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Let`s快汗エンジニア☆週末スポーツのすすめ Vol.2 「フリースタイルフットボール」で極限のテクニックを フリースタイルフットボール
今、世界規模で注目を集める「フリースタイルフットボール」。「フリー」という名のとおり、フリースタイルにルールなし! ボールひとつでできる手軽さと超絶技巧の数々。エンジニアのみなさんの週末にもぜひボールを蹴る楽しさを。
(取材・文/ぱうだー 総研スタッフ/山田モーキン)作成日:08.06.09
フリースタイルフットボールとは
フリースタイルフットボールはヨーロッパを中心に誕生したとされ、日本では2002年日韓ワールドカップの頃から徐々に注目が高まってきた。それまで基礎トレーニングの一つであったリフティングを「魅せるテクニック」へと昇華させ、パフォーマンスの域にまで高めたものである。その名のとおりルールはなく、いかに観客を沸かせるかが重要なポイントだ。サッカーの試合ではもちろん手を使うことはできないが、フリースタイルフットボールでは手だけでなく、身体のさまざまな部分を使った驚きのテクニックが披露される。
ボール一つあれば誰でも気軽に始めることができ、ボールを思うがままに操ることができれば、サッカーやフットサルの試合技術の向上にも繋がる。現在、日本全国に多くのプレーヤー・チームが存在し、サッカーの新しい楽しみ方として、大きな注目を集めている。
プレーしても、見てもよし! フリースタイルフットボール
Cho→sa(チョーサ)氏
Cho→sa(チョーサ)氏
フリースタイルフットボールチーム「球舞(キューブ)」のパフォーマー。サッカーやフットサルの選手時代を経て、2006年から本格的にフリースタイルフットボールの道へ。以来、国内外を問わずさまざまなイベントに出演し、その華麗なテクニックとパフォーマンスで多くの人を魅了している。
「楽しませるサッカー」を意欲的に追求する31歳。

球舞 http://www.cube-mau.jp/
今回は、日本で最も有名なフリースタイルフットボールチームのひとつ、「球舞(キューブ)」にインタビュー。「球舞」は「すべてはサッカーのために」を合言葉に、日本でフリースタイルフットボール(以下「フリースタイル」に略)というジャンルを確立。各種イベントやTV、CMなどで活躍中。国内だけでなく海外からのオファーも多く、2008年は中国、ドイツでの公演を控えている。
その球舞の創設時からの主要メンバーで、フットサル選手として過去に全国大会で優勝した経歴をもつCho→sa(チョーサ)氏が今回、「フリースタイル」ならではの特徴や魅力について語ってくれた。
フリースタイルフットボールとは、どんなスポーツ?
ひと言でいうと「観ている人を楽しませて“あげる”サッカー」ですね。フリースタイルには、試合にはない楽しさがあります。サッカーにダンスや音楽という新しい要素を加え、プレーヤーオリジナルのスタイルを自由に作り上げていくことができるんです。

そもそも僕が「フリースタイル」を始めたきっかけは2002年ころかな、あるスポーツブランドが主催するイベントでのショーに呼ばれたのがきっかけです。サッカー選手を呼ぶはずがワールドカップでみんな忙しかったみたいで、たまたまフットサル選手だった僕が呼ばれて(笑)。それまで個人練習でリフティングのほかダンスや体操もやっていたんですが、それがベースとなった自分の技を見て、釘付けになっている子供たちにものすごく興味を感じたことがすべての始まりですね。
Cho→saさんは過去、フットサル選手としても活躍するなど豊富なキャリアをもつ
Cho→saさんが所属する「球舞」の特徴は?
まずは生音のリズムを使ったパフォーマンスですね。MCはどのチームにもいますが、僕たちみたいに生音に合わせた演技をしているチームは珍しいと思いますよ。演技の流れの中では、動と静のバランスを大切にしています。動きが続く演技の中で一瞬、止まった絵を入れていくと観客も拍手しやすいんですね。

