ゲームソフト開発から次世代情報通信の先端技術開発へ

匿名レジュメの登録で企業や転職エージェントからオファーが届く「スカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった！」の生声をレポートします。

株式会社ハートソフト
開発部　サブリーダ
中森寛樹さん（33歳）　
PROFILE■新卒でシステム開発会社に入社し、企業向けシステム開発に5年間携わった後にソフトウェア開発会社に転職、ゲーム関連ソフトの開発を5年間担当する。2008年夏に退職し、転職活動を開始。09年8月にハートソフトからオファーを受け、翌9月に入社。

2012年6月6日

高度な技術に挑戦することで、エンジニアとして成長したい。次世代通信
ネットワークの先端技術開発に関われる環境で、日々刺激を得ています

■レジュメを登録したきっかけは？

: (株)ハートソフト
中森寛樹さん

新卒でシステム開発会社に入社し、企業向けのシステム開発全般を5年間担当。しかし、「自分の働きが、より多くの人に影響を与えていることを肌で感じたい。企業向けではなく、一般ユーザーが利用するサービスを手掛けたい」という思いが強まり、ゲームソフトや関連する通信ソフトなどを開発する会社に転職。主に対戦ゲーム用の通信ソフト開発などに携わりました。
再び転職を考えたのは、入社して5年が経った2008年の夏。勤務先が親会社に吸収合併されることになったのがきっかけでした。仕事にはやりがいを感じていたのですが、合併後は技術開発に係る予算は縮小となり、開発人員も削減されることが目に見えていたため、退職して転職する道を選びました。
転職先の条件として置いたのは、「一般ユーザー向けのソフト開発である」ことと、「より高度な技術に挑戦できる環境がある」こと。転職するからには、技術力をさらにブラッシュアップできる環境で、自分をさらに鍛えたいと思ったんです。
退職後は、知人の会社のソフトウェア開発を手伝いながら、転職活動をスタート。当初から「少し時間はかかっても、焦らず、条件に合った転職先をじっくり探そう」というスタンスで臨みました。転職サイトで求人を探しつつ、スカウトにもレジュメを登録。自分の経験やスキル、希望に沿ったオファーがもらえるので、自分で求人を探すよりもマッチング度合いが高く、その後の選考もスムーズに進むのではと考えたためです。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは？

レジュメ登録後、週に2～3通ペースでオファーをいただきました。さまざまなジャンルのシステム開発やソフトウェア開発のオファーで、自分の経験が評価されていると感じ、嬉しく思いましたね。希望条件に当てはまるところには話を聞いてみようと思い、数社に応募しました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は？

今の勤務先であるハートソフトからオファーが来たのは、2009年の夏。前職を退社してから1年近く経ったころのことでした。
オファー職種は、「ネットワークや携帯電話システムに関する先端技術の実用化開発エンジニア」。どんな仕事内容なのかピンときませんでしたが、新しい技術に関われる仕事なのだろうと予想がつきましたし、大手企業と多数取引があるという説明に「安定感があり長く働けそうな会社だ」と感じ、まずは話を聞いてみようと応募に踏み切りました。
面接では、気になっていた仕事内容をじっくりヒアリング。大手通信会社をクライアントに持ち、次世代の情報通信ネットワーク技術や高速通信技術など、さまざまな「まだ世に出ていない最先端技術」の研究開発を担う役割だと聞き、気持ちが高まるのを感じました。今まで培ったソフトウェア開発や通信技術の経験を活かしつつ、これまでに関わったことのない最先端の技術に関われるし、研究開発の結果、実際に携帯電話などに実装されるようになれば、多くの一般ユーザーに喜んでもらえる。希望にぴったりの環境だと確信しました。
また、会社として「全員参加型経営」を掲げている点にも惹かれましたね。会社の運営に関わるテーマごとにワーキンググループが編成され、会社の問題点と解決案を社員全員が考え、役員会議に上げていると聞き、「社員一人ひとりの声を聞いてくれる会社ならば、長く腰を据えて働ける環境がありそうだ」とも感じました。

■そして入社。今のやりがいは？

2009年9月に入社して以来、次世代携帯端末の新機能を利用したシステム開発を担当しています。現在携わっているのは、新しい無線技術を使って位置情報の測位を行う、実証実験システムの開発。まだ世に出ていない技術の開発に最先端で関われるのはとても刺激的であり、技術者としての喜びを日々感じています。
また、最近では並行して、スマートフォン向けの商用アプリ開発も担当。数十万人単位のユーザーがいるアプリの開発にも携わっています。レビューサイトなどでユーザーの反応を目にするときに、心からやりがいを感じますね。
これからは、技術者としてさらに「より高度な案件を、より多く受注する努力」を続けていきたいですね。クライアントの要望の、さらに上を行く精度の高い開発を続けていれば、リピート受注がいただけますし、より高度な新技術をどんどん世に出していくことで、「ハートソフトならば、ほかの企業に先んじて、新しいものを生み出してくれそうだ」という期待を集めることが可能になります。技術力を磨き、「今よりさらに上」を目指し続けることで、会社の業績拡大に貢献したいと思っています。

＜採用担当者の声＞

豊富な開発経験と、新しい技術に対する探究心と向上心の強さに惹かれました

: 事務管理部
山田亜矢氏

当社は、大規模システム開発やソフトウェア開発を担っているほか、情報通信ネットワークに関する先端技術の研究開発でも強みを持っています。研究開発案件の受注拡大に伴い、ソフトウェア・ネットワークに関する開発経験が豊富で、技術力の向上に熱心な人材を求めていました。中森さんは、経験については申し分ないうえ、「さらに高度な技術を学びたい、幅広い仕事に携わってみたい」という探究心と向上心に惹かれましたね。面接でのやり取りから、コミュニケーション力の高さと「どんなことにも挑戦したい」という前向きな姿勢が感じられ、この人ならばたとえ難しい案件であってもやり遂げてくれると確信しました。これからも常に新しい技術を習得し、当社のコア技術をどんどん生み出す一方で、リーダーシップもさらに発揮し、現場をまとめ上げてほしいですね。

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