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松本兄はタジタジ、平林純@hirax.netはホロリ…意外な結末が!爆笑!号泣? Tech総研公認☆新レポーター誕生秘話
昨年一年間、連載した「テックエンジェルの突撃ア会社訪問」新レポーターを決めるためのオーディション を開催することに。今回、審査会での模様と併せて、気になる結果を発表!
(取材・文/山河宗太 総研スタッフ/山田モーキン)作成日:06.01.18
はじめに:「Tech総研公認☆会社訪問レポーターオーディション」審査会までの経緯
 前回、「テックエンジェル」に代わる新レポーターオーディションに立候補した6人の候補者たちのユニークな顔ぶれを紹介。
井上舞妃子さん 直井梓さん 喜屋武ちあきさん 加藤沙耶香さん 山中めぐみさん 水木奈々子さん
  エントリーNo.1 井上舞妃子さん エントリーNo.2 直井梓さん エントリーNo.3 喜屋武ちあきさん エントリーNo.4 加藤沙耶香さん エントリーNo.5 山中めぐみさん エントリーNo.6 水木奈々子さん
 その後「会社訪問オーディションブログ」で、候補者それぞれが「ご自慢のネタ」を惜しげもなく披露しつつ、多くのエンジニア読者から、応援メッセージを受け取ることができた。
  そして、いよいよ審査会当日を迎えた……。
実録ドキュメント:Tech総研公認☆会社訪問レポーターはこうして誕生した
 例年以上に寒さが厳しかった昨年末の某日、それぞれの思いを胸にした6人の候補者たちが、審査会会場に集結。
  そして緊迫した雰囲気に包まれた会場の中、3人の審査員による本審査が始まった。
審査員メンバー紹介
平林純さん 前川タカオ編集長 松本隆博さん
平林純さん 前川タカオ編集長 松本隆博さん
人気サイト「hirax.net」を運営し、同サイト内でエンジニア的課外活動を精力的に展開 している。Tech総研ブログ上では、「平林純@『hirax.net』の科学と技術と男と女」を掲載中。   1989年リクルート入社。『ケイコとマナブ』『仕事の教室』『ビーカム』『好きを仕事にする本』など社会人向け学習誌の編集長を歴任。04年4月より現職。リクナビCAFE編集長、リクナビNEXT副編集長も兼務。   松下電器産業株式会社とヒューマンアカデミー株式会社の共同出資によるITベンチャー企業、「ヒューマックス株式会社」取締役。ITエンジニアとして活躍する一方、ダウンタウン・松本人志氏のお兄さんとしても有名。
審査1:質疑応答編 3人の審査員から、“とっておき”の直球質問が……
質問1「エンジニアを有名人に例えると? その理由は?」by松本氏
山中:
外見はエスパー伊東で、中身は島田紳助です。外見は特に意味はないんですけど(笑)。紳助さんは発想がすごいと思うし、それがエンジニアの方の技術にも結びついているんじゃないかと」
喜屋武:
手塚治虫ですね。漫画の細かいタッチや、あらゆるジャンルの作品が作れる知識量がすごいと思っていて、エンジニアの方のモノづくりに共通点があるかな、なんて思います」
水木:
NHKの天気予報キャスターですね。お堅くて知的なイメージがあって、それがNHKと結びついたんだと思います」
質問2「どんな会社を訪問してみたい?」by 前川編集長
加藤:
「この前、Xbox360のイベントでお仕事したんですけど、ワイヤレスコントローラーやスムーズな画像にビックリ! もともとプログラムに興味があるので、ぜひゲーム機作りの現場をのぞいてみたいです」
直井:
「医療機器を開発している現場ですね。がんを発見するための画像解析技術に興味があるんです。医療を支えているのは医者だけじゃないですし、命を助けたい!っていうエンジニアの方の熱い思いをぜひ感じたいです」
井上:
「やっぱり身近にある携帯電話。国民の70%が持っているって話も聞くくらい、みんなに使われてるものだから、開発の現場には興味があるんですよね」
喜屋武: 「昔、電気店に毎日のように通ってたんですけど、オーディオや家電製品を見るのが大好きなんです! それに携帯やゲームも好きなんで、とにかくいろんな現場に行って、生で実物を見たいですね」
質問3「難しい専門用語で会話するエンジニアにどうやって接する?」by平林氏
水木:
「基本的に自然に任せるようにしますわ。エンジニアの方はデリケートな方が多いと思いますので、相手の会話に無理やり割り込まないようにします」
井上:
女の子は聞き上手がいいと思ってるので、たとえ訳のわからない話でも、とにかくずっと聞き続けたいですね」
質疑応答編の審査模様をフラッシュバック!
開始当初の緊張感が会場を包んでいたためか、候補者の応答もまだ堅さの残るシーンが目立った。しかしながらそれぞれの経験や知識を生かして、徐々に「ユニーク回答」が候補者の口から飛び出すように……。
審査2:エンジニア的大喜利編 お題は「エンジニアによくあるシチュエーション」
お題1 隣同士の席にいる人でも直接話さずに、メールで連絡を取り合うケースが多いエンジニア。その理由は?
