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Webデザイナー
インタビュー くわしく見る
Webデザイナーはサイト上のおもてなしの達人だ 花形 美津子 さん(仮名)
PROFILE 花形 美津子 さん(仮名)
年齢 28歳
学歴 デザイン系専門学校
住まい 賃貸マンション(独身ひとり暮らし)
趣味 インターネット閲覧、ニュースサイト巡回、読書
職歴 新聞社編集アシスタント2年→新聞社ウェブ制作デザイナー4年
座右の銘 今がよければすべてよし
血液型 AB型
星座 乙女座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】350万円
どんな仕事?
文字や写真、イラストを適切に配置するインターネット職人
花形さんが働いているのは、某大手新聞社のウェブ制作部門。新聞社のニュースサイトだけに、外電でやってくるニュースを更新するスタッフが24時間体制で常駐している忙しい職場だ。

「でも、制作担当のデザイナーは、昼から20時までが勤務時間。ワールドカップやオリンピック、甲子園などの大きなイベントがない限りは週休2日なので、それなりに規則正しいですよ。野球やサッカーがシーズンオフの冬の間は、わりとヒマな時期ですね。逆に言えば、春から夏にかけては目も回るほど忙しくなるってことですけど(笑)」

花形さんは、サイト構築からデザイン、それからHTML言語を用いてソースファイルを作成するコーディング作業までを担当する。最初は編集担当者から写真や文字などの材料を受け取って、それをどう配置するか、紙に書いて構想を練る。だいたいのイメージが固まったところでパソコンに向かい、画像処理ソフトでデザインしていく。

「ページ構成が複雑なものになると、途中から新しい材料が追加になったりするので、出来上がりまで20回くらいは手を入れます。選手名鑑やチーム紹介のページなどは、だいたい公式発表のある2月くらいから作り始めて、3月までにアップするような感じ。こういうページは、打率や防御率といった数字がズラリと並びますが、それをチェックするのが大変な作業なんです。私はこの仕事をするまで野球は門外漢でしたが、否が応でもくわしくなっちゃいました」
「職業病だなぁ」と思うとき
壁の絵の傾きが気になる
壁の絵の傾きが気になるイラスト
部屋の壁にかかった絵は気にしないようにと思っても気になります。ウェブを見ても、1ピクセルの歪みでも気持ち悪く感じます。
求められる能力は?
美的センス以上に大切なのはおもてなしの心
デザインするにあたって花形さんが気をつけていることは、きれいさだけでなく、わかりやすさ、使いやすさだという。

「お年寄りや子供でも、どこに何が書いてあるかが理解できて、ストレスなく巡回できるページが理想ですね。インターネットは、使えてなんぼですから、いくらきれいなデザインのアイデアが浮かんでも、使い勝手が悪ければ成立しません」

そうした使い勝手のよさを表現するには、そこに表示される情報の意味をよく理解しなければならない。
「例えば、株式情報が掲載されている経済サイトなどは、株式の情報にある程度通じている人が見ますので、そうした人にとってわかりやすい見せ方は何だろうと考えれば、それなりの勉強をしなければなりません。最初に見だしを読んでもらって、次に本文、グラフという具合に目を移していく順番を推し量りながら文字の位置や大きさ、色を決めていくんです」

ようするに、Webデザイナーに必要なのは、美的センスだけでなく、おもてなしの心なのかもしれない。

「確かに、接客業に似ていますね。サイトに来た人の顔は見えませんが、『次にどのページを読めばいいかわからない』なんて迷ったりしないよう、気持ちよくページを巡回してもらうためには、見る人の気持ちに立つことが大切です」
この仕事のやりがいは?
アクセス数ナンバーワンのときは思わずガッツポーズ
24時間、いつでもどこでも見ることができるインターネット。そのため、知り合った人から「いつも見てるよ」と言われることも多く、「面白いよね、あのサイト」と言われたときは素直にうれしいとか。

「あと、インターネットは誰が、どれくらいの頻度でサイトを覗いたかといったデータがすぐに出ますので、成果がわかりやすいという面もありますね。自分がデザインを手がけたページがニュースサイトの中でアクセス数ナンバーワンになったときは、うれしくて思わずガッツポーズが出ましたから」
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
速
技術の進歩の速度についていくので一生懸命。ボスも新しモノ好きなので「私もまだまだ」と頑張っています。
また、サイトを利用した人からのメールなどもよく寄せられる。

「必ずすべてに目を通しますね。『ここが見にくい』などのクレームには、よりよいサイトを作るためのヒントがありますから。同じように、自分がデザインしたページは、席を並べているデザイナーに見せて意見を聞いたりすることもよくあります。インターネットは今後もまだまだ進化していきますから、いつも勉強が大事。奥が深いからこそ、やりがいもあるんです」
FAQ 花形 美津子 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 最初は編集アシスタントをしていたんですが、制作チームが面白そうで、遊びに行って教えてもらったりするうちにいつの間にか、この仕事をするようになっていました。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 自分がデザインしたページが多くの人の目に触れるという点でやりがい充分です。日々の経験が自分のスキルアップにもつながるので、いつも前向きに仕事ができます。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A パソコンやインターネットの知識は重要ですが、それ以前に、人に気配りができるとか、細かいことに気づく能力が大切ですね。意外に接客業の経験者に向いていたりして。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A 私のように、パソコン初心者からはじめて、仕事をしながら技術を覚えていくパターンもあるかもしれないが、今はやはり、スクールや専門学校などである程度の基礎的な勉強をしたほうがいいと思います。頑張って!
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