チャンスをつかんで活躍する女性たちに共通する「10の法則」とは?

「世の中のすべての女性が自分らしく輝くチャンスをつかめるようにお手伝いしたい」

そんな想いのもとに集まった、キャリア支援や企業ブランディングのプロ、そしてプルデンシャル生命保険が手を結び、「Make a Chance Project(メイク・ア・チャンス・プロジェクト)」を立ち上げました。

女性たちがチャンスをつかみ、活躍するためにはどうすればいいか。

プルデンシャル生命で活躍しているライフプランナーの女性たちに調査とインタビューを行ったところ、彼女たちの多くに共通する「成功法則」が浮かび上がってきました。
それらをまとめた「10の法則」をご紹介します。

彼女たちの仕事はいわゆる「営業」ですが、その活動内容には「マーケティング」「人間関係構築」「課題分析」「企画立案」「プレゼンテーション」「セルフマネジメント」など、あらゆるビジネス要素が含まれています。

つまり、男女問わず、すべての職種のビジネスパーソンに通じる「成功のヒント」でもあります。ぜひ参考にしてみてください。

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法則1)第一印象の前に、第0印象

初対面の人に会うとき、良い第一印象を与えられるように心がけている人は多いでしょう。例えば、「身だしなみを整える」「笑顔でしっかり挨拶をする」など。

しかし、初対面でがっちり相手の心をつかむ人は、事前に「相手はどんな人か」「自分に対してどんな印象を持ってもらいたいか」を考え、準備をしています。

どんな雰囲気の人に好印象を抱くかは、人それぞれです。「明るく元気な人」が好きな人もいれば、「穏やかで優しい雰囲気の人」を好む人もいますし、「知的で落ち着いた感じの人」に好印象を抱く人もいます。事前につかめる範囲は限られているものの、相手のバックグラウンドやキャラクターから「相手が良い第一印象を持つ人物とはどんな人なのか」を想像し、それに合わせて自分をうまく演出している人は、さまざまなタイプの人との関係構築を成功させています。

また、第一印象の重要な要素である「表情」「姿勢」「口調」などは、その場で演じるには限界があります。これらは「人となり」が表れるものであり、内側から自然ににじみ出ます。普段から心がけて「本物」になる努力が必要です。

これらが、人と対面する前に整えておくべき「第0印象」というわけです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

法則2) 質問上手は、1聞いて10引き出す人

優秀なビジネスパーソン像というと、話が上手で、説得力に長けた人物をイメージする人は少なくないと思います。

しかし、特に営業職やコンサルタント職などとして実績を挙げている人は、「聴く」ことが上手。自分の主張を相手に納得させるのではなく、相手にじっくり耳を傾け、相手が何を求めているのかをつかんでいるのです。

優秀なビジネスパーソンは、自分が話す以上に「相手にたくさん話させる」ことで、ニーズを的確につかみ、それに合った提案をすることができます。それによって信頼を獲得し、ビジネスをさらに広げるチャンスを手にしています。

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法則3)昨日の自分より、1ミリ前に出る

同じ場所で毎日、同じような一日を繰り返しているという状況に不安や不満を抱えているけれど、転職など思い切った行動には踏み切れない――そんなときは、昨日よりも少しだけ違う行動をして、一歩前に進んでみてはいかがでしょうか。

まずは漠然とでも「こんな女性になりたい」「こんな生活がしたい」という目標のイメージを描きます。それに対して、無理なくできる行動を起こしてみるのです。

例えば「知的な女性になりたい」なら「本を週に1冊読む」、「海外で暮らしたい」なら「英会話フレーズを1日5個覚える」といったようにです。

チャンスをつかんだ女性たちは、大胆なチャレンジはしなくても、日々少しずつ成長し、年月を経たときには大きな成長を遂げていたりします。

そして、数歩前に進んでみるだけでも、今まで見えていなかったチャンスが意外と手の届く範囲にあることに気付くこともあるのです。

法則4)できない理由を裏返すと、できる方法が見つかる

チャレンジしたい、チャレンジすべき…と思っていても、つい「できない理由」を見つけて言い訳をしてしまう。そうして、行動に移さないまま時が過ぎてしまう――そんな自分にもどかしさを感じている人もいるようです。

優秀なビジネスパーソンも、困難に遭えば「できない理由」を探してしまうこともあります。しかし、異なるのはその次のアクション。不安を抱えながらも、その不安を冷静に受け止め、上手に対処しているのです。

例えば、ある女性は「不器用で応用力がない」というコンプレックスを持っていたけれど、先輩から教わった「基本」をひたすら繰り返していたことで大きな成果を挙げていたりします。

営業職なのに「実は話すのが苦手」という女性は、自分が伝えたいことを文書にすることで、説得力のあるプレゼン書を作り上げています。

「できない理由」に逃げ込まず、まずは動いてみることが大切。動いているうちにできる方法が見つかることもあります。

法則5)自分スイッチを多く持つ

優秀なビジネスパーソンであっても、ずっとフルパワーで走り続けることはできません。ふと立ち止まったとき、そのまま動けなくなってしまうのか、エネルギーを充填して再び走り出せるのか。

後者であるためには、「自分の中にエンジンを持っていること」が重要です。

他人から火を点けられたリ、背中を押されても、自分自身がエンジンを内蔵していなければ、走り続けることはできません。さらには、エンジンのスイッチのオン・オフを自分の意志でコントロールすることができれば、長いビジネス人生のドライブを快適に続けることができます。