もうひとつはメンバーの個性がものすごく強いところ(笑)。単独でもパフォーマーとして十分やれる人間が集まって、チーム全体の演技を何倍にも盛り上げている。似ている人間がひとりもいないチームだからこそ、演技のオリジナリティが評価されているんだと思っています。
こちらが「球舞」メンバー。中央にいる金髪の方が代表のMarco.(マルコ)氏
フリースタイルフットボールの面白いところは?
サッカーとは違う、ダンスやアクロバティックな要素があるところでしょうね。プレーヤーの立場では、自分のクリエイティビティを育てられるところかな。フリースタイルにはルールがないので、自分の個性を自由に表現することができます。自分が得意なことを見つけたら、それをアレンジして演技として完成させることも可能なんですね。フリースタイルには試合にはない、自分の個性から生まれる無限の可能性があります。
「球舞」の練習風景。普段は週に一度のペースで、メンバーが集まって練習している
フリースタイルフットボールの基本的プレー説明

(左上から時計回りで)
@基本となるインステップでのリフティング A頭や肩など上半身を使ったパフォーマンス B動きの後に「静」を見せる決めポーズ C倒立しながらの華麗なボールさばき
フリースタイルフットボールのむずかしいところは?
まず「人に見られている」という意識をもつことでしょうね。これがないといくら技がうまくても面白くない。テクニックを身につけると同時に自分をどう魅せるかは、観客を感動させるパフォーマンスには不可欠なことです。

今、フリースタイルをやっている人たちには、残念ながらこの客観的な視点が足りない人が多い。たしかに技がうまい人は多いけど“オタク気質”になってしまっていて、自分がどう見えているかにあまり気づいていない。自分がやることに満足するだけで終わるのではなく、まわりを楽しませることもできるスポーツであってほしいですし、また、それこそがフリースタイルのいちばんの魅力だと思いますね。
ほかにもこんな華麗なプレーも@(両足を激しく交差させながらのリフティング)
パフォーマンスで大切にしてることは?
観客のタイプをみて、喜んでもらえる技を使い分けることですね。子供、大人、サッカーをやっている人など、タイプによって盛り上がり方は全然違うんです。「今日来てくれた人にとって、もしかしてフリースタイルとの接点はこれが最後かも」と思ったりするとすごく緊張しますから(笑)

一方で「いい加減なプレーはできない」というプレッシャーが高すぎると、演技が固くなってしまうんですね。楽しいと思いながらやっていれば、難易度の高い技でも意外にうまくいくことがある。演技をしている側が心から楽しんでいないと、楽しさは観客に伝わらない。これは僕らが今までの演技を通して得た実感ですね。
ほかにもこんな華麗なプレーもA(リフティング中、ボールを軸に蹴り足を一回転させる)
これからフリースタイルを始める人へのメッセージ
リフティングから始める人が多いと思いますが、まず「ボールを落とさない」という考え方を捨ててください。ヘディングの感触やボールの動きをみて楽しむ。いきなり自分にハードルを設けるのではなく、まずボールと遊ぶことから始めてほしいですね。
ミスすることは全く問題なし、楽しくやればいいんです。苦しくやっていたらだめです(笑)。ミスをおそれず楽しくやってるほうが絶対に上達が早い。自分が楽しんでいると、まわりも楽しく思ってくれるはず。ぜひこれを機会に、みなさんもたったひとつのボールが生み出す感動を感じてもらえたらと思います。
フリースタイルへの熱い思いを語るCho→saさん
フリースタイルフットボールにハマるエンジニア、その魅力を語る!
エンジニアプロフィール
小澤優さん(30歳)
ハードウェア設計エンジニア
毎日、昼休みに会社の屋上で地道な練習を続ける傍ら、「Team.Selfish(チームセルフィッシュ)」メンバーとして週末を中心に、東京都内各地で活動。華麗な技の数々をパフォーマンスという形で披露し、未来のサッカー選手たちを魅了している。
今後の野望は、Jリーグの大きなスタジアムでパフォーマンスを披露すること。
これがきっかけでフリースタイルにハマった!
最初たまたま雑誌で紹介されていたのを見てから。TVでも「やべっちFC」でロナウジーニョの足技が披露されていたころですね。僕はずっとサッカーをやっていて、この当時20年目くらいだったかな。社会人サッカーリーグに入っていたんですが、人数が足りなくて試合ができなくなっちゃったんです。そこで「昼休み、ボール蹴ろうよ」ということでリフティングができる人たちで集まり、会社の屋上で何となく練習し始めたんです。
フリースタイル、ここが楽しい!
技ができるようになった達成感と、記録を更新した瞬間ですね。人それぞれ楽しみ方は違うと思いますが、僕はいま連続技と精度をテーマにしています。僕がフリースタイルを始めたのは27歳。「もう少し若くからやってれば……」と思うこともありますが(笑)、続けていると確実にうまくなってくるのが楽しいです。

