだけでお金がもらえる。そのひとつがIT業界で、その構造は昔も今も変わらない。
今ならソーシャルアプリやiPhone、グーグルのアンドロイドなどのホットな開発環境に世界中のベンチャーキャピタルが多額の投資をしている上に、開発技術者が圧倒的に足りていない。それこそ、小さなベンチャー企業のCTOにでもなれば、年収2000万円とかすぐに到達してしまう。僕も今度ある案件で一枚、かませてもらおうかと(笑)。
要は目線を変えるだけ。同じIT業界の中でも、よりお金を払ってもらえそうな所にアクティブに動いていけばいいだけの話で、別に不況とか技術的なスキルの問題ではないと思うんです。

川の流れに身を任せれば、周りが見えてくる

堀江貴文氏

14歳の時、Basicとアセンブラで英語学習プログラムを作ったのがプログラマーとしてのスタートでした。その時のギャラが意外に良くてそれ以来、これはおいしい仕事だなと。
正直、僕自身は客観的に見てもB級プログラマーだったと思ってますけど、そんな自分でもこれだけのことができるんだから、ITってすごい世界だなと思いましたね。
今振り返ってみて、なぜこれだけおいしい仕事にたどりつけたのかを考えてみると、川の流れに逆らわずに生きてきたからかもしれない。
例えば93年に、バイト先で初めてネットの世界を知りました。ブラウザによって画像、映像、テキストを一つの画面にネットを通じて同居させられて、その裏のシステムさえあれば世の中のすべてが事足りる。その時「これは世の中を変える!」と興奮して以来、ずっとネットのことばかり一心不乱に考えてきた。その一方で、同じタイミングでネットに出会った人はたくさんいるはずなのに、他の人は何も感じない。いったいこの差は何だろう?と考えると、余計なことは考えずに川の流れに身を任せていれば、周りが見えてきて“おいしそうな木の実”に気づけるのではと思うんです。意外とみんなは川の流れに逆らって体力を消耗して、徒労に終わることが多いような気がしますね。

一人でシステム開発できるITエンジニアは、もっと自信を持つべき

僕は器用な生き方ができない。だから成功した

堀江貴文氏

もともと僕って何か一つのことにはまると、周りが見えなくなるくらい没頭してしまうんですよ。仕事以外でも競馬とかダイエットとか。昨年はゴルフにはまって、14日間連続でゴルフ場に通ってしまうほどで、最後はコーチにも呆れられてマネージャーと2人だけで行ったりとか(笑)。
プログラミングも一度はまってしまうとデバックが終わらないから(笑)、わかんなくていらいらして、永遠にやり続けてしまう。
つまり器用な生き方ができないんですよ。それこそひとつのことに飽きるまでしゃぶりつくすくらいの勢いで取り組んでしまう。だから力をセーブしたり他とのペース配分をすることができない。逆にみんなはいろんなことに散漫しすぎなんじゃないかと思ってしまうほど。
今、ロケットエンジンの開発に仲間と一緒に取り組んでいるんですが合宿の日程を組む時、「この日は家族サービスしないといけないからNG」みたいなことをいう人がいて。でも僕なら「ロケットが一番大事でしょ! 他のことはどうでもいいでしょ!!」と思ってしまう。まあ、自分の考えを他人に強要はしないですけどね。
ただそうしてきたことに後悔はしていないし、それくらいでないと本当の成功はなしえないと思っていますから。

不安を前提にして生きる。自分の運命は自分でコントロール

堀江貴文氏

特に最近、不況でエンジニアに限らず安定志向の人が増えているというけど、僕からすれば安定の何がいいの?と思ってしまう。不安になりたくないという気持ちはわからなくはないけど、そもそも不安を全くゼロにするなんて無理だし、終身雇用制度も崩壊した今の世の中に安定なんてものはない。基本は不安定な海の上に浮かぶ船の上にいて、例えそれがタイタニックのような、一見安定感のある大きな船でも氷山にぶつかって沈没するし、逆に小型ボートを自分で操縦したほうが氷山にぶつからずに助かるかもしれないし。
だからこそ不安を前提に生きるべきだし、それだったら他人に自分の運命を任せるより、自分自身でコントロールしたほうがいいに決まってる。
今、エンジニアには、とにかくやりたいことをやってほしい。そしてもっと自分の能力を信じてほしい。今の時代、ITエンジニアなら誰でも一人でシステムを作ることが可能だし、その能力は自分自身が思っている以上に世の中で必要とされている。だから能力を過小評価せず、「自分はなんでもできる」という意識を持って生きたほうがいい。

本レポートは総合転職サイト「リクナビNEXT」連動コンテンツです。 Supported by Tech総研

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