会話が苦手な人も使える!話し上手になるための「4つのコツ」

「人と話すのが苦手」
「会話に自信がなく、うまく思いを伝えられない」
「人を惹きつける会話力を身に着けたい」

あなたは人と話すのが得意ですか?

SNSコミュニケーションが全盛のこの時代、自分から話しかけるなどのアナログコミュニケーションが苦手という人が増えているようです。実際、学生時代は同年代と話すだけで良かったのに、社会に出てから様々な年齢や性別の人と話す必要が出たため苦労している人が数多くいます。一方、そんな逆境をものともせず、色々な人とコミュニケーションを取り、楽しく仕事をしている人がいるのもまた事実です。
そこで今回は広告代理店勤務時代に3,000人以上のVIPと交流し、彼らの「話し方」を研究している気配りのプロフェッショナル・後田良輔さんに「会話が苦手な人でも使える『話し上手の秘密』」について話を伺いました。

話し上手な男性の話を聴きいる女性

話し上手と話し下手、その差は「視点」にあった

話し上手な方と話しがあまり得意ではない方…その差は一体どこにあるのでしょうか?3,000人のVIPを観察していて、私なりに発見したことがあります。それは「視点が違う」ということです。

一般的に話し上手になりたいなら、色々なネタの引き出しや会話の流れを意識したテクニックを磨くことが重要と思われがちですが、彼らはそんなことは全く気にしていませんでした。彼らが重視しているのは「視点」です。

話しが苦手だったり、下手だったりする人を観察すると、意識が「自分」に向いていることがわかります。つまり「自分がうまく話そう」「自分が失敗したくない」などのように、自分がどうあるべきかということに意識が集中しているのです。そして自分に意識が集中し、固執するがゆえに、会話が空回りを始めてしまいます。

一方、話し上手な人を観察すると、意識が「相手」に向いていることがわかります。自分が話すことが「相手にとって役に立つのか?」「相手にとって面白い話題なのか?」という感じです。話し上手な人は、「あなたに役立つ話題を届けたい」という「視点」で会話をしています。この誰に意識を集中するのかという「視点の違い」が、会話の上手い下手を分けていたのです。

いくら会話のスキルが高くても、自分優先の姿勢で話す人の会話は嫌われてしまう可能性があります。でも話し方は拙くても、姿勢を一生懸命あなたに向けて話してくれる人がいたら、その人の好感を持ち、もっと聞こうと思ってもらえるものです。

次からVIPが使っている相手に意識を向けた話し方のコツをお話ししますので、ぜひあなたの日常にも取り入れてみてください。

話し上手になるための「4つのコツ」

「視点」が最も大切だということを踏まえたうえで、ここからVIPが使っている相手に意識を向けた話し方のコツをお話しします。ぜひあなたの日常にも取り入れてみてください。

話し上手のコツ1:会話を「誕生日プレゼント」と思う

意識を相手に向けると言われても具体的なイメージがわかない人もいると思います。そんな人は、会話を誕生日プレゼントと考えてみてください。

大切な人にプレゼントを渡す時、あなたはアドリブでプレゼントを買いますか?そんなことはしませんよね。相手のことを思い、「これが一番喜んでもらえるだろう」という品を用意すると思います。会話もこれと同じです。相手に「喜んでもらえる話」「興味を持ってもらえる話」は何だろうと考え、事前に話す内容を用意してください。話しが苦手な人ほど、事前準備を怠り、アドリブで会話を始めがちですので注意するようにしましょう。

話し上手のコツ2:見た目が9割と考える

メラビアンの法則という心理学の考え方があるように、人は話している内容よりも見た目や声のトーンなどの「相手の雰囲気」に強い影響を受けます。つまり姿勢を相手に向けるためにも、見た目も相手に向ける必要があります。

その最も有効な方法は「笑顔で話す」ということです。話す内容より見た目が重要です。見た目の9割で相手の印象が決まっていると考えてみてください。「目は口程に物を言う」ということわざも昔から存在しています。

話し上手のコツ3:会話は「餅つき」と考える

同じ内容の話なのに、Aさんとはスムーズに話せ、Bさんとはうまく嚙み合わないということはありませんか?それは相手とのリズムに問題があるのかもしれません。

会話は餅つきと同じです。「間」や「リズム」がとても重要なのです。どちらかが一方的に話すのではなく、相手の理解度を見ながら調子を合わせる工夫が必要です。リズムの乱れは会話の流れを悪くするだけでなく、相手のあなたに対する印象も悪くします。相手とリズムを合わせることを意識してください。

話し上手のコツ4:ネガティブな言葉を言い換える

後ろ向きのことばかり言う人とぜひ付き合いたいと思う人はいないと思います。人はネガティブな言葉を使う人を避ける傾向を持っています。かと言って無理にすべての会話をポジティブに話すというのも無理があります。

そこでおススメなのが、ネガティブな言葉を言い換えるという方法です。たとえば「嫌い」という場合は「得意ではない」。「やりたくない」という場合は「〇〇(別のもの)が得意です」などという感じに言い換えてみてください。

同じ意味のことを言っていても、言い方を変えるだけで相手が受ける印象は180度変わります。ぜひネガティブを言い換える言葉はないかと考えてみてください。

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話し方はつたなくてもいい ~まとめ~

話しの上手い下手は「視点」で分かれます。「あなたに役立つ話題を届けたい」という姿勢で会話に向き合ってみてください。この姿勢さえあれば、あなたの話し方がたとえ拙くても、相手は好感を持ってくれます。人の好意は相手に伝染するものです。大切なのは会話のテクニックや話題の多さではありません。相手との向き合いの姿勢です。あなたの好意が相手に伝われば、相手もあなたを応援してくれるようになります。ほんの少しの工夫で仕事はもちろん、人生も変わるかもしれません。

【ポイント】

・話し方がつたなくても、相手に意識が向いている人は話し上手になれる。

・会話は「誕生日プレゼント」。本気で相手のことを想い、ネタを考える。

・会話は笑顔でする。

・会話は「間」と「リズム」が大事。相手の理解度に合わせて話すスピードを調整する。

・会話では、出来る限りネガティブな言葉は言い換える。

プロフィール

後田良輔氏/ビジネス書作家・コラムニスト

後田良輔氏/ビジネス書作家・コラムニスト1972年生まれ。大手3大広告代理店に勤務し、「誰でも使える気配り術」を駆使する気配りのプロフェッショナル。これまで応対したVIPは、東証一部上場社長、世界企業のCEO、政治家、医者、弁護士、大学教授、大物俳優・女優、ミリオンセラー作家、世界No.1クリエイターなど総勢3000名を超える。この特別丁寧に接しなければならない顧客との交流で磨かれたスキルと「東京・名古屋・大阪」の現場勤務で身につけたリアルな経験を組み合わせた、独自の「誰でも使える気配り術」に定評がある。
著書に、『気配りの正解』(ダイヤモンド社)『<落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!>ぶっちぎり理論38』(ダイヤモンド社)、『逆境を活かす! 就活面接「エモロジカル理論」2015年度版』(実務教育出版)『1秒内定面接術」』(インプレス)など。これらの実績を買われ全国の大学や企業から講演・研修依頼が殺到。新聞・雑誌などメディア露出は50回以上。「世界からキャリアの悩みをなくすこと」をミッションとする。

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