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Let`s快汗エンジニア☆週末スポーツのすすめ Vol.3 「サーフィン」で波に乗って仕事もノリノリ! サーフィン
「あの波は二度とこない」が決めセリフのサーフィンは「丘サーファー」という言葉が生まれてしまうほどに、みんなが憧れるスポーツのひとつ。今回は「一度ハマると抜けられない!」といわれる、波乗りの魅力を紹介したい。
(取材・文/ぱうだー 総研スタッフ/山田モーキン)作成日:08.07.07
サーフィンとは
サーフィンはおよそ400年前、ポリネシアで始まったといわれる。サーフボードといわれる専用の板を使って、波の上を滑るスポーツである。サーフボードには、ロングとショートがあり、それぞれ世界大会がある。波に乗るには波が起きている沖まで出る必要があり、通常はサーフボードにうつぶせになって、両手で水をかいて進んで行く。よい場所まできたらタイミングを見計らい、サーフボードの上に立ち、波に乗る。サーフィンに適した場所は世界中にあるが、低気圧でよい波が起こるのはハワイ・カリフォルニア・オーストラリアが代表的。日本では鵠沼海岸や鴨川が主なサーフスポットとしてあげられる。
同じ波は二度とこない。だからサーフボードに乗り続ける
工藤州大氏
工藤州大氏
サーフィンスクール「トライサーフスクール」代表取締役。こちらではサーフィン教育の世界標準である「ISA(International Surfing Association)」に基づいたカリキュラムを導入し、誰でも無理なくサーフィンに必要な、技術や知識を学ぶことが可能だ。

トライサーフスクール
http://www.trysurf.jp
今回は東京から車で3時間ほどの距離にある、千葉県・本須賀(もとすか)海岸の「サーファーズサポート」を訪問。こちらでは昨年スクールを立ち上げたばかり。今月オープンを控えて、現在仕上げ工事の真っただ中にあるぴかぴかな店舗におじゃました。2005年にはサーフィンに挑戦する中年男性を描いた『ライフ・オン・ザ・ロングボード』が話題になったが、ここ数年30代でサーフィンを新たに始める人が増えつつある。憧れのスポーツベスト5に入るであろう、そんなサーフィン事情についてうかがった。
昔と今、サーフィンはどう変わった?
僕がサーフィンを始めたのは15年ほど前。そのころサーフィンがすごくはやってたんですが、サーファー=ロン毛にタトゥーという「ハードコア」の時代。始めるには気合がいる体育会系の雰囲気でした(笑)。サーファーの間で「丘サーファー」という蔑称がうまれるくらい、「サーファーたるもの、こんだけ波に乗らないと!」なんていう空気がありましたね。もちろん初めてでも教えてくれる人なんかいない。うまい人たちをみて自力で学ぶ時代でした。
ここ数年では、映画『BLUE CRUSH』の影響でサーフィンを始める女の子が増えたんですが、残念なことにきちんとしたインストラクターがいないため、放置されることが多かったんですね。何も知らない初心者が、油断すると危険な海でサーフィンの楽しさも実感できずにやめていく。なんとかならないかと思ってスクールを立ち上げました。僕が始めた15年前と比べて、今こういうスクールは増えています。昔と比べてサーフィンは初心者でもかなり入りやすくなったと思いますよ。
波に乗る前に……。滑り止めワックスを念入りにボードに塗りこむ
授業はどんな感じ?
こちらにいらっしゃる方々の年代・性別はさまざま。「昔からやりたいと思っていたけど、きっかけがなかった」という方が多いですね。こちらでは初めてでも波を楽しめるボードを用意しているので、ほぼ9割の方は初日に板の上に立つことができています。

初めて波の上に立てたときは、皆さんものすごく感動していますね。教える立場としても同じです。スクールでは、細かいことでもはしょらずに、生徒さんの目線になることを大事にしています。生徒さんが「なにがわからないか」は、僕も動きをまねたりして徹底的に調べます。

夏に始めた生徒さんが毎週通っているうちにどんどん上達して、秋には波が読めるようになる。そして秋には「寒くなったら南の国に行きましょうよ」なんて言うサーファーになっている。サーフィンを愛する人がまたひとり増えたと感じる瞬間は感動ですね。ここではそんな変化がたくさん起きています。
波に乗る前に……。準備運動は欠かさず念入りに
サーフィンの基本的プレー説明

(左上から時計回りで)
@ボードに乗っていい波を海中で待つ「波待ち」 Aいよいよ波に乗って「テイクオフ」 Bリップに「アプローチ」 Cこれぞサーフィンの真骨頂!「ローラーコースター」
ズバリ、サーフィンのむずかしいところは?
初めての方にとっての第一関門は「沖に出ること」でしょうね。波に乗るためにはこう、ボードにうつぶせになって手で水をかいて沖まで進むんですが、これが結構きついんです。水泳がうまければよいかというと、それだけじゃなかったりする。次から次へと前からやってくる波を乗り越えて、沖まで進むには体力とテクニックが必要なんです。でも頑張って沖へ出てよい波に乗れたときは、うれしさでそれまでの苦労は消え去ってしまいます。初めての方にはぜひ脱落しないでくださいと言いたいですね。

うまくなってくると今度は「波を読む」こと。サーフィンは自然を相手にするスポーツなので、危険をゼロにすることはできません。いかによい波を見極めてそれに乗るか。身体的な能力だけじゃなく、自然の変化に気づく感覚を身につけるのはむずかしくもあり、面白いところですね。
先日、工藤氏は新たに房総の海辺にサーフィンスクール兼ショップをオープンさせた
サーファーを惹き付けるサーフィンの魅力は?
スタイルにとらわれないところですね。プロサーファーといわれる人たちであってもそれぞれ独自のスタイルをもっている。ほかのスポーツと違って、サーフィンには「自由」があると思います。