加藤:
「じかにお話する場合、タイミングによっては仕事の邪魔になって、集中力が途切れて“キレちゃう”んじゃないかな?(笑)。“自分のペース”を大事にするエンジニアの方は多いと思うので、都合のいいときに情報を見られるメールがベスト、なんだと思います!」
お題2 専門用語を頻繁に使用するケースが多いエンジニア。その理由は?
直井:
「専門用語って深い知識がないと使いこなせないし、それが『エンジニアの誇り』なんだと思うんです。それにプロジェクトでお仕事されるエンジニアのみなさんにとって、『同じ仲間の信頼を深めるためのツール』としても、活用されているのでは?」
喜屋武: 「私も『オタクの専門用語』をよく使うので(笑)、なんとなくわかるんです。新しく覚えた言葉はすぐに使いたいって思うし、それで仲間意識を深めたいんですよね。ちなみに私の場合、“ツンデレ”って言葉がお気に入りです(笑)」
お題3「エンジニア3冠王」がいます。その3つの中身は?
水木:
「ひとつはやはり『技術』。そして『夢』『哲学』です。技術力以上に、このふたつは大事な要素だと思いますわ」
お題4 PCと向き合いながらひとりごとを言っているエンジニアが。何を言っている?
井上:
「暗い部屋で徹夜しているシチュエーションで、『コレが終わらないと眠れな〜い』ってぼやいている絵が浮かびました(笑)」
お題5「プロトコル」という言葉で例文を作ってください
山中:
『プールでロックダンス。友達いない孤独なルー大柴(笑)』、とりあえず頭に浮かんだのがこれで……」
エンジニア的大喜利編の審査模様をフラッシュバック!
質疑応答編に比べてよりユニークな質問が用意された大喜利編では、緊張もほぐれて各候補者からの「ユニーク回答」はよりエスカレート。思わず真剣な眼差しで審査していたお三方も、“爆笑”するシーンが連発した。その中でも特に喜屋武さんの「ツンデレ」と、山中さんの「プロトコル作文」で会場はかなりの盛り上がりに。
審査3:コスチューム編 もし私がレポーターになったらこんな衣装で訪問したい!
  井上「Tシャツにミニスカートで、私の持ち味である“アクティブ”さをイメージしてみました!」 直井「“癒し”のイメージを大切にしました。魔法の国の『テックプリンセス』です(笑)」 喜屋武「“アンナミラーズ”の衣装で、コスプレ好きをアピールしちゃいます!」 加藤「天使・姫・妖精をイメージしました、“ふわふわ感”がポイントです!」 山中「エンジニアの方に“できる女”と思われたくて(笑)、キャリアウーマン風で」 水木「エプロンがポイントです。お茶を出す、“和める”服装をイメージしました」
井上舞妃子さん 直井梓さん 喜屋武ちあきさん 加藤沙耶香さん 山中めぐみさん 水木奈々子さん
審査4:実技編 シチュエーションは「エンジニアの職場を初めて訪問したシーン」。さて、あなたならどんな会話でエンジニアの本音を探る?
井上さんの場合
井上:
「よろしくお願いします。PC、小さいですね〜」
エンジニア:
「これくらいのサイズのほうが使いやすくて」
井上:
「これは今、何をされてるんですか?」
エンジニア:
「プログラムを書いてるんですよ」
井上:
「そもそもエンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?」
エンジニア:
「モノをつくったり遊ぶのが好きで。プラモデルとかファミコンとか」
井上:
「私もゲームボーイが出たとき、ビックリしましたもん! こんなに小さくなってるって思って(笑)」
井上さん
井上さん
直井さんの場合
直井:
「こんにちは。実は迷子になってしまって……、魔法の国から来た“テックプリンセス”のあずさって言います」
エンジニア:
「は、はじめまして……」
直井:
「お仕事されていてつらいことや大変なことってあります?」
エンジニア:
「作業時間が読めなくて、夜中でも仕事しなければならないことですかね」
直井:
「大変ですね〜。では疲れたときにはどんなことでストレス発散されているんですか?」
エンジニア:
「釣り堀ですね」
直井:
「ええ〜、行ってみたいなあ」
直井さん
直井さん
喜屋武さんの場合
喜屋武:
「こんにちは、“きゃんち”って呼んでください! 何のお仕事されてるんですか?」
エンジニア:
「プログラムを書いて、ウェブサイトを作ってます」
喜屋武:
「わあすごい、実は私も小説サイト作ってたんです。タグ打って」
エンジニア:
「え、ホームページビルダーとかではなくて?」
喜屋武:
「ええ、ファイナルファンタジーの小説作ってたんですよ!」
エンジニア:
「実際にゲームをやって?」
喜屋武:
「自分の中でカップル作って、ラブラブな感じを書いてました、ってちょっと恥ずかしいな(笑)」
喜屋武さん
喜屋武さん
加藤さんの場合
加藤:
「はじめまして、加藤沙耶香です。『天使』って呼んでください!」
エンジニア:
「あっ、はい。天使ちゃん……」
加藤:
「じゃあこの会社に入ってここがよかった、ってところはなんですか?」
エンジニア:
「やっぱりここは、給料ですね」
加藤:
「お〜っと、金ですか!