ある女性ライフプランナーの場合、「社内コンテストで1位になる」という目標を達成したものの、その後、空虚感を覚えたそうです。そこで「自分はなぜ働くのか」「自分はどんな人間になりたいか」を考え、その答えを自分の「軸」に据えました。それ以来、つらいことがあってエンジンスイッチがオフになりかけたときも、この軸に立ち返ることで再び「オン」にすることができるといいます。

法則6)論理だけでも感情だけでも人は動かない

誰かを説得しようとする場面では、論理的に諭すタイプの人と感情に訴えるタイプの人がいますよね。

相手やシチュエーション次第で、どちらもそれなりに効果があります。ただし、相手に大きな決断をさせようとするなら、どちらか一方では足りないもの。論理に納得し、気持ちが動いてこそ、人は行動を起こすものです。

論理的な思考と、人としての熱い想い。二つをコントロールしながら相手に向き合うことができれば、多くの協力者を得て、ビジネスを発展させることができます。

法則7)大きな決断は、99%直感に従う

「これは自分にとってチャンスかも」と思ってはいても、失敗のリスクを気にしたり、周囲からのネガティブな意見が気になったりして、腰が引けてしまうこともあると思います。自分の判断に自信が持てず、他の人の意見に流された結果、あきらめてしまう人もいます。

あとになって「やはりチャレンジしておけばよかった」と後悔しないためには、自分の直感を信じて行動を起こすことも大切。直感で決断したことを、結果的に「正解」にできるかどうかは自分自身で決められるのです。

自分の信念にもとづいて決断したことであれば、途中で迷うことも少なく、走り続けられるものです。

法則8)壁が見えたらラッキーと思う

長い人生、どこかのタイミングで「壁」にぶつかることがあります。

そのとき、どうリアクションをとるか。

今来た道を戻ってみたり、壁づたいに平行線上を歩いていったりする方法もあるでしょう。でも、壁の向こうにどんな景色があるのか気になったままでは、もやもやした気分が残ってしまうかもしれません。

一方、どんな方法で壁を超えるか考えたり、とりあえずよじのぼってみたりした場合、途中で「これを超えることに何の意味があるんだろう?」という疑問が浮かび、挫折してしまうこともあります。

いずれにしても、大切なのは「マインドセット」。壁に対して、自分がどんな心構え、姿勢で向き合うのかを考え、納得することが大切です。

チャンスをつかんで成功している人の多くは、壁を前にしたときに「越える苦しさ」をイメージして憂うつになったり臆病になったりはしていません。「これを超えれば成長できる」、さらには「成長の機会が巡ってきてラッキー」くらいに気持ちで捉えているのです。

法則9)しなやかさと図々しさを武器にする

「しなやかな立ち居振る舞い」は、女性が本来得意と言われるもの。しかし、「しなやか」をはき違えることで、自分を苦しめてしまうこともあります。

「頑固にならず、柔軟な姿勢でいることが大事」と考え、他の人々の考えや行動を何でも受け入れているうち、いつのまにか「自分」をなくしてしまう人も。人に言われるがまま振り回される事態に陥ってはいけません。

他者からの要求に柔軟に応えながらも、ときには図々しく自分を主張する。相手を立てながらも、キモとなる部分ではさりげなく主導権を握っている。そうすれば、自分が大切にしたいものを守り、自分らしいスタイルで生きていけるでしょう。

法則10)仕事もプライベートも、五感は360°フル稼働

人は日々の生活のなかでさまざまなモノや人に出会います。それらをなんとなくやり過ごすのか、意識を傾けてじっくりと向き合うのか。それによって感性の鋭さ、豊かさに差が生まれるものです。

成功している女性たちの多くは、四方八方にアンテナを張って五感をフル稼働させています。

感受性が研ぎ澄まされると、仕事に欠かせない「想像力」も養われます。アイデアや企画を考える仕事はもちろん、人と接するすべての場面において、相手の考えていることを読み取ったり相手のニーズを察知したりすることに活かされます。

チャンスが近づいてきたときに見逃すことなく、キャッチすることができます。

―― あなたがピンと来たものはありますでしょうか? 自分にとって必要だと感じたものを、ぜひ取り入れてみてください。

プルデンシャル生命保険
チーム「Make a Chance(メイク ア チャンス)」

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2015年、プルデンシャル生命が「輝きたいすべての女性にチャンスを!」という想いのもと、同じく女性活躍推進の活動に取り組むメンバーと共に「Make a Chance Project」を発足。
「現在の日本では女性活躍推進の気運が高まっているが、現実には多くの女性が公正な評価を得られていない、頑張っているのになかなか評価されにくい、さらに子育て中の女性には正規雇用のチャンスすら少ない、働きたくてもその一歩を踏み出せないでいる」という現状に対し、メッセージ発信やノウハウ提供を行う。プルデンシャル生命という会社の枠をこえて、世の中の女性たちがチャンスをつかみ、真の幸せ、成功を手に入れるためのお手伝いをすることを目指す。
活動の一環として、「チャンスをつかんだ女性」に共通するルールをまとめ、『人生でチャンスをつかむ女性の10の法則』(プレジデント社)を出版したほか、女性のためのセミナーを東京、大阪、名古屋、福岡など全国で開催。社内外の講師を交えたトークセッション形式をとっており、参加後のアンケート調査においては満足度96%と好評を得ている。

EDIT&WRITING:青木典子 

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