新人Webマーケター必見!Webマーケティングの基礎がわかる書籍10選

新人Webマーケターのなかには、「SEOってなに?」「アナリティクスってなに?」「リスティング広告ってなに?」という方も多いのではないでしょうか? Webマーケティングをはじめるときにオススメなのが、情報が体系化された書籍からの学習です。書籍は専門的な情報量も多く、基礎をしっかりと築くために有効です。また、基礎の復習として何度も使うことができます。

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今回の記事では、新人WebマーケターのためのWebマーケティングの基礎を学べるオススメ書籍を10冊ご紹介します。

【SEO編】

1.SEO対策のための Webライティング実践講座/鈴木良治著(技術評論社)

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2015年に発売された、SEOについての最新の知識が学べる書籍です。いいコンテンツを作っても、ユーザーに見てもらえなければ意味はありません。「ユーザーに見てもらう工夫」がSEOで、どのようにコンテンツをライティングするとSEO効果が期待できるようになるのかについてをこの書籍で学ぶことができます。

SEOの基本的な概要、実際にSEO効果のあるコンテンツライティングを行うには、どういったところに気を付けるべきか、SEOにも効果のあるコピーライティングはどういったものなのかなど、自分自身で、SEO対策を含んだWebライティングをする場合と代理店などに対策を依頼する場合のどちらでも、この書籍にある知識をインプットしておくと役立ちます。

2.これからはじめる SEO内部対策の教科書/瀧内賢著(技術評論社)

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titleやmeta description、hタグなどのSEO内部対策に関しての基本が網羅されていることはもちろんですが、本書の特徴はその事例の多さ。SEO基準で見た良いサイト、悪いサイトの実例を多数掲載しているため、初心者の方にもとてもわかりやすい内容になっています。さらには、SEO対策に役立つツール・サイト管理ツールの紹介もありますので、タイトルにあるようにまさに「これからはじめる」方に最適な一冊です。

3.10年つかえるSEOの基本/土居健太郎著(技術評論社)

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SEO対策=「GoogleやYahoo!などの検索エンジンで探してもらうための対策」と思っている方は、その前提概念を覆されるでしょう。SEOの本質は、検索エンジン目線ではなく、ユーザー目線。その重要性が強く押し出されています。 SEO初心者はもちろん、SEOを勉強したことがある中級者が復習に読む書籍としてもオススメです。SEO初心者とSEOに詳しい友達の対話形式で展開しているので、テンポよく読むことができます。

4.WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル/松尾茂起著(秀和システム)

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HTMLまた、WordPress サイトでSEO対策をするのに欠かすことのできないプラグインの紹介もあります。300ページ以上にわたり、SEOとWordPressについての解説している、数少ない書籍です。オウンドメディアなどのコンテンツ主体のサイトを成功させるために、WordPressというCMSをどう活用すればいいのか、WordPressを用いてどうSEOに強いサイトを制作するのか、といった知識を存分に得ることができます。WordPressを導入したことがない初心者でも、インストール方法の解説がありますので、この1冊があれば大丈夫です!

8,568通り、あなたはどのタイプ?

【Web解析編】

Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門/いちしま泰樹著(インプレスジャパン)

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Webサイトの分析・解析に欠かせないツールとして、Google アナリティクスは広く利用されています。この本は、単にGoogleアナリティクスの使い方を解説しているのではなく、Web解析のどこに時間を割くべきなのか、データをどうやって分析していくべきなのかについても、分かりやすくまとめられています。また、2014年にアップデートされた「ユニバーサルアナリティクス」にも対応している書籍です。「アクセス解析を見ているだけ」から一歩進みたい新人Webマーケターにぴったりです。

Google Analyticsで集客・売上をアップする方法/玉井昇著(ソーテック社)

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Google アナリティクスで得たデータを実際のWebマーケティングに活かし、集客につなげるためのコツがわかります。また、Googleウェブマスターツールの登録方法や基本的な使い方も学ぶことができます。現在運営しているWebサイトの問題点を把握・改善し、コンバージョン率の増加を達成する醍醐味を味わいたいのであれば、一読すべき1冊です。

7.頼られるWeb担当者になる! Googleウェブマスターツールの教科書/大本あかね・菊池崇著(マイナビ)

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Google アナリティクスと並んで、WEBサイトの分析・解析に欠かせないツールとして、Googleウェブマスターツールがあります。

この書籍は、「スパム対策」や「Google検索とYahoo検索の違い」といった基礎知識と、GoogleウェブマスターツールとGoogle アナリティクスの連携といった実践的な内容の両面で構成されており、Googleウェブマスターツールを運用するための具体的なノウハウがつまっています。Webマーケター必携の『教科書』といえるでしょう。

*2015年5月、Google ウェブマスターツールはGoogle Search Consoleと名称変更しましたが、書籍の解説内容はGoogle Search Consoleでも活用できます。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

【リスティング広告編】

8.新版 リスティング広告 成功の法則/阿部圭司著(ソーテック社)

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現在の日本では、リスティング広告配信のプラットフォームは、大きく分けて2つあります。「Yahoo!プロモーション広告」と「Googleアドワーズ」です。この本は、「Yahoo!」「Google」のどちらか片方に偏ることなく、もれなく両方取り扱ってくれるうれしい書籍です。はじめてリスティング広告を学習する新人Webマーケター必携の1冊です。

専門用語についての索引がないのが残念ですが、次にご紹介する書籍で補いましょう。

【専門用語編】

9.ICTことば辞典/大谷和利・三橋ゆか里・江口晋太朗著(三省堂)

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ここまで紹介してきた書籍は、Webマーケター必見のものばかりですが、専門用語が多く、ときに難しく感じてしまうこともあるかもしれません。この書籍はわかりやすい用語解説に加えて、著名な専門家によるコラム、さらにはイラストや写真も豊富にあり、最後まですらすらと読み進めることができます。専門用語に対する苦手意識を払拭するきっかけとして、この書籍を手に取ってみてください。

【コピーライティング編】

10.広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい/本田哲也・田端信太郎著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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これまで、SEO対策やWeb解析、リスティング広告などの視点から、マーケティングの基礎を学べる書籍を紹介してきました。最後に身につけたいのは、人の心を動かす「コピーライティング」です。

この書籍では、1000人を動かす例から10億人を動かす例まで、著者の切れ味鋭い考察によって学ぶことができます。ただのノウハウや事例紹介に終わらない考察が素晴らしいです。

さいごに

検索エンジンで「Webマーケティング」を調べると、膨大な情報が見つかります。その中から初心者が知るべき情報を選別するだけで相当な時間がかかってしまいます。今回ご紹介した書籍を活用してWebマーケティングの基礎を体系的に学び、土台をしっかり築いておきましょう。

ライター:瀧澤和也

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