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フライトアテンダント
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フライトアテンダントは安全確保からサービスまで行う守り神だ 小田原 圭 さん(仮名)
PROFILE 小田原 圭 さん(仮名)
年齢 35歳
学歴 家政学部
住まい 一戸建て(実家)
趣味 世界遺産巡り
職歴 ホテル1年→フライトアテンダント9年
座右の銘 夢は必ず叶う
血液型 A型
星座 魚座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】500万円
どんな仕事?
楽しく、そして安全な空の旅をお客様に提供する
大手航空会社でフライトアテンダントを勤める小田原さんは、航空業界でも花形と言われる国際線を担当している。

「例えばシカゴ線のフライトだと、出発時間の3時間前には空港に到着し、着替え、ミーティング、必要書類の提出などを行います。そして機内へ入り、搭載品の確認、機内で流すビデオや清掃状況のチェック。お客様の搭乗が始まると、あとはサービスに徹します。座席案内から食事の準備、お客様の要望に対応したり。到着までの13時間弱の間、2時間程度の休憩を交代でとりながら機内作業を行います。そして、着陸後はお客様を見送り、自分たちもホテルで2泊し、翌日のフライトに備えます。帰国後は3日休んで次回のフライトへ…という流れです」

いろいろな作業がある中で、やはりこの仕事はお客様商売であると、声を大にして小田原さんは言う。

「ひと言で言うと頭を下げてなんぼの世界ですよ(笑)。私たちが予想もしないことで怒ってしまうお客様もいらっしゃいますから。ドリンクサービスが回ってくるのが遅い、ワゴンを引く音がうるさい、なんてことで怒られるのはザラ。子供が泣いて困っている母親がいれば、絵本を持ってきたり、抱っこしたりと乗務員があやすお手伝いをしますが、その時も"お騒がせしてすみません"と、周りのお客様に頭を下げたり。しかし、謝り方にマニュアルはありませんから、その方が何故怒っていて、どうすれば満足するのかを表情や話し方を見て臨機応変に対応していきます。この対応をできるようになるまでが大変で、10年、20年勤務のベテランアテンダントでも日々、勉強の毎日なんですよ」
「職業病だなぁ」と思うとき
サービスを観察してしまう
サービスを観察してしまうイラスト
レストランやホテルに泊まると、スタッフのサービスが気になります。やる気のないスタッフには注意することも(笑)
求められる能力は?
語学スキルはもちろん、良い意味での協調性が必要
フライトアテンダントと言えば、語学能力、マナー知識、VIPと接する際の社会的教養など、さまざまなスキルを要する仕事のイメージがあるが、実際はと言うと…。

「人当たりの良さ、協調性が何よりも必要とされますね。この能力をどこで使うかと言うと社内なんですよ。やはり、フライトアテンダントは女性の世界。上下関係も厳しいし、かなり体育会系なんです。言葉遣いや礼儀を重んじる傾向があるので、先輩に対して失礼な態度に出ると怒られることも多いんですよ。そして、基本的に12〜3人のチームでフライトに入るので、乗務員同士の協調性がないとお客様によいサービスができなくなる可能性もありますから」
お客様相手に必要とされる能力だってもちろんある。

「フレキシブルな考え方ができること、そしてクヨクヨしないポジティブさを持つこと。これはサービスをする際、絶対に必要な考え方です。お客様は十人十色の要望を持っていて、性格もバラバラ。どんな要求を出されても、ベストな状態でお客様が満足できるような対応をしなければプロとは言えません。サービスに“毎日同じ仕事”はありませんから。そして、お客様から理不尽に怒られて悔しかったり悲しい思いをすることも多々あります。その気持ちを業務中にズルズル引きずるようじゃアテンダントは務まりません。自分が悪くなければすぐに忘れる…ぐらいのポジティブさがないと、精神的に参っちゃいますよ」
この仕事のやりがいは?
世界各国の文化に触れて人間的な視野が広がる
「想像以上の肉体労働、精神的負担、業務内容に見合わない給与、など、文句をあげればキリがない」

と小田原さんは笑うが、それでも9年もこの仕事を続けているのは、その不満を超える経験が得られるから。

「やはり、世界各国を回りさまざまな文化に触れられることは何よりの財産になりますね。仕事の合間とは言え、フライトによっては自由時間ができることもあるので、観光をする事もあります。それぞれの国に行きつけのレストランもあるし、お気に入りのマラソンコースもあるぐらい。国際線の担当になって、色々な国に行くようになり本当に視野が広がったと思います。この仕事に就いていなかったら絶対に行かないような国や文化と出会えますから」
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
楽
「ラクさ」と「楽しい」の両方を感じられるので。オフィスで一人だけ残業なんてことがないから気持ちがラク
サービス業ならではのやりがいを実感することも多々ある。

「お客様からの『ありがとう、楽しかったわ』の言葉は何度聞いても嬉しいですね。私たちは飛行機に乗ることが日常でも、そうじゃない方も多い。子どもに絵葉書やノベルティをあげると『いい思い出になったわ』なんてお子さんをはじめ、家族の方に言われると、しみじみと良かったなと思うんですよ。昔、自分が飛行機に乗る際、フライトアテンダントを見て憧れたり、優しい言葉をかけてもらって嬉しかった気持ちを、感じてもらえたかなって」
FAQ 小田原 圭 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 女性ならではの仕事ですから、女の子なら一度は憧れる職業だと思うんですよ。海外にも行けるし、女性が主体の職場なので長く働きやすいかなと思ったのも動機ですね。だから、何回面接に落ちてもやりたかったんです。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A この仕事だからこそ、できることがたくさんありますからね。海外に行ったり、文化に触れたり、世界のVIPを接客したり。普通の会社勤めじゃ、なかなか出会えない人や世界を覗けるのが良いですね。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A チームワークを大切にできる人かな。フライトはチームで乗りますから、協調性が求められます。1回のフライトを乗務員同士で協力しながら務めるので、周りをみながら仕事ができる人が良いですね。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A なりたいと思っていて、なれるチャンスが巡ってくればぜひともチャレンジして欲しい。面接の際では、面接官に対して“会いたかった人にやっと会えた”ぐらいの気持ちで楽しめば自然な笑顔もでるハズです。
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