自分のパフォーマンスで、観客がひとつに盛り上がったときもいいですね。パフォーマンスはだいたい20〜30分。その時間をどう組み立てるか、どうしたらお客さんが喜んでくれるか、もうひとりのメンバーといつも試行錯誤してます。観客には子供が多いんですが、簡単にできる技でも意外に難しいことや、自分でもできるかも、と興味をもってもらえるように工夫しているんですよ。
エンジニアにおすすめしたいフリースタイル
フリースタイルは練習すれば絶対できるようになります。少しでも興味があれば「できない」と決めつけないで、気楽に挑戦してほしいですね。ボールひとつあればお昼休みにでもすぐできますから。それに昼休みの30分といえど、きっちり練習すれば汗もヤバいくらいかきますし(笑)、そういう意味で運動効果は高いと思います。昼休みにボールを蹴るだけで、デスクワークが多いエンジニアのメタボ防止にも効くのではないでしょうか。

それと職場での意外なフリースタイル効果は「コミュニケーション」。休憩時間にボールを蹴っていると「何やってるの?」とか「すごいね」とかまわりが声をかけてくれる。フリースタイルでふだん接点を持ちにくい人と仲良くなった、なんてことも多いですよ。

私自身としてはもともと体を動かすのが好きなので、今いる2人の子供にかっこいいパパと思ってもらうために(笑)フリースタイルはずっと続けていくつもりです。自由であるのがフリースタイルの醍醐味ですから自分のスタイルを楽しみながら、パフォーマンスを高めていきたいと思っています。
まとめ 気軽に始められるフリースタイルで、ストレスとメタボにさよなら!
男性ならいちどは触れたことがあるサッカーボール。ひとつのボールを自由自在に操るテクニックは、ゆるぎない努力の結果であると同時に、周囲も楽しませることができる自己表現だ。健康のため運動しなきゃと思っても、なかなか踏み切れないでいるみなさま。ぜひ押し入れにしまっているサッカーボールを引っ張りだして、改めてボールを蹴る楽しさを感じてみては?
さあ早速、今週末からLet’s 快汗!
今まで紹介したとおり、フリースタイルはボールひとつあれば公園やちょっとした空き地、会社など場所を選ばず、また一人でできる初心者にとって気軽に始められるスポーツだ。
ボールも基本的に、サッカーボールやフットサル用のボールでも全く問題なく、シューズやウエアも「運動できる」スタイルであればOK。

まずはこちらのような動画サイトなどを参考に、フリースタイルの基本的プレーにトライしてみては?
フリースタイルフットボール・リフティングテクニック動画館 EMBAIXADA
http://www.geocities.jp/embaixada_tau/
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山田モ―キン(総研スタッフ)からのメッセージ 山田モ―キン(総研スタッフ)からのメッセージ
今回できればぜひ動画でご紹介したいぐらい、素晴らしい演技をご披露していただき、しばし仕事を忘れて見とれてしまいました。確かに、初心者がいきなり周りを感動させるようなプレーをするのは至難のワザだと思いますが、ボールを蹴るだけでも結構楽しいもの。ぜひ皆さんも、まずはボールを手にして気軽にトライしてみませんか?

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