猛暑は技術で乗り切れ！
　　クール＆ひんやりグッズ１４

熱い夏、熱中症対策にも帽子は便利な一品だ。ただ、どうせかぶるなら頭を冷やしてみては？　表面のチタンポリエステルが太陽光を反射し、後部のフラップが後頭部を気化熱で冷やす。そんなクールキャップが「クールビット・チタンソフトキャップ」だ。
フラップを1分ほど水に浸して、軽く絞ってかぶれば、頭は涼しくひんやり。UV仕様、抗菌防臭仕様、洗濯可能なども特徴で、丸めてポケットに入れてもシワにならずに復元するという。アウトドアにもぴったり。

http://www.kobaya-co.jp/cbspcp23/cbspcp23.html

暑さ対策で効果的なのは首周りを冷やすこと。そこでよく使われるのがネッククーラーだが、「マジクール」は2005年の発売以来、累計で700万本以上販売されたという。水に浸すだけで冷却効果が20時間以上続き、官公庁や大手企業も熱中症対策として採用しているとのことだ。
こだわりは素材に使われている超微細ポリマー。空気に触れる表面積が広くなるために放熱効果が促進され、涼しさを感じる度合いが高まるという。抗菌防臭生地など機能もバージョンアップされており、女性用やキッズ用など種類も豊富。

http://www.magicool.jp/neck-cooler/

夏の外出は灼熱地獄、クールビズだけじゃ耐えられない。ならば体を、気化熱と保冷剤を使って冷やしてしまおう。「クールビット・冷タスキ」は、血流の流れが多い脇の下と背中を直接冷却する簡易ウェアだ。
両脇の下部分には高吸水繊維を使い、水に浸した後の気化熱で冷却。背中部分は保冷剤を包み込んだ保水パックを装備し、体を背面から冷やす。コンパクトサイズなので上着を着ても不格好にならず、客先への訪問にも便利だ。

http://www.k5.dion.ne.jp/~coolit/cbcx_08/cbcx_08.html

ジャケットを着て体を冷やす？　そんな「まさか」を実現したのが「空調服」だ。服の内部に取り付けた2つの小型ファンが、服の中に毎秒約20リットルの外気を取り込む。服と体の間を平行に流れる空気が汗を蒸発させ、気化熱で体を冷やす仕組みだ。
専用バッテリーで約12時間の連続使用が可能で、消費電力は2W程度。少ない電力でより多くの風量を確保するため、モーターの選定、ファンや服の形状にこだわった。猛暑のせいか今年は予想以上の受注があり、在庫はほとんどないそうだ。

http://www.9229.co.jp/

火力発電所や鉄鋼生産工場など、熱所作業用に使われている「クールベスト」。スウェーデンで開発された「体温上昇防止服」だ。着装すると、体温を40度以下の状態に一定時間保つというから、これは強力！
その秘密は内蔵している16個（標準タイプ）の「PCMパック」。28度で個体から液体、液体から固体へと相変化し、このときに熱を奪ったり、放出したりして、装着者の体温を適度に保つ。保冷剤と違って冷蔵庫で凍らせる必要もない。猛暑対策にもってこい！

http://coolvest.jp/

ここ数年で「ふんどし」がちょっとしたブームになっている。涼しくて、動きやすく、着心地もなめらか。パンツタイプや女性向けなど種類が多彩で、デザインや色に凝った製品も珍しくない。
だが、せっかくなら日本古来のタイプはいかが？　「六尺ふんどし　白さらし」は、素材に国内産の和さらしを使用し、肌触りだけでなく通気性にも優れているという。サイズを細かく指定できることもあり、夏にはぴったりのアンダーウェアだ。

http://item.rakuten.co.jp/maruwas/roku001/

特殊な金属加工技術で作られた「現代版うちわ」の「新扇組」。水に浸して冷凍庫で20〜30分冷やせば、溶けた水滴が気化熱となって涼風を体感。開発までには2年かかったという。
水に強いステンレスの特性を生かして厚さ0.2mm、重さ約70ｇの軽量化を実現。本体には0.3mmの穴加工で「透かし絵」を演出しており、「金魚」「朝顔」などのほか「高橋留美子バージョン」も発売中（下記URL）。取手の先端にアロマオイルを浸せば、癒しの風が吹いてくる。