自然と戯れるところも魅力ですね。波は、低気圧・風・うねりなど、いろいろな要因が重なって生まれます。波が悪くて乗れない日もありますが、逆によい波がきたときには「生きててよかった」とか、自然に感謝する気持ちがわいてきます。感謝の気持ちが生まれるスポーツなんて、なかなか少ないと思いません?(笑)
スクール生向けのサーフィン教科書
これからサーフィンを始める人へのメッセージ
読者にはお忙しいエンジニアの方が多いと思いますが、ぜひサーフィンでリフレッシュしていただきたいですね。海では電子機器が使えませんので(笑)、いつもと違った環境で体を動かすとストレス発散できますよ。

ちなみに私のところの体験コースはビーチサンダル、バスタオル、日焼け止め、水着があればOK。ちょっとプールにでも……と思ったとき、ぜひこちらも思い出していただけるとうれしいですね。生徒さんは海を通じてみなさん仲良しなので、違った職業や世代の方との交流も楽しめると思いますよ。お待ちしてます!
最高の波に出合うため、今日も海に向かう工藤氏
サーフィンにハマるエンジニア、その魅力を語る!
エンジニアプロフィール
藤村さん(仮名:39歳)
システムエンジニア
サーフィン歴19年。1年の3分の1は海にいる、サーフィン>仕事と言い切る現役サーファー。サーフィンは一匹狼エンジニアに向いている説を唱える。いつかはお子さんだけでなく、お孫さんと3世代でサーフィンをするのが夢。自称負けずぎらい。
これがきっかけでサーフィンにハマった!
20歳のころ、サーフィンに行く友人をみてかっこいいなと思いました。最初は鴨川だったかな。その後、僕も始めたんですが最初なかなか板に座れなくて……波待ちばっかりでした。スノボや水泳の自信はあったのでイケると思っていたんですが、全然違いましたね。

初めて波に乗れたのは1カ月後くらいです。あの目線の高さで水の上を滑るなんて衝撃でした。沖に出るためのパドリングの苦しみなんか忘れてしまうくらい。つらいことの後に感動があると知って、ますますハードなところに行きたくなりました(笑)。
サーフィン、ここが楽しい!
やはりストレス発散ですね。仕事でいやなことがあっても、波待ちで海に浸かっているだけでリセットされます。
意外なところだと、息子とのコミュニケーションですね。実は今、小4の息子にもサーフィンをさせているんですが、海に向かう車の中でいろんなことを話してます。
アフターサーフもいいですね。サーファーのファン層は広くて、いろんな世代や職業の人がいます。不思議なことにみんな打ち解けるのが早い。僕の場合、子供がいるからなおさらかな。同業者には開発のヒントをもらったりすることもありますね。
サーフィンで大事なポイント
昔、冬の低気圧の中、誰もいない海にいい波がきていたので思わず入ったんですが、山のような波にたたき落とされて海底から上がれず、死にそうになったことがありました。ちょうど慣れてきたころで、今から思うと海をなめてたんですね。無事岸に上がったときはひざががくがくでしばらく立てませんでした。

こういう危険な目に遭わないために、サーフィンでは「潮の流れを読む」のがとても重要です。不意に流されても、潮の流れには必ず来る力と戻る力が働いているので、それを利用して安全な場所に退避するのがポイントですね。
エンジニアにおすすめしたいサーフィン
サーフィンは自然相手でなめたら危険という側面があるので「肝が据わる」というか精神的に強くなります。自然相手に遊ぶと、客観的な視点も磨かれますね。どちらかというと一匹狼のエンジニアに向いているかな? 僕みたいに負けずぎらいの人に向いていると思う(笑)。特にストレスの多いプロマネにおすすめしたいですね。
今は息子と一緒にサーフィンを楽しんでいますが、できれば孫とも!と思っています。サーフィンはいつまでも現役でいたいですね。サーファーはみな同じことを言いますが、サーフィンにハマると人生が変わります。サーフィンをしている人ってちょっと年の取り方が違うんですよ。いつまでも若い人が多い。僕もサーフィンでそんな年の取り方ができたらいいなと思っています。
まとめ サーフィンの「自由さ」でストレスを解放!
敷居が高いと思われていたサーフィンも、最近は気軽に楽しめる環境が整ってきた。たくさんの映画の題材になったサーフィンは、いつの時代でも自由と挑戦の代名詞。普段、いろいろな制約の中で仕事をしているエンジニアこそ、今週末あたりサーフボードに乗って制約のない自然にストレスを委ねてみては?
さあ早速、今週末からLet’s 快汗!
一昔前と違って、まったく経験のない初心者でも気軽にサーフィンを始められる環境が、日本にもここ数年で急速に整ってきた。
特にボードやウエットスーツなどのアイテムをそろえなくても、1日で波乗りを体験できるプログラムを用意したサーフィンスクールが、全国各地に点在する。
まずは、こちらのようなサイトから最寄りのお店やスクールを探してみては?
サーフィンショップ検索・サーフィン総合情報サイト
「SURFERSITE」
http://www.surfersite.com/
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山田モ―キン(総研スタッフ)からのメッセージ 山田モ―キン(総研スタッフ)からのメッセージ
今回ご協力いただいた工藤さんも、サーファーエンジニアの方も当たり前ですが、肌が黒い! 「小麦色」という表現がピッタリなくらい、健康的で爽快な印象でした。これから夏本番。心地よい潮風を受けながら、波と戯れてみませんか?

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