｢エンジニアに残業はつきもの｣そう断言する人も多いことだろう。だが、あなたのパートナーの心情はどうなのか。理解してくれているはずとタカをくくっていると、とんでもない目に遭うかも……。

まずは図1をご覧いただきたい。これはエンジニアを夫・彼氏に持つ女性100人に対し、残業に対する意識を聞いたもの。夫･彼氏の残業について、実に9割以上が｢多い｣と感じていることがわかった。では、残業に対する女性パートナーの意識はどうだろう（図2）。4割以上 が｢仕方ない｣と答えたのに対し、3割以上が｢信じられない｣との辛らつな評価。この結果を見る限り、どうやら妻･彼女の心情は大きく二極化されるようだ。

そこで、エンジニア100人から編集部に寄せられた「残業の言い訳」を、100人の女性パートナーに採点してもらった。果たして結果はいかに?
※評価は3段階。女性の「納得！」「無言（…）」「論外！」のイラストで表しています。(右図参照)

ありがちな言い訳とはいえ、「夫・彼氏がリストラ対象でないことがうれしい」という意見は結構ありました。景況感が回復傾向にある今後はこのような言い訳は減ってくるのでは？

上司を引き合いに出す言い訳は、結構多いのでは？　でも下手な小細工をせず、正直に話したほうが優しくいたわってくれそうですね。

やはり正統派の言い訳は強い！　本当にそうなら｢俺はプロジェクトに選ばれた男なんだ｣と正々堂々と話しましょう。あなたの株が上がること請け合いです。

エンジニアにありがちな理論武装ですが、女性からは「相手にしたくない」という意見が大半。 男は黙ってやるべきことをやる。これも好感度アップの秘訣のようです。

予想どおりの最低評価。今どきこんな言い訳もないと思いますが……。ということで賛同意見はゼロでした。

残業代で給料が増えるのはパートナーにとってうれしいことですが、あまり言いすぎると｢この人、ホントは実力ないんじゃないの?｣と疑われかねませんよ。

資格や肩書は後で証拠が残るだけに、もしウソの言い訳だったらマズイことに……。たと
え本当だとしても資格が取れなかったときのことも考えて、使いどころは慎重に。

「愚痴を聞くのも妻の役目」という意見はごく少数。愚痴ることで、パートナーにあきれられてしまうというのは、怒られるよりもツライかも。

あえて納得派が多数を占め、モノで釣られないぞ派は少数でした。でも、食事をごちそうすれば文句ないだろうと思ってはダメ。一時的な効力しかなさそうな気も……。

意味不明な言い訳を並べ立ててゴマかそうとしても、かえって逆効果。こういう言い訳をするときは先の先までシナリオを作っておくことが必要ですね。

残業の言い訳ジャッジはいかがだっただろうか？　ぜひ、今後の参考にしていただきたい。
ちなみに今回のアンケート結果の中には、パートナーとしての愛を感じる以下のような本音もちらほら。

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