エンジニア:
「ちょうど今日、ボーナスですから」
加藤:
「じゃあ、このあと一緒に飲みに行きましょう!
加藤さん
加藤さん
山中さんの場合
山中:
「お忙しいところ失礼します。いきなりなんですけど、何してるんですか?」
エンジニア:
「サイトのHP作ってるんです」
山中:
「でも毎日、どのくらいPCと向き合ってるんですか?」
エンジニア:
「平日は5時間くらいで、休みは丸一日ですよ」
山中:
「ええ〜、そんなに! 何見てるんですか? もしかして“やらしい系”のサイトとか?」
エンジニア:
「いえいえ(汗)、ちゃんとお役立ちサイトを見てますよ」
山中:
「なんかお仕事よりプライベートのほうが気になりますね〜(笑)」
山中さん
山中さん
水木さんの場合
水木:
「おはようございます!あなた〜 仕事にする? それとも“わたし”にする?
エンジニア:
「……もう少し仕事があるんで……」
水木:
「仕事が終わるまで私、何してたらいいですか?」
エンジニア:
「……じゃあ、ずっと見ててください……」
水木:
「それでは斜め45度あたりから、温かく見守りたいと思います!」
エンジニア:
「……」
水木さん
水木さん
実技審査編の審査模様をフラッシュバック!
先述した「衣装チェック」のコーナーも含め、各候補者の「キャラクター性」が存分に発揮されたシチュエーション審査。直井さんは自前のギターを持ち出して演奏したり、加藤さんはイメージ衣装を自前で製作して、得意のイラストを使って“力説”したりと候補者各自、ユニークなアピール合戦を繰り広げて会場の盛り上がりは最高潮に。
困難を極めた審査の果てに決定したのは!
 以上の審査を経て、無事審査会は終了。
直後に今回の審査会の感想を審査員にお伺いしたところ、「一人一人違うし、選べない。どうしたらいいんですかね?」「こんなん点数なんて付けられないし、どうしようか?」など、レポーター決定の難しさに対する、戸惑いの声が続出。

  その後も最終審査が議論されたが、予想を超えたハイレベルな争いに審査は困難を極めた。 しかしながら読者からの応援コメントを考慮しつつ、さらなる激烈な審査を繰り広げた結果、各審査員の「苦渋の決断」により、新レポーターに選ばれたのは……
「エントリーNO3.喜屋武ちあきさん」に決定!!
 そこで喜屋武さんに決まった「ジャッジポイント」について、伺った。
松本氏
松本氏
井上舞妃子
とにかくそのユニークなキャラクター性が、特に男性エンジニアに好感をもたれる要素になると思いますね。それに性格的な明るさも“明るすぎず暗すぎず”適度にバランスが取れていて、実技審査のときにも、アドリブが利いてよくしゃべれていたのがよかったですわ。
井上舞妃子
平林氏
平林氏
井上舞妃子
今回の候補者の中で、今までの「テックエンジェル」のキャラクターに最も近いのが喜屋武さんだと思います。ビジュアル的な要素や、コミュニケーション力も含めた総合力で安定しているな、という印象を受けました。
井上舞妃子
前川編集長
前川編集長
井上舞妃子
レポート訪問したときに職場が華やいだり、またエンジニアをリラックスさせる雰囲気をつくり出すタレント性を兼ね備えたのが、喜屋武さんの良さだと感じました。それに「聞き上手」な点も、今回の決定に大きく影響していると思います。
井上舞妃子
 最後に、晴れて新レポーターに決定した喜屋武ちあきさんからメッセージが。
喜屋武ちあきさん
喜屋武ちあきさんに関する詳しい情報はこちら
>>> http://www.girls-record.jp/artists/kyan_art.html
こうして晴れて、Tech総研公認☆新レポーターは決定。 2/15、ついに「テックエンジェル」に代わる、新レポーターの活躍が始まる。
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[] 山田モーキン(総研スタッフ)からのメッセージ []
山田モーキン(総研スタッフ)からのメッセージ
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とにかく今回、候補者のみなさんそれぞれがもつ魅力を最大限にアピールした結果、審査は困難を極めました。審査員一同、口をそろえて「こんなん、とても選べないよ〜」との悲鳴が……。でも、とにもかくにもレポーターが決まったことで、早くも次の展開に移って、新連載一回目の記事を鋭意制作中です。みなさん、新レポーターの今後の活躍を応援してください。そして1回目の会社訪問レポート、ぜひご期待ください!
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