「企業の面接戦術」大研究

面接が怖くなくなる!

圧迫面接、雑談面接には「理由」があった

面接には、いろいろなタイプがあります。ざっくばらんな世間話がメインの面接もあれば、キツイことばかり言われて胃が痛くなる面接も。 しかし!企業がそういう姿勢を取るのには「理由」があるのです! この記事では、企業の面接戦術を4パターンに分けて解説。企業の目的を知れば、面接が怖くなくなりますよ!

2008年11月10日

私が解説します!

キャリアドメイン 代表取締役 谷所健一郎氏

外食チェーン人事部長など豊富な経験を活かして、就職・転職支援、講演、執筆活動を展開。近著に『転職に満足している6割に確実に入る方法』(PHP研究所)など。

ビシビシッ!“圧迫面接型”

応募者が萎縮したり、嫌がるようなことをわざと質問したり、応募者の返答に対して厳しいツッコミを入れる。終始威圧的な雰囲気が漂う面接。

ありがち発言

「あなたはうちの会社には合わないと思いますよ」

「転職歴2回ですか、当社もすぐ辞めてしまうのでは?」

ざっくばらん“雑談型”

いわゆる「面接」然とした雰囲気ではなく、ざっくばらんで雑談がメインの面接。終始打ち解けた雰囲気で、ついリラックスしすぎてしまう応募者も…。

ありがち発言

「今日は面接というより、雑談ってことで」

「まあまあ緊張しないで、リラックスしていきましょう」

通り一遍“マニュアル型”

「志望動機」「自己PR」「退職理由」など、定番質問を一通り聞かれるマニュアル型の面接。遊びのない、極めてクールな雰囲気の中、ガッチガチの面接が繰り広げられる。

ありがち発言

「自己PRを1分以内で、簡潔にお願いします」

「当社への志望動機をお聞かせください」

とにかくアツい!“熱血型”

ほとんど面接の体をなさず、応募者の「熱意」や「思いの強さ」を何度も確認される面接。経営者が自社について熱く語りまくるというケースも多い。

ありがち発言

「うちの会社のどこがいいと思った?」

「入社したら歓迎会やらなきゃね!ところでお酒飲める?」

事前に戦術のパターンを知っておけば安心。さらに「その会社で活躍する自分」をイメージしておけばどんな戦術にも揺るがずに済む!

以上のように、どの面接も「企業の戦術」から成り立っているもの。戦術のタイプを知れば、「このように返せばいい」と対応策を考えることができる。面接の雰囲気を見て「むむ、これは○型…」と判断すれば、面接がだいぶ楽になるはずだ。

加えて、キャリアアドバイザーの谷所氏は、「事前の準備を怠らなければ、どんな面接戦術で来ようとも、緊張せずに自身の思いを伝えられるはず」と話す。

「面接の前に『その企業で活躍している自分』を具体的にイメージしておきましょう。そうすれば、どの方向から質問が飛んできても、伝えるべきことがブレずに済みますし、熱意ややる気も自然に伝わりますよ」

EDIT
伊藤理子
PHOTO
田部雅生
DESIGN
Mac.H GraphicArts
ILLUST
高田真弓

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