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経営コンサルタント(経営)
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経営コンサルタント(経営)は戦略というボールをゴールに導くフリーキッカーだ 西沢 誠 さん(仮名)
PROFILE 西沢 誠 さん(仮名)
年齢 24歳
学歴 教養学部卒業
住まい 賃貸マンション(妻と二人暮らし)
趣味 旅行
職歴 コンサルティング会社に2年
座右の銘 大丈夫です
血液型 B型
星座 魚座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】550万円
どんな仕事?
クライアントが抱える経営課題・課題解決策を立案、仮説検証し、実行へと導く
学生の人気就職先ランキングでは常に上位にランキングされるコンサルティング会社。なかでも、外資系の会社の人気は絶大だ。そんな大人気の外資系コンサルティング会社で働く西沢さんは、数千、数万人クラスの大企業を相手に日々、経営戦略の視点からコンサルティングを行っている。

「私たちが発注を受けるのはだいたい、今まで通りの考え方では決められないような事案や、ものすごくパワーを要するような事案が発生したとき。例えば、今までの商品を見直すとき、新商品を開発するとき、新たに工場を建てるとき、といったところでしょうか。そういったときに、業界に詳しい識者の意見を聞いてきたり競合他社の動向を調べたり、また現場の一般社員の意見を聞いたりと、社内外から情報を集め、それを分析し、問題があればそれを解決するための手段を考える。で、そこから導き出された答えをクライアントに伝える、と。それが仕事の一連の流れですね」

そんな仕事内容を、西沢さんはサッカーに例えて話す。

「どんな仕事でも、それに関わる人がパスを回すなどして、チームワークを発揮してゴールに向かいますよね。でも、コンサルタントはフリーキッカーみたいな存在なんです。新商品を開発したり工場を建てたりなんていうプロジェクトだと、クライアントにとっては何千万、何億といった仕事になるんですが、その命運を、コンサルタントの舵取りが左右している。そんな重圧を抱えながらの一発勝負、みたいなね。ゴールまでにはいくつも壁があるような状況で、的確なシュートが求められるんですよ」
「職業病だなぁ」と思うとき
仕分けないと気が済まない
仕分けないと気が済まないイラスト
頭の中を整然とさせないと務まらない仕事で、それが私生活でも反映されています。テレビやDVDのリモコンがちらかってると片づけ魔になる(笑)
求められる能力は?
あらゆる角度から事象を判断する広い視野が必要
「大きな結論をだすとき、一つの要因からだけで答えが導き出されるなんてありません」

と西沢さんが言う通り、経営戦略を練るためにはさまざまな事象に考えを馳せなければならない。それこそが経営コンサルタントに求められる能力だ。

「戦略を練るうえでは、多くの情報が必要です。その情報を集める際には、クライアントからデータをもらうのはもちろん、シンクタンクや業界誌の編集者など業界に詳しい識者の意見を聞いてきたり、ときには競合他社に話を聞きに行ったりもするんですよ。で、それをもとにしてさまざまな角度から判断を下していく。とにかく視点の多様性を持つことが大事で、フリーキックを蹴る前にそういった準備をしていくと、ゴールがすごく広く見えるようになるんですよ」
ゴールが広く見えること(=戦略を考えること)が到着点ではない。最終的にはそれをクライアントに了承してもらい、事業に反映してもらうことまでが仕事だ。

「答えを導き出すだけでは自己満足に過ぎませんからね。それをきちんとクライアントに伝える能力も必要です。もちろん、自分たちが出した答えに対してダメ出しをくらうこともありますよ。『そんなに人事を動かさないでくれ』とか『それだったら前と変わんないんじゃないの?』とか。そういうときは、何ではじき返されたんだろう?と、また考え、また情報を集め、分析し、考え…と、仕事が輪廻する(笑)。僕らの答えで絶対に上手くいくと確信しているなら、はじき返されないような伝え方を考えなければいけない。いい答えを導き出したら、それをきちんと伝播していくコミュニケーション能力は必須ですね」
この仕事のやりがいは?
企業の経営陣と話せることが刺激になる
「いつも感じるのは、すごく重大な意思決定に関わっているんだな、ということ。ヒリヒリするような緊張感のある仕事で、その中でいい答えが導き出せたり、それをきちんと理解、納得してもらえたときは充実感を感じますよね。クライアントありきの仕事なので、やっぱり、喜んでもらいたいという思いが強く、それが実現したときは嬉しいですね」

クライアントに対する思いがある一方、仕事を進めていく中で、自身の成長を実感していると言う。
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
深
とにかく深く深く考えることが大切な仕事です。そのうえで、核心をついたアドバイスをしていくんです
「ものすごく多くの知識を吸収しないとできない仕事なので、知識やノウハウの蓄積、物事に対する見方の広がりを実感しますね。同時に、大卒すぐの20歳そこそこの人間が、百戦錬磨の経営陣とお話をさせてもらえるというのは、ものすごく刺激的。こんな経験はなかなかできないと思いますもん。将来、社長になりたいと思っている僕としては、この経験を活かさない手はないですね」
FAQ 西沢 誠 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 若いうちだからこそ、自分が成長できる場所に身を置きたいと思ったんです。また、将来は社長になりたいと思っているので、経営課題を考え、それを周囲の人間と話し合い伝えていくという仕事内容に惹かれました。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 情報を集め、資料を作りという仕事では体力的にも辛いことが多く、またクライアントとの折衝では精神的にしんどいこともたくさんあり、そういった意味で、根性が据わりましたね(笑)
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 好奇心旺盛な人。いかに視点を広く持てるかが大切です。そしてその先、考えるという行為に執着できる人。考えすぎて頭が爆発しそうなときもありますが(笑)、そこでキレてしまっては話になりませんからね。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A とにかく考えることを止めないでください。しかし、自分の頭で考えられることには限りがあるので、いろんな人の意見を取り入れられる柔軟性を持ってください。そうすれば、経営コンサルタントとしての素養を養うことができると思いますよ。
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