http://shima-smile.com

熱い夏を乗り越えねばならないのはデバイスも同じこと。ならば、エンジニアとPCを一緒に冷やしてしまおう。「冷却ファン付き竹製ノートPCスタンド」は、「目や耳で涼を感じる」という日本人ならではの効果を狙った製品だ。
天然素材の「竹」で見た目から涼しくなるのと同時に、背面にはUSB電源で動作する大型ファンが付けられ、ノートPCの裏面に風を当てて熱を逃がす。夏場の作業もこれではかどりそうだ。

http://www.donya.jp/item/25504.html

仕事中に手軽に涼を取りたいなら、「文房具」にも注目だ。「ファンペン」は後部に小型の扇風機を付けたボールペン。本体内の乾電池でファンを回転させるのだが、意外と風量があって暑さ対策に効果的だ。
そんなファンペンシリーズに新しく「ファンペンタッチ」が加わった。スタイラス機能が付いて、スマートフォンやタブレットのタッチ操作が可能。ペン先のキャップを外せばボールペンとして使用できる。

http://www.elaice.jp

快適な睡眠のために使われる冷却マット。だが、寝具のみではもったいない。「3シーズンひんやりジェルマットマルチ」は、3つの正方形マットがみぞ部分で折りたためるので、椅子やソファー用、ごろ寝にも最適だ。
ひんやりジェルマットシリーズは、販売総数が340万枚を突破したヒット商品。さっと敷くだけで、水分をたっぷり含んだジェルが体をひんやり。特許取得の独自技術でジェルを片寄りにくくし、均等な冷却効果を発揮する。

http://hirakawa-corporation.com

オフィスで普通に見かけるようになった卓上扇風機。小さく、軽く、コンパクトで、さまざまなタイプが発売されている。その中で「3電源コンパクトデスク」は名前の通り、USB、アダプタ、乾電池の3つの電源が使用可能。
つまり、PCが近くになくても室内で使えるし、アウトドアにも持っていけるという便利グッズ。折りたためるので本棚などに仕舞えるし、風量が2段階に切り替えられることも人気の秘密のようだ。

http://www.doshisha.co.jp/

夏の強烈な日差しを避けるアイテム、日傘。最近では「日傘男子」も登場し、夏場に使う人が増えてきた。その日傘の内部に小型のファンを付けたのが「扇風機付き折りたたみ日傘」。しかも、電源にはソーラーパネルを搭載！
従来の扇風機付き傘は長傘が一般的で、電池式が多かった。しかしこれなら、ファンの涼風で傘の中に熱気がこもらないだけでなく、コンパクトで持ち運びが楽、しかもエコなクリーンエネルギー使用だ。傘の上部のソーラーパネルもおしゃれ？

http://item.rakuten.co.jp/linedrops/10005765/

暑さを感じたら瞬時に冷却。そんな便利なデバイスが「クイッククール」だ。ミストの噴射と送風による気化熱の原理で、皮膚などの表面温度が5秒で5度下がるという。タンク部分には氷を入れることもでき、保冷のためのケースも付いてくる。
効果のカギは独自開発の「微細ミストノズル」。冷却効果を高めるミストを適量噴出し、ファンの送風で効率よく蒸発させる仕組みだ。バッグに入れておけば、いつでもどこでも涼が取れる。

http://www.magicool.jp/quickcool.html

スイッチを入れると、本体上部のアルミニウムプレートが一気に冷却。プレートの温度が約5度、あるいは気温から約22度低い温度に下がるという「アイススティック」。首筋、脇、太ももなどの「冷やしのツボ」に当てると、涼感がいっそう高まるという。
冷却の機能は特殊な熱伝導変換デバイスによるもの。一方から吸収した電流をもう一方へ放熱することで、吸収された側のアルミニウムプレートが急速に冷却される。使い勝手がよさそうなハンディクーラーだ。

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