スカウトの仕組み、企業の視点を知ろう

企業はこうしてプライベートオファー送信対象者を決める!

「どうしたらプライベートオファーを受けられるんだろう?」――そう思ったら、まずは「企業がどうやってスカウトする人を決めているのか」を理解することが大切です。今回は、企業のスカウト採用現場を完全シミュレート。スカウトの仕組み、企業が見るレジュメのポイントを理解した上でレジュメを作成すれば、スカウトされる確率が高まりますよ!

2010年11月3日

「こんな人に来てほしい!」〜企業がスカウトに動くとき

かもめソリューションズ株式会社は、5年前に設立されたITソリューション会社。事業が軌道に乗り、昨年からSE、営業職の中途採用をスタート、今年の春には初めて新卒社員も入社した。ただ、人が増えるにつれ、現場の若手を束ねるリーダークラスの不足が深刻に。一方で、顧客は順調に増え、営業職でのリーダー層採用が急務となった。
社長以下、役員、人事が話し合い、欲しい人材の条件は、以下のように決まった。
1 営業経験が少なくとも3年以上ある。
2 リーダーとしてスタッフを束ねたり、若手を指導・育成した経験がある。
3 ITに関する知識がある。
4 東京エリアでの勤務を希望している(もしくは勤務地にこだわらない)。
5 目標達成意欲が高く、バイタリティがある。
6 顧客目線で物事が考えられる。
この条件に当てはまる人材を公募求人で集めた場合、たくさんの人に会う必要があるため時間がかかる。一刻も早く希望の人に出会うために、「リクナビNEXTスカウト」を活用し、プライベートオファーを送ることに決めた。

【STEP1】レジュメの「選択入力項目」から、ターゲットをある程度「絞り込む」

経験職務チェック

▲「経験職務チェック」などの選択項目はヌケ、モレのないように入力しよう。

●150万人分ものレジュメの中から、近しい人を探していく
「リクナビNEXTスカウト」の登録者は、現在150万人超(2010年10月現在)。企業は、この膨大な登録者の中から、欲しい人材像にできるだけ近しい人のレジュメを検索し、一人ひとりのレジュメを確認できるぐらいの人数になるまで絞り込んでいきます。
そのためにまず使われるのは、「現在または直前の職種」や「経験職務チェック」「語学や資格」「現住所や希望勤務地」など、プルダウンやチェックボックスで選択する「選択入力項目」になります。

●「実例」かもめソリューションズはこう検索した
一番譲れない条件は、条件1の「営業経験が3年以上ある」こと。現在または直前の職種で営業職を選び、「経験職務チェック」の項目から「システムインテグレーター・ITコンサルティング、もしくはソフトウェアハウスでの営業経験が3年以上」を設定して検索をかけたところ、かなりの人数が対象者となった。そのうえで、条件3の「ITに関する知識がある」と思われる前職がIT関連業界の人を検索。さらに、条件4の「希望勤務地が東京23区、その他東京都」としている人に加え、通勤圏内である「川崎市」「横浜市」「埼玉県」「千葉市」「その他千葉県」もしくは「こだわらない」としている人を組み合わせて検索したところ、数百人に絞られた。

●オファーの対象になるには?
これらの登録者データベースを使って150万人超の中から抽出していくため、スカウトされるためにはいずれの項目も不足なく、すべてを選択入力することが大切です。

【STEP2】職務経歴欄などの「自由記述項目」でよりピッタリの人を「見つけにいく」

▲特に重視される「職務経歴欄」は、手がけた業務、役割、実績などをできるだけ具体的に記入しよう。

●「職務経歴欄」はオファーを送るか否かを判断する要!
「選択入力項目」でオファー対象者をおおよそ絞り込んだ後は、職務経歴欄、自己PR欄など登録者がフリーで書き込む「自由記述項目」を見て、最終的にオファーを送る人を見つけ出します。なかでも「職務経歴欄」は登録者の経験、スキル、志向を総合的に図る重要な項目です。
目標達成意欲やバイタリティ、顧客視点に立てる…などといった条件は、STEP1で絞り込みに使ったデジタル項目では読み切れないもの。そのため、採用担当者は、レジュメの一つひとつにじっくり目を通し、条件に当てはまる人かどうかを最終的に判断します。

●「実例」かもめソリューションズはレジュメをこう読み込んだ
STEP1で絞られた対象者は400人。欲しい人材の条件5に当たる、目標達成意欲が高くバイタリティがある、条件6の顧客目線で物事が考えられる…というソフト部分は「選択入力項目」では検索できないので、「職務経歴欄」など登録者がフリーで書き込む「自由記述項目」を一つひとつ読み込み、条件を備えた人かどうかを確認していくことになる。
また、条件2のリーダーとしてスタッフを束ねたり、若手を指導・育成した経験がある…かどうかもここで確認。役職経験者かどうかは、選択入力項目でも判断できるが、かもめソリューションズの場合は「役職者でなくともリーダーとしての素養があるなら会ってみる」方針。自由記述項目で、若手の指導育成経験などがアピールされていれば、オファー対象者とした。
その結果、「ぜひ会ってみたい!」と思った登録者30人に、プライベートオファーを送ることが決定した。

●オファーの対象になるには?
たとえ「選択入力項目」の段階では条件にピッタリであっても、「自由記述項目」部分がおざなりだと、オファー対象から漏れてしまいます。なかでも登録者の経験、スキルが細かく判断できる「職務経歴欄」は、オファーを送るか否かの一番の判断材料になる「要」の部分。以下の項目まで具体的に示せば、企業の目に留まる確率が高まります。
1 どんな業務を、どんな役割・ポジションで手掛けたのか。
2 その結果、どれほどの実績が挙がったのか。
3 どんなスキルが身に付き、何を学んだのか。
また、「若手の指導育成」など、選択入力項目ではアピールできないことも、「職務経歴欄」や「自己PR欄」でアピールしましょう。
文面や構成から、その人の個性や人柄を読み取ろうとする企業もあります。読み手のことを考え、改行やマークなどを使ってわかりやすく構成する、難しい用語は補足説明する…などの工夫も大切です。

転職チャンスを逃さない!
企業視点を意識したレジュメ作成で、オファーの可能性を高めよう

「来てほしい人材に直接声をかけたい」「重要なポジションなので秘密裏に採用したい」などの理由から、リクナビNEXTスカウトを使って非公開で採用活動を行う企業が増加中。それに伴い、プライベートオファー送信数は右肩上がりに増えています。
企業の視点を意識しつつ、ヌケモレなくレジュメを入力すれば、オファーの確率は上がります。チャンスを逃さないためにも、まだ始めていない人は今すぐ登録しましょう!

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EDIT&WRITING
伊藤理子
ILLUST
さとうただし

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