きゃ: |
梅西さん、藤ノ木さん、今日はよろしくお願いします。ソフトバンクモバイルさんにはたくさんのサービスがありますが、おふたりのご専門を教えて下さい☆
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梅西: |
私は新卒で入社し、「Yahoo! BB」というブロードバンド回線サービスの機器の設備管理に携わりました。それから家庭内の電波環境を改善するホームアンテナの施工管理を経て、現在は、電波環境が良好ではない小売店に向けてアンテナ設置を提案し、設備機器を設置するところまでの流れを管理しています。
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きゃ: |
一貫して管理業務をなさっているんですね。具体的にはどのような内容を管理しているんですか?
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梅西: |
現在、全国の協力会社のスタッフが、飲食店などの小売店に向けて「電波を改善しませんか?」と提案して獲得した案件の管理です。エリアや、実際に訪問・調査した日時、工事の日程と内容、施工が遅れているのなら原因は何なのか、などなど、さまざまな項目が管理の対象です。調査や施工自体は各地の協力会社が行いますが、それら全国47都道府県の協力会社のサポートとスケジュール管理は私の仕事です。
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きゃ: |
全国ですか! 対象エリアのお店だけでも膨大な数がありそう……。
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梅西: |
地下の飲食店などに「アンテナつけさせてください」と営業するのは、そのお店に来店したお客さまに「地下でもソフトバンクはつながるね」と思ってほしいから。調査を含めて料金は無料ですから、お店にとっても当社にとってもメリットがあるんです。プラチナバンドでのサービスがスタートして順次電波状況が改善しているので、そういったお店からアンテナ機器を回収する業務のスケジュールも管理しています。
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きゃ: |
お仕事をしていて難しい点は?
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梅西: |
私が連絡するのは協力会社の中でも一次窓口のスタッフなのですが、全国の実務担当者までソフトバンクモバイルの意志を徹底することに難しさを感じています。協力会社はソフトバンクモバイルの仕事だけをしているわけではないので、我々の仕事に誇りを持って対応してもらえるように、メールだけでなく電話でも積極的にコミュニケーションを取り、意志疎通を図っています。
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きゃ: |
以前は一般家庭にホームアンテナを取り付ける業務の施工管理をなさっていたそうですが、その場合、お客さまの「電波の入りがよくない」というクレームをきっかけに調査が始まりますよね。ご苦労もあったのではないでしょうか?
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梅西: |
いえ、直接意見を言ってくださるお客さまはソフトバンクモバイルの携帯電話を使い続ける意志のある人たちですから、ありがたいんですよ。黙って離れていかれることが一番こわいので、苦労よりも、「なんとかしなきゃ!」という使命感の方が圧倒的に強いです。
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きゃ: |
社員の鑑ですね! 藤ノ木さんは今年転職されたばかりだとか。前職では何をされていたのですか?
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藤ノ木: |
前の会社はSIerで、ほぼ顧客先へ常駐して社内ネットワークの構築をしていました。常駐先で仕事をしていると、自社への帰属意識が薄れてきたり、顧客先の会社に対しても一歩引いてしまうんです。次は「これが自分の作ったサービスだ!」と胸を張って、責任をもってお客さまに提供するような仕事がしたくてソフトバンクモバイルを選びました。
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きゃ: |
それならば、ソフトバンクモバイルさんのようにブランド力が高くて、公共性も高いお仕事はぴったりですね☆
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藤ノ木: |
そうですね。前職はモバイルキャリアではなかったので、転職した当初は、ネットワークに対しての考え方の違いや手がけたことのない技術に驚くこともありました。今は必死に吸収し、仕事を覚えながら、プロジェクトを推進しているところです。
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きゃ: |
現在はどのようなお仕事をなさっているんですか?
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藤ノ木: |
全国の基地局にある「Yahoo! BB」のネットワーク機器を、新しく性能のいいものにリプレイスして通信速度を速める目的のプロジェクトに携わっています。担当している仕事の領域が広くて、ネットワークの設計から、機械購入などの予算管理、試験環境での検証、そして実際に現地の機械にシステムの設定をして線をつなぐ作業まで僕のチーム4名で担当しています。上流工程から現場まで、すべてを手がけることができて、世界が広がりました。ネットワークは奥が深いです。
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きゃ: |
4名のチームなんですか。設計と設置ってチームが分かれているのかと思ってました。
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藤ノ木: |
僕も大企業に対してそういうイメージを持っていたのですが、当社はそれぞれが専門の業務を小さなユニットで担当することが多いようです。
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梅西: |
私の施工管理チームも、私を含めて数名で管理しています。一人ひとりの責任は重大ですよ!
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きゃ: |
少数精鋭部隊の集まりなんですね! ステキです☆ |