ビジネスパーソン生活実態調査2007
民間企業に勤める20代、30代のビジネスパーソン500人に年収実態調査を実施。年収別にお金の使い道や金銭感覚を分析した。そこから見えてくる「収入と支出」のリアルな現状とは一体?誰もが気になるビジネスパーソンの“財布の中身”を大公開。今回は収入と仕事満足度から実態に迫る!
収入&仕事満足度編 収入が上がると仕事に対する満足度も上がる?
Q1. 現在の貯蓄額を教えてください
Q2. 2006年冬のボーナスはいくら?
Q3. 資産運用はしていますか? 運用額は?
Q4. 出勤日一日あたりの平均勤務時間は?
Q5. 一日あたりの平均睡眠時間は?
Q6. 現在の仕事にやりがいを感じますか?
Q7. 仕事のストレスはありますか?
Q1.現在の貯蓄額を教えてください
全体平均364万円
Q1のグラフ
年収と平均貯蓄額は正比例に
全体の平均貯蓄額は364万円で、年収がアップにするにつれ貯蓄額が増加する傾向にある。全体で見ると貯蓄額が「100万円以上300万円未満」のゾーンが最も多く、「1000万円以上」貯めている人は全体で7.2%。年収700万円以上の高収入層になると3人に1人が貯蓄額「1000万円以上」と回答している。
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Q2.2006年冬のボーナスはいくら?
全体平均34万円
Q2のグラフ
5人に1人は「ボーナスなし」。また、男女で大きな差が出る結果に
年収300万円未満の層では「ボーナスなし」という回答が44.9%と突出していた。年収600万円台の層でも「ボーナスなし」が20.8%と目立つが、これは年俸制を導入しているケースが多いためかもしれない。全体平均は34万円だが、年代別に見ると、20代の平均は30万8000円、30代の平均は34万7000円となった。男女別では、男性平均が39万7000円であるのに対し、女性平均は25万9000円と金額に開きが出た。
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Q3.資産運用はしていますか?運用額は?
全体平均183万円
Q3のグラフ
年収400万円以上になると資産運用への意欲がアップ
資産運用額の平均値は183万円で、貯蓄額と同様に、年収がアップにするにつれ運用額も増加している。年収700万円以上では、4人に1人が「1000万円以上」の資産運用をしており、資産運用に対する意識の高さがうかがえる。全体の資産運用先を見てみると、「株取引」が29.2%とトップで、つづいて「外貨預金や為替取引」が16.4%。そのほかには国債、先物取引、不動産投資などが挙がった。
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Q4.出勤日一日あたりの平均勤務時間は?
全体平均9時間
Q4のグラフ
年収600万円を境に勤務時間がグンとアップ
年収300万円未満では、「8時間〜9時間未満」という回答が約半数を占めた。9時出社であるならアフター5はしっかりある生活をしているようだ。しかも4人に1人は「8時間未満」。「8時間未満」と答えた人は、女性が8割以上を占めた。年収600万円以上になると平均が10時間を超える。また、男女別に見ると、男性が平均9時間50分、女性が平均9時間となり、男性のほうが長時間勤務であることがわかる。
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Q5.一日あたりの平均睡眠時間は?
全体平均5時間50分
Q5のグラフ
年収がアップしても平均睡眠時間は変わらず
全体の平均睡眠時間は5時間50分。年収別に見てみると、睡眠時間が平均6時間以上あるのは年収300万円未満の人たちだけ。そのほかの層では平均睡眠時間に差はなかった。ちなみに睡眠時間が「9時間以上」と回答した人は全体で0.2%、「10時間以上」と回答した人は0%だった。
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Q6.現在の仕事にやりがいを感じますか?
Q6のグラフ
年収アップとやりがいの大きさは比例しない
最も仕事にやりがいを感じているのは、年収600万円台の人たちで、70.8%が「やりがいを感じる」と回答。一方「やりがいを感じない」という回答が最も多かったのは、意外にも年収700万円以上の高収入層の人たちで、その割合はなんと50.0%にのぼる。「やりがいを感じる」と答えた人の職種を見てみると、技術系(ソフトウェア、ネットワーク、素材、食品、メディカルなど)が多く、逆に「やりがいを感じない」と答えた人は営業・事務・企画職が多く、なかでも保険業界、金融業界の人が多かった。
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Q7.仕事のストレスはありますか?
Q7のグラフ
年収関係なし!実に9割近くの人が仕事にストレスを感じている
年収にかかわらず約9割の人がストレスを抱えている模様。低年収ゾーンでは「上司や会社に対する不満」という声が多いのに対して、高年収ゾーンでは「仕事の忙しさ」がストレスになっている。年代別に見てみると、20代では90.0%、30代では87.2%の人がストレスを抱えている。ストレスの内容は、20代では「やりがいのなさ」(28.0%)がトップで、30代では「会社の経営状況」(32.8%)がトップだった。
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30代に聞きました!年収300万円未満VS年収600万円以上
「真剣に転職を検討したことがありますか?」
結果
転職したい理由は?
年収300万円未満
年収が少ないので将来に不安を感じるから(メーカー/30歳)
キャリアアップして年収をアップさせたいから(ソフトウェア・情報処理/30歳)
正社員として働きたいので(生命保険/31歳)
今の仕事では先行きが不安だから(流通・小売/37歳)
尊敬できる上司のいる職場で働きたいから(流通・小売/36歳)
自分が何をしたいのか見つけたいから(流通・小売/39歳)
女だけの職場で陰湿なイジメがあるから(団体・連合会・官公庁/30歳)
年収600万円以上
自分の時間が持てる仕事に就きたいから(自動車・輸送機器メーカー/33歳)
給料は減っても自由になる時間のある仕事がしたいので(流通・小売/39歳)
やりがいのある仕事をしたいから(家電・AV機器・ゲーム機器メーカー/30歳)
キャリアアップしたいから(流通・小売/35歳)
もっと年収をアップさせたいから(専門コンサル/39歳)
仕事内容が簡単すぎるから(医薬品・化粧品メーカー/37歳)
勤務先が遠いから(不動産/37歳)
年収300万円未満では約6割の人が転職を希望しているが、大半は給与面を理由に挙げていた。一方、年収600万円以上になると転職希望率は約3割。転職したい理由の中で目立つのは「やりがいが感じられない」という回答だった。いくら高収入でも、仕事にやりがいを感じられない状態ではモチベーションが下がってしまうようだ。
支出編へ
調査方法 インターネットでアンケートを実施
実施期間 2007年1月17日〜18日
調査対象 20〜39歳で、正社員、契約社員、派遣社員、
自営業の方500人
(有効回答数500件・インフォプラント調べ)
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301〜500万円以上
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701〜1000万円
1001万円以上
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ビジネスパーソン生活実態調査2005

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