きたみりゅうじが職場の名言審査員でもOKだよね？

Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック（9）きたみりゅうじが『職場の名言』審査員でもモチロンOKだよね？


	Ｔｅｃｈ総研3周年記念イベント『職場の名言』。エンジニア読者から寄せられた数々の職場の名言を、IT業界代表として審査員を務めたDr.きたみ。いよいよ、オレもこの業界の著名人入り？　でも、チョット待った！そんな勘違いをきたみ自らぶった切ります。（イラスト・文：きたみりゅうじ　総研スタッフ／宮みゆき）作成日：06.05.10

つい先日、Ｔｅｃｈ総研の3周年記念として、『職場の名言』大賞を決める審査会なるものがありました。実はワタクシDr.きたみりゅうじも、審査員としてお呼ばれしちゃったりなんかして。
しかしまぁ、審査員に選んでいただけるなんて、私もずいぶん出世したもんだわなぁと……思っていいもの？　そんなわけで、今回はいつもと少し趣向を変えた番外編。
それでは、以降の物語をご覧あれ。


たまたまこの連載というご縁があったことで、今回こうした場で身に余る席へとつかせていただくことになりました。ところが審査員という肩書がつくと、なんかみんなチヤホヤしてくれるんです。そしたらついつい子豚も木に登っちゃいましたよというか、あやうく舞い上がって「ワシはこの業界のこと、よく知っとるんやで～」などと錯覚をおこしかけるところでした。　違うだろと、オマエは孫請け企業でピーピー騒ぐ実態を垣間見ていただけ、業界の一端を見てただけにすぎないだろ……と。もし再度こんな場へとお呼びいただける機会があるとしたら、今度は「ITドカタ系企業経験者代表」みたいな肩書にしてもらえると、勘違いがなくていいなぁと思います。　あ、もし今この時点で各リポートを読んで、「ああ、この人この業界の著名人なんだ」と思い始めている人がいたとしたら、それはハゲシク勘違いですからね。　ああ、隅っこでジタバタしてた奴が、隅っこでジタバタしてた話を、隅っこのほうでジタバタ書いてんだな……くらいに認識をあらためていただけると幸いです。

Dr.きたみりゅうじ

ソフトウェア開発会社にて約７年間、企業システムの営業・設計開発、Windows向けパッケージ商品の企画開発などに従事。現在は、フリーのイラストレーターおよびライターとして活躍中。SE時代の七転八倒を描いたコミックエッセイ『新卒はツラいよ！』、『改訂版図解でよくわかるネットワークの重要用語解説100』が現在好評発売中。

http://www.kitajirushi.jp/

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宮みゆき(総研スタッフ)からのメッセージ

このＴｅｃｈ総研３周年記念「職場の名言」審査会で、おそらく一番熱心にエンジニアの投稿に目を通し、真剣に審査員として取り組んでくれたきたみさん。とっても謙虚なかたなんです。大丈夫！絶対勘違いなんかじゃないですよ～。って、このネタでレポート作っちゃいましたけどね（笑）。ゆうこりんのお隣の席、喜んでもらえたみたいでよかったです♪